前場コメント No.6 三菱重、ニチアス、電通総研、フューチャー、シンフォニア、シンカ
★9:35 三菱重工業-新高値 米が防衛費の目標値明記要求 2028年度増額=時事
三菱重工業<7011.T>が新高値。時事通信は6日7時14分、2027年度に防衛費を国内総生産(GDP)比2%とする日本の計画を巡り、トランプ米政権が28年度以降に一段と積み増す方向で目標値を設定するよう要求していたことがわかったと報じた。
記事によれば、先月の日米首脳会談の共同声明に明記するよう求めていたもよう。日本側が難色を示したため見送られたが、今後も増額圧力が強まる可能性があり、石破政権は難しい対応を迫られそうだとしている。
報道を受けてきょうも防衛関連に買いが入っている。IHI<7013.T>、川崎重工業<7012.T>も高い。
三菱重工業<7011.T>が新高値。時事通信は6日7時14分、2027年度に防衛費を国内総生産(GDP)比2%とする日本の計画を巡り、トランプ米政権が28年度以降に一段と積み増す方向で目標値を設定するよう要求していたことがわかったと報じた。
記事によれば、先月の日米首脳会談の共同声明に明記するよう求めていたもよう。日本側が難色を示したため見送られたが、今後も増額圧力が強まる可能性があり、石破政権は難しい対応を迫られそうだとしている。
報道を受けてきょうも防衛関連に買いが入っている。IHI<7013.T>、川崎重工業<7012.T>も高い。
★9:44 ニチアス-大和が投資判断を引き下げ 安定性は評価できるが目先のカタリストは一巡
ニチアス<5393.T>が小幅安。大和証券では、安定性は評価できるが、目先のカタリストは一巡と指摘。投資判断は「1(買い)」→「2(アウトパフォーム)」に引き下げ、目標株価は6700円→5500円に引き下げた。
大和では、25/3期連結業績を売上高2530億円(前期比1%増)、営業利益395億円(同12%増)と予想。4Qはプラント向け工事・販売事業において駆け込みの工事案件が発生する可能性もあり、総合的に堅調な業績が期待されるという。26/3期は増収増益を予想。安定した収益性は引き続き評価できるが、自己株式取得は1月終了など、目先の株価カタリストの一巡がレーティング引き下げの主な要因とした。ただ、半導体需要の回復や中期的な収益見通しの引き上げなどが確認できれば、再び株価の評価余地は大きくなると考えている。
ニチアス<5393.T>が小幅安。大和証券では、安定性は評価できるが、目先のカタリストは一巡と指摘。投資判断は「1(買い)」→「2(アウトパフォーム)」に引き下げ、目標株価は6700円→5500円に引き下げた。
大和では、25/3期連結業績を売上高2530億円(前期比1%増)、営業利益395億円(同12%増)と予想。4Qはプラント向け工事・販売事業において駆け込みの工事案件が発生する可能性もあり、総合的に堅調な業績が期待されるという。26/3期は増収増益を予想。安定した収益性は引き続き評価できるが、自己株式取得は1月終了など、目先の株価カタリストの一巡がレーティング引き下げの主な要因とした。ただ、半導体需要の回復や中期的な収益見通しの引き上げなどが確認できれば、再び株価の評価余地は大きくなると考えている。
★9:45 電通総研-東海東京が目標株価を引き上げ 収益性の高い自社パッケージの販売強化に期待
電通総研<4812.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、収益性の高い自社パッケージの販売強化に期待。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は6600円→6900円に引き上げた。
東海東京では、25/12期の売上高は1715億円(前年比12.3%増)、営業利益239.0億円(前年比13.6%増)と予想。会社計画に対して、売上高および営業利益共に過達を予想している。背景は、(1)自動車等のグローバル製造業からの引き合いが強く製造ソリューションは好調維持を見込むこと、(2)ビジネスソリューションでは、フェーズ毎に契約を区切っており順次開発フェーズに入っていくこと。また24/12期の販促効果もあり下期から本格的な回復を見込む。営業利益は収益性が高いビジネスソリューションでの回復を強くみていることから、会社計画に対して上振れを予想した。
電通総研<4812.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、収益性の高い自社パッケージの販売強化に期待。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は6600円→6900円に引き上げた。
東海東京では、25/12期の売上高は1715億円(前年比12.3%増)、営業利益239.0億円(前年比13.6%増)と予想。会社計画に対して、売上高および営業利益共に過達を予想している。背景は、(1)自動車等のグローバル製造業からの引き合いが強く製造ソリューションは好調維持を見込むこと、(2)ビジネスソリューションでは、フェーズ毎に契約を区切っており順次開発フェーズに入っていくこと。また24/12期の販促効果もあり下期から本格的な回復を見込む。営業利益は収益性が高いビジネスソリューションでの回復を強くみていることから、会社計画に対して上振れを予想した。
★9:45 フューチャー-東海東京が目標株価を引き上げ クラウド勘定システム稼働は順調
フューチャー<4722.T>が大幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、クラウド勘定システムの稼働は順調、更なる導入に期待。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は2300円→2400円に引き上げた。
東海東京では、25/12期の売上高764.0億円(前年比9.3%増)、営業利益163.1億円(前年比11.2%増)と会社計画に対して、売上高および営業利益双方に過達を予想している。クラウド勘定システムの導入は、1行目である福島銀行で安定稼働しており、2行目の島根銀行においても開発・テストフェーズは順調に進捗していることから、25/12期中に3行目までの導入は見込めるとコメント。受注残高は24/12期末に前年比減少だが、顧客の契約更新時期が25年4月となっていること等のため、傾向の変化ではないと考えている。上期に売上高の端境期を一旦迎えた後、政府系の医療DX案件や「FutureBANK」新規導入等により売上高モメンタムの改善を予想している。
フューチャー<4722.T>が大幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、クラウド勘定システムの稼働は順調、更なる導入に期待。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は2300円→2400円に引き上げた。
東海東京では、25/12期の売上高764.0億円(前年比9.3%増)、営業利益163.1億円(前年比11.2%増)と会社計画に対して、売上高および営業利益双方に過達を予想している。クラウド勘定システムの導入は、1行目である福島銀行で安定稼働しており、2行目の島根銀行においても開発・テストフェーズは順調に進捗していることから、25/12期中に3行目までの導入は見込めるとコメント。受注残高は24/12期末に前年比減少だが、顧客の契約更新時期が25年4月となっていること等のため、傾向の変化ではないと考えている。上期に売上高の端境期を一旦迎えた後、政府系の医療DX案件や「FutureBANK」新規導入等により売上高モメンタムの改善を予想している。
★9:50 シンフォニア-SMBC日興が目標株価引き上げ 防衛向け事業領域や競争優位性から割安感
シンフォニアテクノロジー<6507.T>が大幅高。SMBC日興証券では、防衛向けの事業領域や競争優位性を考えると足元の株価に割安感があると判断。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を10400円→10900円に引き上げた。
SMBC日興では、同社防衛向けの事業領域は予算が最も増加する分野(スタンド・オフ防衛能力)にあたる上、競争優位性も非常に高いと推測。WFE(半導体前工程製造装置)市場と連動する同社クリーン搬送システム事業への調整懸念もあり、足元では同社バリュエーションは防衛関連各社と同程度もしくは下回る水準にあるが、割安感が強いため是正されるとみている。
シンフォニアテクノロジー<6507.T>が大幅高。SMBC日興証券では、防衛向けの事業領域や競争優位性を考えると足元の株価に割安感があると判断。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を10400円→10900円に引き上げた。
SMBC日興では、同社防衛向けの事業領域は予算が最も増加する分野(スタンド・オフ防衛能力)にあたる上、競争優位性も非常に高いと推測。WFE(半導体前工程製造装置)市場と連動する同社クリーン搬送システム事業への調整懸念もあり、足元では同社バリュエーションは防衛関連各社と同程度もしくは下回る水準にあるが、割安感が強いため是正されるとみている。
★9:51 シンカ-急騰 A’alda YへのOEM提供で業務提携開始
シンカ<149A.T>が急騰。同社は5日に、2025年3月1日よりA‘alda Japan(東京都港区)の子会社であり、動物病院向けクラウド型電子カルテシステム「A’alda Vet360」を開発・販売するA’alda Yと業務提携し、「カイクラ」をOEM提供すると発表した。
同社とA’alda Yは、「A’alda Vet360」へのCTI機能実装により、競合他社との差別化を図るだけなく、動物病院への訴求力を強化し、市場シェアの拡大をめざすとともに、動物病院に対して効率的な業務支援と顧客満足度向上を実現する製品を提供することで、新たな顧客価値の創出に取り組むとしている。
シンカ<149A.T>が急騰。同社は5日に、2025年3月1日よりA‘alda Japan(東京都港区)の子会社であり、動物病院向けクラウド型電子カルテシステム「A’alda Vet360」を開発・販売するA’alda Yと業務提携し、「カイクラ」をOEM提供すると発表した。
同社とA’alda Yは、「A’alda Vet360」へのCTI機能実装により、競合他社との差別化を図るだけなく、動物病院への訴求力を強化し、市場シェアの拡大をめざすとともに、動物病院に対して効率的な業務支援と顧客満足度向上を実現する製品を提供することで、新たな顧客価値の創出に取り組むとしている。
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