前場コメント No.3 ヨネックス、ブイキューブ、PATH、7&I-HD、住友商、任天堂

2024/11/27(水) 11:30
★9:02  ヨネックス-東海東京が目標株価引き上げ 積極的なマーケティングにより成長持続を予想
 ヨネックス<7906.T>が買い気配。東海東京インテリジェンス・ラボでは、積極的なマーケティングにより成長持続を予想として、レーティング「Outperform」を継続、目標株価を2000円→2280円に引き上げた。

 会社側は25.3期通期業績について、上方修正し、売上高1340億円(前年比15.1%増)、営業利益131億円(同12.8%増)とした。東海東京は前回予想を上方修正し、売上高1345億円、営業利益135億円と予想している。日本は国内の堅調な推移に加え、インドなど海外代理店向け販売の増加を見込む。海外は、北米はほぼ前回と同水準の予想だが、中国を中心にアジアの伸び、ヨーロッパはバドミントン製品の販売増加を見込んでいる。中国は7月下旬から開催されたパリオリンピックで中国選手が活躍した効果により引き続きバドミントン製品の販売が好調に推移するとみる。会社側は25.3期下期にさらなるファン拡大に向けてマーケティング投資などを強化する方針。その効果が26.3期以降の業績に寄与すると予想している。

★9:02  ブイキューブ-買い気配 米DeepBrain AIとサービス開発などで基本合意
 ブイキューブ<3681.T>が。同社は26日、AI生成によるバーチャルヒューマンビデオなどを提供するDeepBrain AI(米国)と、日本で2社目となる販売代理店ならびにサービス開発、マーケティング戦略において基本合意契約を締結したと発表した。

 今回の契約により、DeepBrain AIが提供するサービスに同社独自のサービスカスタマイズを加え、日本における実証実験への着手と実際の導入支援を開始する予定。社内研修やカスタマーサポートなどをはじめ、あらゆるコミュニケーションの場面におけるコスト削減・効率化に寄与し、スムーズなデジタルコミュニケーションの実現を推進するとしている。

★9:02  パス-3日ぶり反落 新株・新株予約権を発行 調達資金は木質バイオマス発電への投資資金などに充当
 パス<3840.T>が3日ぶり反落。同社は26日、サスティナ(東京都渋谷区)およびユニ・ロット(大阪市中央区)を割り当て先とする第三者割り当てによる新株式、EVO FUNDおよびサスティナを割り当て先とする第16回、第17回、第18回、第19回新株予約権の発行を行うと発表した。

 同社はサスティナおよびユニ・ロットに発行価格111円で747万7400株(サスティナ:450万4500株、ユニ・ロット:297万2900株)を発行する。新株式の発行については、金銭以外の財産(デット・エクイティ・スワップおよび不動産)による現物出資の方法によるため、現金による払い込みはない。
 また、EVO FUNDおよびサスティナに新株予約権を31万6126個(第16回:16万個、第17回:2万個、第18回新株予約権:1個、第19回新株予約権:12万6126個)割り当て、合計で差引手取概算38億0907万7656円を調達する。調達資金は、木質バイオマス発電への投資資金や木質バイオマス発電施設建設資金、新規商品開発、仕入資金およびプロモーション費などに充当する。

 新株予約権の潜在株式数は3161万2600株(第16回:1600万株、第17回新:200万株、第18回:100万株、第19回:1261万2600株)で、行使価額は第16回:111円、第17回:200円、第18回:250円、第19回:111円。なお、第16回、第17回、第18回はEVO FUNDに、第19回はサスティナに割り当てる。

 併せて、新たな事業を開始することも発表した。新たな事業の概要は、再生可能エネルギーの事業用地を中心とした不動産の取得、賃貸および仲介、再生可能エネルギー事業への出資、カーボンクレジットおよびボランタリークレジットの創出、仕入および販売などとしている。

★9:03  セブン&アイ-続伸 米ファンド「フォートレス」がヨーカ堂買収に名乗りと報じられる
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が続伸。テレビ東京は26日、米ファンドのフォートレス・インベストメント・グループが、同社傘下のイトーヨーカ堂の事業を統括する会社の買収を検討していることが分かったと報じた。

 報道によれば、同社はイトーヨーカ堂の上場をめざしてスーパー事業を統括する会社の株式売却を進める方針で、第1次入札が今月28日に締め切られるようだ。フォートレスは「そごう・西武」に続く大型買収に乗り出すとしている。また、26日付の日本経済新聞朝刊は、住友商事<8053.T>が同統括会社の買収を検討していると報じた。

★9:04  住友商事-もみ合い セブン傘下のスーパー統括会社買収を検討=日経
 住友商事<8053.T>がもみ合い。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社がセブン&アイ・ホーディングス<3382.T>傘下のスーパー、イトーヨーカ堂や外食事業などを統括する会社の買収を検討していることがわかったと報じた。
 
 記事によれば、セブン&アイによる統括会社の株式売却に向けた入札手続きに参加する方針のようだ。同社は傘下に食品スーパーのサミットやドラッグストアのトモズを持つ。イトーヨーカ堂などと商品開発や調達などで相乗効果を発揮しやすいと見込むとしている。

★9:04  任天堂-3日続伸 中国でスイッチのオンラインサービスを2026年に打ち切りと伝わる
 任天堂<7974.T>が3日続伸。ブルームバーグは26日、同社が中国で、家庭用ゲーム機「スイッチ」のオンラインサービスを2026年に打ち切ると報じた。

 記事によれば、同社が中国で提携するテンセント・ホールディングスのアプリ「微信(ウィーチャット)」で明らかにしたようだ。同社は2026年3月31日からオンラインストアでのゲームとソフトウエアの販売を停止し、同年5月にはサービスのダウンロードも終了するとしている。


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