後場コメント No.3 Fusic、日曹達、ジモティー、大王紙、大和自、楽天G

2025/07/01(火) 15:30
★13:19  Fusic-後場上げ幅拡大 アストロスケールとコーポレートパートナーシップ締結
 Fusic<5256.T>が後場上げ幅拡大。同社は12日13時、アストロスケールホールディングス<186A.T>の日本子会社であるアストロスケールと、コーポレートパートナーシップを締結したと発表した。
 
 同パートナーシップは、宇宙の持続可能性「スペースサステナビリティ」の実現に挑むアストロスケールの姿勢に同社が共感し、その実現に貢献することを目的としている。アストロスケールは宇宙のロードサービスとも例えられる軌道上サービスに取り組む中でクラウド分野で同社の支援を受けており、同パートナーシップ締結に至ったとしている。

★13:35  日本曹達-SBIが新規「買い」 不採算事業の整理から成長事業収益拡大フェーズへ
 日本曹達<4041.T>が新高値。SBI証券では、不採算事業の整理から成長事業収益拡大フェーズへ移行すると予想。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価4000円でカバレッジを開始した。

 SBIでは28.3期に過去最高益更新を見込んでおり、過去最高益更新時の利益構成比についてはアグリビジネス事業ではなく、ケミカルマテリアル事業が約半分の利益を稼ぐ構成比へ変化すると予想。同社は祖業の1つであるカセイカリ電解関連事業を2022年に停止した一方、ケミカルマテリアル事業、アグリビジネス事業では成長投資を実施しており、SBIは同社が27.3期から30.3期までの4年間で成長事業収益拡大フェーズへ移行すると考えている。

★13:41  ジモティー-反落 愛知県北名古屋市とリユースに関する協定締結
 ジモティー<7082.T>が反落。同社は1日13時07分、愛知県北名古屋市とリユースに関する協定を締結し、ごみ減量に向けたリユース啓発を実施すると発表した。
 
 北名古屋市の公式HP、広報北名古屋、LINEなどで「捨てずに譲る」という選択肢を住民に啓発し、リユース意識を向上させることによって、ごみの排出を抑制するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。
 

★13:52  大王製紙-底堅い いわき大王製紙のボイラ復旧工事が完了 7月1日から再稼働
 大王製紙<3880.T>が底堅い。同社は1日13時、子会社のいわき大王製紙において、2022年9月6日に発生した事故により全損したボイラの復旧工事が完了したと発表した。

 7月1日より再稼働した。再稼働に伴う設備投資額は190億円。工場で使用するエネルギーは、すべて木質チップやRPF、廃棄物などの非化石燃料となる。また、自家発電比率は既存の発電設備とあわせ100%を超えることから、余剰電力をグループ会社に送電することで化石エネルギーを削減するとしている。

★14:02  大和自動車交通-続伸 タクシー運転 AI測定=日経
 大和自動車交通<9082.T>が続伸。1日付の日本経済新聞朝刊は、同社がタクシー運転手の視界の広さや反応速度などを測定するシステムを導入したと発表した。
 
 記事によると、センサーを備えたゴーグルで眼球の動きを計測し、過去の事故データを読み込んだAIがどのくらい事故を起こしやすいか分析するという。まずタクシー運転手約900人を対象にシステムを運用し、事故防止に役立てる。他の事業所への導入も決めており、運用状況を基に拡大を検討するとしている。

★14:04  楽天G-4日ぶり反落 楽天モバイルが「Google Pixel」の取り扱い開始
 楽天グループ<4755.T>が4日ぶり反落。同社傘下の楽天モバイルは1日、スマートフォン「Google Pixel」シリーズの取り扱いを開始すると発表した。
 
 同日より最新機種「Google Pixel 9a」の販売を開始する。新製品へ乗り換えることができるサービス「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」の対象製品にも追加したとしている。

 なお、株価は軟調な地合いにつれ安している。


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