前場コメント No.8 ペルセウス、中外薬、 ゆうちょ

2025/02/26(水) 11:32
★11:09  ペルセウス-売り買い交錯 AMED公募事業に採択
 ペルセウスプロテオミクス<4882.T>が売り買い交錯。同社は26日10時45分、抗体医薬品候補「PPMX-T003」をアグレッシブNK細胞白血病に用いる研究開発について、日本医療研究開発機構(AMED)公募した令和7年度「創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業」に採択されたと発表した。

 同社は治験の継続実施、完了およびその後の医薬品医療機器総合機構(PMDA)相談に対する支援などを目的として事業に応募した。事業期間は2025年4月から28年3月までの3年間であり、治験期間は26年3月末までを予定している。今回の採択によって26.3期に受領する補助金1億円(予定)は、治験の実施費用に充当する予定としている。

★11:24  中外製薬-SBIが新規「買い」 高い創薬力、パテントクリフリスクが少ないことが魅力
 中外製薬<4519.T>が3日続伸。SBI証券では、高い創薬力、パテントクリフリスクが少ないことが魅力と判断。投資評価は新規に「買い」とし、目標株価9000円でカバレッジを開始した。

 同社の魅力は、高い創薬力、パテントクリフのリスクが相対的に少ないこと、とSBIでは考える。ロシュとの戦略的アライアンスから生み出される安定した収益基盤は革新性の高い技術・創薬への投資を可能とする。同社の創薬は技術ドリブンである。高い抗体、低分子への知見で数多くの新薬を生み出してきた。一方、技術ドリブン創薬の欠点として、注力疾患がばらつくことによる、開発効率の低下が挙げられる。
 しかし、同社の創薬と初期臨床開発段階のポートフォリオの約50%ががん、約20%が免疫疾患である。がんと免疫領域は研究開発の相性も良く、知見に通ずる部分も多い。結果的に、がん、免疫を基軸に専門性の高い領域に注力していると、SBIでは考えている。

★11:33  ゆうちょ銀行-下げ幅拡大 今週にも売り出しを決議と伝わる
 ゆうちょ銀行<7182.T>が下げ幅拡大。ロイター通信は26日11時25分に、同社が近く売り出しを決める方向で最終調整していることがわかったと報じた。関係者らによると同社は今週にも売り出しを決議するという。日本郵政が保有株を売却するとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,142.37 -95.42
TOPIX 2,716.40 -8.30
グロース250 668.74 -4.82
NYダウ 43,621.16 +159.95
ナスダック総合 19,026.39 -260.54
ドル/円 149.28 +0.25
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ