前場コメント No.8 日立、トレンド、富士電機、UTGROUP、オリエ白石、JACR
★9:38 日立製作所-野村が目標株価を引き上げ デジタルセントリックでの成長を評価
日立製作所<6501.T>が小幅高。野村証券では、デジタルセントリックでの成長を評価。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は4600円→5000円に引き上げた。
野村では、デジタルとグリーン分野の成長力を反映し26.3期以降の利益予想を上方修正。事業ポートフォリオ改革局面から成長局面入りし、次期中期計画ではデジタルセントリックな企業として社会イノベーション事業の成長を加速させるという。中期EPS成長率は16%と高く、パワーグリッド中心にビジビリティが長期化して変動リスクが小さく、前払い契約でキャッシュフローの改善が続くと予想。また、Lumada中心にデジタルの利益貢献度が高まること等からプレミアム評価が可能と判断している。
日立製作所<6501.T>が小幅高。野村証券では、デジタルセントリックでの成長を評価。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は4600円→5000円に引き上げた。
野村では、デジタルとグリーン分野の成長力を反映し26.3期以降の利益予想を上方修正。事業ポートフォリオ改革局面から成長局面入りし、次期中期計画ではデジタルセントリックな企業として社会イノベーション事業の成長を加速させるという。中期EPS成長率は16%と高く、パワーグリッド中心にビジビリティが長期化して変動リスクが小さく、前払い契約でキャッシュフローの改善が続くと予想。また、Lumada中心にデジタルの利益貢献度が高まること等からプレミアム評価が可能と判断している。
★9:53 トレンドマイクロ-急騰 PEファンドが同社買収で競い合っていると伝わる
トレンドマイクロ<4704.T>が急騰。ロイター通信は13日9時47分、同社の買収について、ベインキャピタル、アドベントインターナショナル、EQTなどプライベートエクイティファームが、買収を競っていると報じた。
記事によれば、協議は秘密事項であるため匿名を関係者が条件に語ったもよう。関係者のうち2人は、KKRも関心を持っていると語り、取引が保証されているわけではなく、同社が独立を維持する可能性もあると警告したとしている。
トレンドマイクロ<4704.T>が急騰。ロイター通信は13日9時47分、同社の買収について、ベインキャピタル、アドベントインターナショナル、EQTなどプライベートエクイティファームが、買収を競っていると報じた。
記事によれば、協議は秘密事項であるため匿名を関係者が条件に語ったもよう。関係者のうち2人は、KKRも関心を持っていると語り、取引が保証されているわけではなく、同社が独立を維持する可能性もあると警告したとしている。
★9:55 富士電機-SMBC日興が投資評価を引き上げ 牽引役がパワーからエネルギーへ
富士電機<6504.T>が反発。SMBC日興証券では、牽引役がパワーからエネルギーへとコメント。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は9000円→9400円に引き上げた。
SMBC日興では、最大の利益貢献はパワーからエネルギーへ、株価の評価改善を見込んでいる。パワー半導体需要の厳しさを反映し、株価は低調に推移しているが、(1)パワー半導体からエネルギーへ最大のドライバーが変化することで、株価評価に改善余地が生まれること、(2)シクリカル領域がボトムアウトしつつあること、(3)パワー半導体は26/3期に減益を予想も、悪材料はある程度出尽くしつつあるとみられること、によって、投資妙味が増したと判断している。
富士電機<6504.T>が反発。SMBC日興証券では、牽引役がパワーからエネルギーへとコメント。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は9000円→9400円に引き上げた。
SMBC日興では、最大の利益貢献はパワーからエネルギーへ、株価の評価改善を見込んでいる。パワー半導体需要の厳しさを反映し、株価は低調に推移しているが、(1)パワー半導体からエネルギーへ最大のドライバーが変化することで、株価評価に改善余地が生まれること、(2)シクリカル領域がボトムアウトしつつあること、(3)パワー半導体は26/3期に減益を予想も、悪材料はある程度出尽くしつつあるとみられること、によって、投資妙味が増したと判断している。
★9:59 UTグループ-急騰 3Q累計最終益46%増 増配も発表
UTグループ<2146.T>が急騰。同社は12日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は83.2億円(前年同期比45.5%増)だったと発表した。市場コンセンサスは82.6億円。関係会社株式売却益を約59億円計上したことなどが寄与した。
併せて、未定としていた25.3期3Qの配当を60.98円に決定した。また、未定としていた期末配当予想は51.35円とした。年間配当予想は102.66→112.33円(前期は96.15円)。
なお、同日発表された自社株買いも好感されている。
UTグループ<2146.T>が急騰。同社は12日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は83.2億円(前年同期比45.5%増)だったと発表した。市場コンセンサスは82.6億円。関係会社株式売却益を約59億円計上したことなどが寄与した。
併せて、未定としていた25.3期3Qの配当を60.98円に決定した。また、未定としていた期末配当予想は51.35円とした。年間配当予想は102.66→112.33円(前期は96.15円)。
なお、同日発表された自社株買いも好感されている。
★9:59 UTグループ-急騰 100万株・16.2億円を上限に自社株買い 割合は2.5%
UTグループ<2146.T>が急騰。同社は12日、100万株・16億2000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月13日~5月14日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.5%となる。
UTグループ<2146.T>が急騰。同社は12日、100万株・16億2000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月13日~5月14日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.5%となる。
★10:00 オリエンタル白石-野村が目標株価を引き上げ 中期成長の見方は不変
オリエンタル白石<1786.T>が大幅反落。野村証券では、中期成長の見方は不変と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は425円→480円に引き上げた。
野村では、25.3期の営業利益予想を減額。ただし、3Qの粗利率は設計変更が少ない中でも17%と、手持ち工事の採算は改善傾向と見ている。26.3期以降では、手持ちの大型工事の順調な進捗による増収、粗利率改善により営業利益成長を見込み、営業利益予想は不変。中期成長の見方も不変としている。
オリエンタル白石<1786.T>が大幅反落。野村証券では、中期成長の見方は不変と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は425円→480円に引き上げた。
野村では、25.3期の営業利益予想を減額。ただし、3Qの粗利率は設計変更が少ない中でも17%と、手持ち工事の採算は改善傾向と見ている。26.3期以降では、手持ちの大型工事の順調な進捗による増収、粗利率改善により営業利益成長を見込み、営業利益予想は不変。中期成長の見方も不変としている。
★10:02 JAC R-急騰 今期営業益10%増見込む 中計も策定
JAC Recruitment<2124.T>が急騰。同社は12日、25.12期通期の連結営業利益予想を100億円(前期比10.0%増)に、年間配当予想を32円(前期は26円)にすると発表した。市場コンセンサスは104億円。
国内人材紹介事業を中心に好調なマーケットの高額案件領域に重点を置き、さらなる集中と深耕を進めるとともに、地方拠点の拡充にも努めるという。また、人的資本の強化に向けて、コンサルタントの採用、教育、およびリテンションを継続するとともに経営幹部候補の選抜と育成にも取り組むとしている。
24.12期通期の連結営業利益は90.9億円(前の期比10.7%増)だった。
併せて、2025年からの3カ年における中期経営計画を策定したと発表した。数値目標として、27.12期の連結売上高を591億円(24.12期は実績値で391億円)、連結営業利益を144億円(同90億円)をめざすとしている。
JAC Recruitment<2124.T>が急騰。同社は12日、25.12期通期の連結営業利益予想を100億円(前期比10.0%増)に、年間配当予想を32円(前期は26円)にすると発表した。市場コンセンサスは104億円。
国内人材紹介事業を中心に好調なマーケットの高額案件領域に重点を置き、さらなる集中と深耕を進めるとともに、地方拠点の拡充にも努めるという。また、人的資本の強化に向けて、コンサルタントの採用、教育、およびリテンションを継続するとともに経営幹部候補の選抜と育成にも取り組むとしている。
24.12期通期の連結営業利益は90.9億円(前の期比10.7%増)だった。
併せて、2025年からの3カ年における中期経営計画を策定したと発表した。数値目標として、27.12期の連結売上高を591億円(24.12期は実績値で391億円)、連結営業利益を144億円(同90億円)をめざすとしている。
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