後場コメント No.2 KADOKAWA、REMIX、マルゼン、塩野義、カネカ、豊田合
★12:56 KADOKAWA-SMBC日興が目標株価を引き下げ EPS希薄化影響を反映
KADOKAWA<9468.T>が続落。SMBC日興証券では、EPS希薄化影響を反映。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を4300円→4100円に引き下げた。
SMBC日興は同社の業績予想を見直し、1月7日付けで完了したソニーグループ<6758.T>を割当先とする第三者割当による新株式の発行を反映。これにより、DCF(ディスカウント・キャッシュ・フロー)法による目標株価を引き下げた。今後のカタリストとして、「ELDEN RING NIGHTREIGN(25年発売予定)」を始めとするフロム・ソフトウェア関連のニュースフロー、出版・IP創出事業の営業利益率改善の確認、各ステークホルダーとの関係性の変化などに注目としている。
KADOKAWA<9468.T>が続落。SMBC日興証券では、EPS希薄化影響を反映。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を4300円→4100円に引き下げた。
SMBC日興は同社の業績予想を見直し、1月7日付けで完了したソニーグループ<6758.T>を割当先とする第三者割当による新株式の発行を反映。これにより、DCF(ディスカウント・キャッシュ・フロー)法による目標株価を引き下げた。今後のカタリストとして、「ELDEN RING NIGHTREIGN(25年発売予定)」を始めとするフロム・ソフトウェア関連のニュースフロー、出版・IP創出事業の営業利益率改善の確認、各ステークホルダーとの関係性の変化などに注目としている。
★13:04 リミックスポイント-後場一時プラス転換 暗号資産30億円追加購入へ
リミックスポイント<3825.T>が後場一時プラス転換。同社は9日13時、新たに総額30億円の暗号資産を購入すると発表した。
これまで総額50億円の暗号資産購入を完了しており、総投資額は80億円となる。購入時期や銘柄については、市場の状況を踏まえながら購入するとしている。
リミックスポイント<3825.T>が後場一時プラス転換。同社は9日13時、新たに総額30億円の暗号資産を購入すると発表した。
これまで総額50億円の暗号資産購入を完了しており、総投資額は80億円となる。購入時期や銘柄については、市場の状況を踏まえながら購入するとしている。
★13:09 マルゼン-もみ合い 3Q累計営業益21%増 業務用厨房部門が堅調
マルゼン<5982.T>がもみ合い。同社は9日13時、25.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が47.7億円(前年同期比21.2%増)だったと発表した。
主力の業務用厨房部門において、インバウンドを含めた人流や消費活動の回復を受け一般飲食店向けのルート販売や外食チェーン、食品スーパーなどの流通業向け販売が好調に推移し増収となった。これにより、高止まりしている原資材などのコストや人的投資に伴う人件費の増加を吸収したとしている。
マルゼン<5982.T>がもみ合い。同社は9日13時、25.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が47.7億円(前年同期比21.2%増)だったと発表した。
主力の業務用厨房部門において、インバウンドを含めた人流や消費活動の回復を受け一般飲食店向けのルート販売や外食チェーン、食品スーパーなどの流通業向け販売が好調に推移し増収となった。これにより、高止まりしている原資材などのコストや人的投資に伴う人件費の増加を吸収したとしている。
★13:17 塩野義製薬-野村が「Neutral」でカバレッジ再開 中長期ではロイヤリティ減少を予想
塩野義製薬<4507.T>がもみ合い。野村証券では、中長期においてはロイヤリティの減少を予想。レーティング「Neutral」でカバレッジを再開し、目標株価を2500円に設定した。
野村では、HIVは予防薬と治療薬をViiVに導出しており、HIVに関わるロイヤリティ収入は24.3期実績で約半数を占めるほどとなっていると指摘。複数のHIV薬による利益成長は今後も期待できるが、29.3期以降は特許満了に伴い減益傾向になると予想している。ViiVに導出するHIV薬は28.3期以降に特許満了の影響を受けるが、足元で開発中の新薬(長期作動型)が上市に至れば、中長期での業績貢献が期待できるとみている。
塩野義製薬<4507.T>がもみ合い。野村証券では、中長期においてはロイヤリティの減少を予想。レーティング「Neutral」でカバレッジを再開し、目標株価を2500円に設定した。
野村では、HIVは予防薬と治療薬をViiVに導出しており、HIVに関わるロイヤリティ収入は24.3期実績で約半数を占めるほどとなっていると指摘。複数のHIV薬による利益成長は今後も期待できるが、29.3期以降は特許満了に伴い減益傾向になると予想している。ViiVに導出するHIV薬は28.3期以降に特許満了の影響を受けるが、足元で開発中の新薬(長期作動型)が上市に至れば、中長期での業績貢献が期待できるとみている。
★13:29 カネカ-底堅い イスラエルの医療機器会社を買収
カネカ<4118.T>が底堅い。同社は9日、イスラエルの医療機器会社であるエンドストリーム・メディカル(以下、ESM)を子会社化したと発表した。
両社の技術を合わせることで、ESMが現在開発中の動脈瘤治療用デバイス「Nautilus」に加え、脳血管内治療を中心に新たな医療機器の共同開発を進める。2030年に売り上げ200億円以上をめざすとしている。
カネカ<4118.T>が底堅い。同社は9日、イスラエルの医療機器会社であるエンドストリーム・メディカル(以下、ESM)を子会社化したと発表した。
両社の技術を合わせることで、ESMが現在開発中の動脈瘤治療用デバイス「Nautilus」に加え、脳血管内治療を中心に新たな医療機器の共同開発を進める。2030年に売り上げ200億円以上をめざすとしている。
★13:33 豊田合成-反落 高品質なGaN基板による パワー半導体の性能向上を検証
豊田合成<7282.T>が反落。同社は9日11時、GaNパワー半導体向けに開発したGaN基板の高品質化技術により、パワー半導体の性能を高められることが検証され、固体物理学の国際的な学術誌で紹介されたと発表した。
同社は、GaN基板の高品質化・大口径化を通じた高性能なGaNパワー半導体の幅広い社会実装をめざし、環境省が主導するプロジェクトに参画し開発を進めているという。その成果の1つとして、大阪大学と共同開発した種結晶を使ってGaN基板を作製し、その基板上にパワー半導体素子を作製して動作性能を調べた結果、市販の基板を用いた場合と比べ、電力の制御性能の向上と素子製造時の歩留まりの向上が実証されたとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
豊田合成<7282.T>が反落。同社は9日11時、GaNパワー半導体向けに開発したGaN基板の高品質化技術により、パワー半導体の性能を高められることが検証され、固体物理学の国際的な学術誌で紹介されたと発表した。
同社は、GaN基板の高品質化・大口径化を通じた高性能なGaNパワー半導体の幅広い社会実装をめざし、環境省が主導するプロジェクトに参画し開発を進めているという。その成果の1つとして、大阪大学と共同開発した種結晶を使ってGaN基板を作製し、その基板上にパワー半導体素子を作製して動作性能を調べた結果、市販の基板を用いた場合と比べ、電力の制御性能の向上と素子製造時の歩留まりの向上が実証されたとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
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