後場コメント No.3 みずほ、パルマ、フルッタフルッタ、GFA、中央可鍛工業、フジクラ

2025/02/26(水) 15:31
★13:47  みずほFG-大幅反落 日米の長期金利低下を嫌気 銀行株が軟調
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が大幅反落。日米の長期金利低下が嫌気されている。
 
 25日の米国市場では、予想を下回った2月米消費者信頼感指数を受けて米10年債利回りが4.2811%前後まで低下した。東京市場においても日銀総裁の発言などを手掛かりに国内10年債利回りの低下が継続。26日は1.32%台(前日は1.38%)をつける場面があった。

 金利低下による利ザヤ縮小の懸念から、銀行株の売りが優勢となっている。同社株価は安く始まった後も下げ幅を広げ、一時3%安となる場面がみられた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>なども下落している。

★14:09  パルマ-後場急騰 日本郵便へのセルフストレージ関連サービス提供に合意
 パルマ<3461.T>が後場急騰。同社は26日14時、日本郵政<6178.T>傘下の日本郵便が出店予定の郵便局におけるセルフストレージ施設の開業から開業後の運営をサポートすることについて、両社で合意したと発表した。

 同社は日本郵政キャピタルとの資本提携を機に、日本郵政グループの保有する施設の新たな役割の創造に寄与すべく、潜在的価値があるスペース・施設をトランクルームとして再活用することを企画してきた。今回、さらに札幌東郵便局(北海道)・松戸北郵便局(千葉県)におけるセルフストレージ施設の新規出店の開業・運営支援を行うことについて合意したとしている。

★14:14  フルッタフルッタ-後場急伸 タリーズでアサイー使用の季節限定商品を販売
 フルッタフルッタ<2586.T>が後場急伸。同社は26日14時、伊藤園<2593.T>傘下のタリーズコーヒージャパンが、季節限定商品として同社のアサイーを使用した「豆乳アサイーバナナスワークル」の販売を開始すると発表した。

 販売開始日は3月5日。一部店舗を除くタリーズコーヒー国内全店舗で取り扱うとしている。

★14:25  GFA-後場下げ幅縮小 保有債権を譲渡 1億円を特別利益に計上
 GFA<8783.T>が後場下げ幅縮小。同社は26日14時15分、保有する債権を譲渡する債権譲渡契約を締結することを決議し、特別利益を計上すると発表した。

 25.3期4Q(1-3月)において、1億円を特別利益に計上する。同社がこれまでに貸倒引当金として計上した3件の貸し付けについて、いずれも期日返済までの返済がなされずに長期滞留債権となっていた。3件の金銭消費貸借契約に基づく貸金返還請求権債権を以前より同社とも取引のある投資事業を営む企業に売却を実施し、これにより債券譲渡益が発生したとしている。

★14:38  中央可鍛工業-反発 中国自動車部品メーカーと合弁会社設立へ
 中央可鍛工業<5607.NG>が反発。同社は26日14時20分、持分法適用会社の蘇州石川精密製造科技が、自動車部品を手がける成都豪能科技(中国四川省)との間で合弁会社を設立することに基本合意したと発表した。

 新会社の設立を通じて、中国現地企業向けの事業拡大、グローバル市場における競争力強化をめざす。設立は3月の予定としている。

★14:38  フジクラ-4日ぶり反発 米メタがデータセンター投資2000億ドルと伝わる
 フジクラ<5803.T>が4日ぶり反発。ロイター通信は26日11時37分、ザ・インフォメーションを引用するかたちで、メタ・プラットフォームズが人工知能プロジェクト用に新たなデータセンターキャンパスを建設する協議を行っていると報じた。

 記事によれば、その費用は2000億ドルを超える可能性があるとしている。きょうの東京市場では、半導体関連に売りが出ているなかで、データセンター関連とされる同社株や古河電気工業<5801.T>には買いが入っている。14時30分時点で同社株は売買代金トップ。


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