前場コメント No.7 サンリオ、アセンテック、テクマトリックス、ポート、GMO-R&AI、セイコーG

2024/12/17(火) 11:32
★10:08  サンリオ-大幅高 きょう受渡日も買い戻しが優勢
 サンリオ<8136.T>が大幅高。きょう17日が売り出しの受渡日となっている。

 発行価格を4540円を下回る4463円で寄り付いたものの、その後前日比6%高の4700円まで上昇する場面がみられる。事前に売りを入れていた向きの買い戻しなどが株価を押し上げている。売買も活況で10時過ぎ時点で売買代金ランキング5位となっている。

★10:11  アセンテック-急落 3Q累計営業益55%増もサプライズなし
 アセンテック<3565.T>が急落。同社は16日、25.1期3Q累計(2-10月)の連結営業利益は7.0億円(前年同期比55.1%増)だったと発表した。

 仮想デスクトップ事業領域における大型案件や、自社製品である「リモートPCアレイ」の売上高増加などが寄与した。

 なお、同社は11月26日に通期見通しの上方修正と増配を発表し、その後株価が堅調に推移していた。今回の決算発表では追加のサプライズがなかったこともあり、材料出尽くしによる売りが出ている。

★10:14  テクノマトリックス-反発 情シス部門向け情報集約管理ツール 「SAMURAI-Box」を提供開始
 テクマトリックス<3762.T>が反発。同社は17日10時、連結子会社のクロス・ヘッドが、「情シス SAMURAI」を利用している契約先企業から寄せられたニーズをもとに、情シス業務に関連するさまざまな情報を集約管理できるツール「SAMURAI-Box(サムライボックス)」を開発し、サービス提供を開始したと発表した。

 「SAMURAI-Box」はSaaS型サービスで、企業の情報資産、情シス業務を適切に一元管理・可視化する企業の情シス標準管理データベースだとしている。
 

★10:27  ポート-SBIが目標株価引き上げ 25.3期は過去最大級の最需要期に
 ポート<7047.T>が大幅反発。SBI証券では、25.3期は過去最大級の最需要期になると予想。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を3690円→3700円に引き上げた。

 同社は4Qが過去最大級の最需要期になるとの見通しから、営業利益の会社計画を上方修正。SBIでは25.3期上期決算内容を踏まえて業績予想を見直した。人材領域で就職活動の早期化により2Q実績がSBI予想を下回ったことを25.3期通期見通しに反映、保守的に見直した。また、成約単価上昇が続いているエネルギー領域の予想を上方修正し、これに伴い目標株価も引き上げたとしている。

★10:32  GMOリサーチ-6日ぶり反落 来期見通しを発表 特殊要因による悪影響が改善傾向
 GMOリサーチ&AI<3695.T>が6日ぶり反落。同社は16日、25.12期通期の連結営業利益予想を4.8億円(予想値の前期比79.9%増)にすると発表した。

 国内調査会社向けにおける業界の資本再編や特定大型案件の減少などの特殊要因、海外市場における高原価案件の絞り込みなどの特殊要因による悪影響が改善傾向にあり、この傾向が来期も続くことを予想するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:45  セイコーG-大和が目標株価を引き上げ ウオッチ中心に業績好調、今後のポイントは海外
 セイコーグループ<8050.T>が続落。大和証券では、ウオッチ中心に業績好調、今後のポイントは海外と指摘。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価は4400円→5000円に引き上げた。

 大和予想は、25/3期:売上高3,070億円(YoY+11%、従来3,060億円)/営業利益200億円(同+36%、195億円)、26/3期:同3145億円(YoY+2%、従来3,160億円)/営業利益215億円(同+8%、据置)。EVSの好調とDS、SSの弱含みを反映させた。国内インバウンドの伸び率鈍化が見込まれる中で、次なるドライバーになり得るのは海外GSの再成長等になると指摘。海外でのプロモーション強化見通しが示されており、早期の成果創出とできるか注目している。


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