後場コメント No.3 PI、ジモティー、インフロニアHD、ANA、三菱電、アルチザ

2025/02/18(火) 15:30
★13:33  プレステージ-大和が目標株価引き上げ 悪材料は払拭されつつある
 プレステージ・インターナショナル<4290.T>がもみ合い。大和では、得意領域はそのままに悪材料は払拭されつつあると判断。レーティングは「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を650円→800円に引き上げた。

 大和では、コロナワクチン接種支援の反動減、特定の低採算案件(第3四半期中に終了したと推察)が影響すると考えるものの、利益は第2四半期に底打ちしたと想定。26年3月期とは増収増益を予想。けん引車は今期のけん引車たる4事業に加え、増収転換および採算改善を見込む「カスタマー」が加わることを見込んでいる。

 同中計ではROE目標15%も掲げており、配当性向60%以上の方針および、3年間で上限30億円におよぶを自社株買い(25年1月15日までに約5億円実施し進捗良好)を遂行する方針で、達成は射程内とみている。

★13:39  ジモティー-続伸 島根県松江市とリユースに関する協定締結
 ジモティー<7082.T>が続伸。同社は18日13時、島根県松江市とリユースに関する協定を締結し、ごみ減量に向けたリユース啓発を実施すると発表した。
 
 松江市の公式HP、市報などで「捨てずに譲る」という選択肢を住民に啓発し、リユース意識を向上させることによって、ごみの排出を抑制するという。さらに、松江市の公式アカウントをジモティー内に作成し、リユースをはじめとした市の情報をより多くの市民に発信していくとしている。

★13:41  インフロニア-5日ぶり反発 自治体DX支援 アクセンチュアと新会社=日経
 インフロニア・ホールディングス<5076.T>が5日ぶり反発。日本経済新聞電子版は18日13時31分、同社が4月にアクセンチュアと共同出資会社を立ち上げ、インフラの管理や更新を支援する事業を始めると報じた。
 
 記事によれば、自治体の道路や水道などのデータを人工知能(AI)で解析し、運用の手間やコストを減らすようだ。インフラの老朽化が進むなか、効率的な更新計画の作成や官民連携の後押しにつなげるとしている。

★14:01  ANA-SMBC日興が目標株価引き下げ 26.3期営業益目標の達成は楽観できない
 ANAホールディングス<9202.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、26.3期営業利益2000億円目標の達成は楽観できないと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を3250円→3200円へ引き下げた。

 SMBC日興では、新型コロナ感染症影響から回復して久しく、その後の利益成長シナリオがみえにくいなかで短期的にはカタリストに乏しい状況であると指摘。国際旅客のさらなる回復や、2025年3月末に完全子会社化予定の日本貨物航空とのシナジー効果、円高転換などにより成長が持続する確度が高まれば、注目度と株価評価が再び高まるとみている。
 中期経営計画における26.3期営業利益目標2000億円に対し、SMBC日興では旅客事業の競争や費用増を勘案して目標を下回ると予想。今後の需要や市況および非航空事業の拡大によって、目標達成確度が高まるか注目としている。

★14:08  三菱電機-続伸 台湾HDREと合弁会社設立および出資に関する契約締結
 三菱電機<6503.T>が続伸。同社は17日、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速するため、太陽光発電や蓄電池のシステム開発・運用などを手掛けるHD Renewable Energy(台湾、以下HDRE)と、合弁会社設立およびHDREへの出資について、同日合意したと発表した。
 
 同社は、太陽光発電や蓄電池のシステム開発・運用、投資・アセット管理、電力小売りなどの事業を台湾、日本、オーストラリアなどグローバルに展開するHDREと、アグリゲーション事業に関する合弁会社を設立するという。同合弁会社は、HDREが日本で保有する太陽光発電システムや蓄電池システムをはじめとした複数の分散型エネルギーリソースのアグリゲーションを担い、同社のE&F(Energy & Facility)ソリューションの一環として、社会や企業の効率的な電力利用やCO2削減に貢献するサービスの提供に取り組むとしている。
 
 また、同社は、HDREの第三者割当増資を引き受け、同社へ出資を行うとしている。

★14:10  アルチザネットワークス-後場急騰 京セラのAIベース5G基地局向けに新規サービスを提供
 アルチザネットワークス<6778.T>が後場急騰。同社は18日14時、5世代移動通信システムの仮想化基地局(5G vRAN)の開発における評価ラボと基地局評価用テストソリューション「DuoSIM-5G」の5G Standalone mode(5G SA)構成に対応したシステムを京セラ<6971.T>が開発するAIベース5G基地局向けにサービス提供すると発表した。

 詳細は、両社間の秘密保持契約により、非公開となる。なお、既に事業計画に計上済みのため、当期業績への影響は、現在のところ軽微としている。


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