前場コメント No.6 ヒューリック、SMS、明電舎、Vコマース、電算、京都FG
★9:29 ヒューリック-大和が目標株価を引き上げ 新中計でも高い成長軌道とROEを維持
ヒューリック<3003.T>が軟調。大和証券では、新中計でも高い成長軌道とROEを維持と指摘。投資判断は「1(買い)」を継続、目標株価は1800円→1850円に引き上げた。
大和では、営業利益で25/12期が1800億円(前期比+10.2%、会社計画1780億円)、26/12期が1970億円(同+9.4%)と予想している。大株主の政策保有株の売却による需給面イベントの一巡もあり新中計の内容は引き続き株価の下支えとなるとコメント。また、旅館・物販などを擁する銀座ビル(25年)、心斎橋プロジェクト(26年)の竣工が見込まれるなど大型開発パイプラインが充実した期間となるだけに注目している。
ヒューリック<3003.T>が軟調。大和証券では、新中計でも高い成長軌道とROEを維持と指摘。投資判断は「1(買い)」を継続、目標株価は1800円→1850円に引き上げた。
大和では、営業利益で25/12期が1800億円(前期比+10.2%、会社計画1780億円)、26/12期が1970億円(同+9.4%)と予想している。大株主の政策保有株の売却による需給面イベントの一巡もあり新中計の内容は引き続き株価の下支えとなるとコメント。また、旅館・物販などを擁する銀座ビル(25年)、心斎橋プロジェクト(26年)の竣工が見込まれるなど大型開発パイプラインが充実した期間となるだけに注目している。
★9:34 SMS-ストップ安売り気配 通期営業益を下方修正 一転減益へ 3Q累計は24%減
エス・エム・エス<2175.T>がストップ安売り気配。同社は1月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の91.0億円(前期比10.0%増)から63.0億円(同23.8%減)に下方修正すると発表した。
キャリア分野において事業者間での求職者獲得における競争が激しさを増しており、広告宣伝費の投資額は増加傾向にある。メディカルプラットフォーム事業での一部顧客のマーケティング予算が一時的に縮小されたことや、グローバルキャリア事業でのビザ発給が一時的に停止されたことなども響く。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は35.7億円(前年同期比24.0%減)だった。
エス・エム・エス<2175.T>がストップ安売り気配。同社は1月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の91.0億円(前期比10.0%増)から63.0億円(同23.8%減)に下方修正すると発表した。
キャリア分野において事業者間での求職者獲得における競争が激しさを増しており、広告宣伝費の投資額は増加傾向にある。メディカルプラットフォーム事業での一部顧客のマーケティング予算が一時的に縮小されたことや、グローバルキャリア事業でのビザ発給が一時的に停止されたことなども響く。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は35.7億円(前年同期比24.0%減)だった。
★9:37 明電舎-急騰 通期営業益を上方修正 3Q累計は営業黒字転換
明電舎<6508.T>が急騰。同社は1月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の160.0億円から185.0億円(前期比45.3%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは173.7億円。
EV事業における需要の落ち込みがあるものの、電力インフラ事業やフィールドエンジニアリング事業を中心に、おう盛な需要を背景とした業績の改善が引き続き見込まれることなどを踏まえた。
併せて発表した、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は59.9億円の黒字(前年同期は7900万円の赤字)だった。電力インフラ事業が、海外を主体とする変電事業がおう盛な需要を背景にシンガポールや北米、ドイツの事業の業容が堅調に拡大したことなどにより、大幅な増益となった。フィールドエンジニアリング事業や産業電子モビリティ事業の利益が改善したことも寄与した。
明電舎<6508.T>が急騰。同社は1月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の160.0億円から185.0億円(前期比45.3%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは173.7億円。
EV事業における需要の落ち込みがあるものの、電力インフラ事業やフィールドエンジニアリング事業を中心に、おう盛な需要を背景とした業績の改善が引き続き見込まれることなどを踏まえた。
併せて発表した、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は59.9億円の黒字(前年同期は7900万円の赤字)だった。電力インフラ事業が、海外を主体とする変電事業がおう盛な需要を背景にシンガポールや北米、ドイツの事業の業容が堅調に拡大したことなどにより、大幅な増益となった。フィールドエンジニアリング事業や産業電子モビリティ事業の利益が改善したことも寄与した。
★9:39 バリューコマース-ストップ安売り気配 今期営業益40%減見込む 前期は21%減
バリューコマース<2491.T>がストップ安売り気配。同社は1月31日、25.12期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比39.9%減)に、年間配当予想は49円(前期は57円)にすると発表した。
主要取引先であるLINEヤフー<4689.T>との間で締結している「StoreMatch(ストアマッチ)」などにかかる取引契約を7月31日付で終了し、LINEヤフーが開発するサービスへの移行に関するコンサルティング業務などに基本合意した。この影響から減収減益の見通し。
24.12期通期の連結営業利益は41.6億円(前の期比20.5%減)だった。売上高は増加したものの、中期経営計画に基づく戦略投資の実施により減益となった。
バリューコマース<2491.T>がストップ安売り気配。同社は1月31日、25.12期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比39.9%減)に、年間配当予想は49円(前期は57円)にすると発表した。
主要取引先であるLINEヤフー<4689.T>との間で締結している「StoreMatch(ストアマッチ)」などにかかる取引契約を7月31日付で終了し、LINEヤフーが開発するサービスへの移行に関するコンサルティング業務などに基本合意した。この影響から減収減益の見通し。
24.12期通期の連結営業利益は41.6億円(前の期比20.5%減)だった。売上高は増加したものの、中期経営計画に基づく戦略投資の実施により減益となった。
★9:39 電算-ストップ高買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は15.4倍
電算<3640.T>がストップ高買い気配。同社は1月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の13.5億円から23.1億円(前期比79.0%増)に引き上げると発表した。
マイナンバーカードと保険証の一体化の対応や定額減税補足給付金(調整給付)の対応を受注したことから、前回予想を上回る見通し。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は7.8億円(前年同期比15.4倍)だった。主に、公共分野での各種法制度改正への対応、標準準拠システムの移行などの受注が順調に進展したことが寄与した。
電算<3640.T>がストップ高買い気配。同社は1月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の13.5億円から23.1億円(前期比79.0%増)に引き上げると発表した。
マイナンバーカードと保険証の一体化の対応や定額減税補足給付金(調整給付)の対応を受注したことから、前回予想を上回る見通し。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は7.8億円(前年同期比15.4倍)だった。主に、公共分野での各種法制度改正への対応、標準準拠システムの移行などの受注が順調に進展したことが寄与した。
★9:43 京都FG-5日ぶり大幅反落 3Q累計最終益3%増 通期見通しは据え置き
京都フィナンシャルグループ<5844.T>が5日ぶり大幅反落。同社は1月31日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は324億円(前年同期比2.6%増)だったと発表した。通期の会社計画は350億円(前期比10.8%増)。貸出金利息や有価証券利息配当金を中心とした資金運用収益の増加などにより増益となった。
なお、通期の見通しを据え置いたこともあり、株価は失望売りが優勢となっている。
京都フィナンシャルグループ<5844.T>が5日ぶり大幅反落。同社は1月31日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は324億円(前年同期比2.6%増)だったと発表した。通期の会社計画は350億円(前期比10.8%増)。貸出金利息や有価証券利息配当金を中心とした資金運用収益の増加などにより増益となった。
なお、通期の見通しを据え置いたこともあり、株価は失望売りが優勢となっている。
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