前場コメント No.6 航空電、ＱＢネットＨＤ、日本調剤、北陸電、関西電、九州電
★9:34 日本航空電子－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ ADASの収益性改善など反映
日本航空電子工業<6807.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、ADAS（先進運転支援システム）向けの収益性改善や新規プロジェクトの獲得を予想に反映。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価を2700円→2900円に引き上げた。
スマートフォン向け部品の取り込みタイミングの前倒しやシェア変動による影響はあるが、Type-Cの新規プロジェクトを獲得したことにより、ＳＭＢＣ日興では下期営業利益は期初会社計画（90億円）に近い水準を達成できると予想。また、ADAS向け部品の主要顧客内での横展開が一巡しており、来期以降の成長率が鈍化する可能性はあるが、収益性に改善の兆候が見られたと評価した。業績以外では、主要株主の保有株に関する方針も今後の焦点としている。
日本航空電子工業<6807.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、ADAS（先進運転支援システム）向けの収益性改善や新規プロジェクトの獲得を予想に反映。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価を2700円→2900円に引き上げた。
スマートフォン向け部品の取り込みタイミングの前倒しやシェア変動による影響はあるが、Type-Cの新規プロジェクトを獲得したことにより、ＳＭＢＣ日興では下期営業利益は期初会社計画（90億円）に近い水準を達成できると予想。また、ADAS向け部品の主要顧客内での横展開が一巡しており、来期以降の成長率が鈍化する可能性はあるが、収益性に改善の兆候が見られたと評価した。業績以外では、主要株主の保有株に関する方針も今後の焦点としている。
★9:40 ＱＢネット－3日続伸 2025年2月1日より価格改定 通常価格1350円→1400円
キュービーネットホールディングス<6571.T>が3日続伸。同社は16日、2025年2月1日より国内の「QB HOUSE」全店でサービス価格を改定すると発表した。通常価格1350円（税込）→1400円（税込）に改定する。
サービス価格の改定を行う一方で、これまで好評だった、「ツキイチ・キャンペーン（65歳以上の顧客を対象に前回の利用から月に1度の利用で100円の割引を行うサービス）」を全年齢に対象を拡大するとしている。
キュービーネットホールディングス<6571.T>が3日続伸。同社は16日、2025年2月1日より国内の「QB HOUSE」全店でサービス価格を改定すると発表した。通常価格1350円（税込）→1400円（税込）に改定する。
サービス価格の改定を行う一方で、これまで好評だった、「ツキイチ・キャンペーン（65歳以上の顧客を対象に前回の利用から月に1度の利用で100円の割引を行うサービス）」を全年齢に対象を拡大するとしている。
★9:48 日本調剤－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 取り巻く環境は引き続き厳しい
日本調剤<3341.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、取り巻く環境は引き続き厳しいと指摘。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価を1620円→1510円に引き下げた。
同社の25.3期上期決算は会社計画を大幅未達となった。調剤では、処方せん枚数がコロナ、インフルエンザなど急性期疾患の流行の反動減を受け、改定影響やコストアップ、薬価差縮小により収益性が低下した。医薬品製造販売（GE）事業でも出荷停止が悪影響した（7月から製造/出荷は再開）。ＳＭＢＣ日興では会社計画達成のハードルは高いとみるが、悪材料はおおむね出尽くしたと想定。まずは下期のコスト削減策に期待としている。
日本調剤<3341.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、取り巻く環境は引き続き厳しいと指摘。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価を1620円→1510円に引き下げた。
同社の25.3期上期決算は会社計画を大幅未達となった。調剤では、処方せん枚数がコロナ、インフルエンザなど急性期疾患の流行の反動減を受け、改定影響やコストアップ、薬価差縮小により収益性が低下した。医薬品製造販売（GE）事業でも出荷停止が悪影響した（7月から製造/出荷は再開）。ＳＭＢＣ日興では会社計画達成のハードルは高いとみるが、悪材料はおおむね出尽くしたと想定。まずは下期のコスト削減策に期待としている。
★10:02 北陸電力－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 顧客防衛で想定以上に健闘
北陸電力<9505.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、顧客防衛で想定以上に健闘とし、投資評価は「2（中立）」を継続、目標株価を850円→1090円に引き上げた。
25.3期上期は燃料費調整制度のタイムラグ差益縮小が大きな下押しとなったが、総販売電力量の増加により一部押し返した。ＳＭＢＣ日興では、競争力の高い石炭火力を卸販売で有効活用できていると評価している。法人向け電気料金は安い水準ではないが、域内の新電力シェアは大手電力の中で最低水準であり、顧客とのリレーションが築けている可能性もあると指摘。一株あたり配当はＳＭＢＣ日興利益予想の増額と25.3期上期決算での増配発表を踏まえて、25.3期17.5円/株、以降毎期5円ずつ増配へと引き上げた。
北陸電力<9505.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、顧客防衛で想定以上に健闘とし、投資評価は「2（中立）」を継続、目標株価を850円→1090円に引き上げた。
25.3期上期は燃料費調整制度のタイムラグ差益縮小が大きな下押しとなったが、総販売電力量の増加により一部押し返した。ＳＭＢＣ日興では、競争力の高い石炭火力を卸販売で有効活用できていると評価している。法人向け電気料金は安い水準ではないが、域内の新電力シェアは大手電力の中で最低水準であり、顧客とのリレーションが築けている可能性もあると指摘。一株あたり配当はＳＭＢＣ日興利益予想の増額と25.3期上期決算での増配発表を踏まえて、25.3期17.5円/株、以降毎期5円ずつ増配へと引き上げた。
★10:03 関西電力－11日続落 高浜発電所2号機の長期施設管理計画が認可
関西電力<9503.T>が11日続落。同社は16日、原子力規制委員会から高浜発電所2号機の高経年化対策に係る長期施設管理計画が認可されたと発表した。同申請は､2024年7月19日に同委員会に提出したものだという。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
関西電力<9503.T>が11日続落。同社は16日、原子力規制委員会から高浜発電所2号機の高経年化対策に係る長期施設管理計画が認可されたと発表した。同申請は､2024年7月19日に同委員会に提出したものだという。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★10:03 九州電力－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き下げ 料金見直しで収益力向上
九州電力<9508.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、料金見直しで収益力向上とコメント。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は2290円→2070円に引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、11月28日に電気料金の見直しを発表した点に関して言及した。国国内最安値の電気料金を維持しつつ、マージン・利益拡大につながる可能性の高い見直しと評価している。料金プランごとの見直しが細かいこと、料金プランの変更や他社への切り替えが発生する可能性等もあり利益に与える影響、見通しを示していないが、法人向けでは平均+0.8円/kWh程度マージンが拡大するとみている。一方で、新電力・他社大手電力への切り替えも一定程度発生すると想定し、26/3期の増益影響として300億円を織り込んでいる。
九州電力<9508.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、料金見直しで収益力向上とコメント。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は2290円→2070円に引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、11月28日に電気料金の見直しを発表した点に関して言及した。国国内最安値の電気料金を維持しつつ、マージン・利益拡大につながる可能性の高い見直しと評価している。料金プランごとの見直しが細かいこと、料金プランの変更や他社への切り替えが発生する可能性等もあり利益に与える影響、見通しを示していないが、法人向けでは平均+0.8円/kWh程度マージンが拡大するとみている。一方で、新電力・他社大手電力への切り替えも一定程度発生すると想定し、26/3期の増益影響として300億円を織り込んでいる。
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