前場コメント No.5 エクサウィザー、トレファク、ＵＳＳ、ジーエヌアイ、カバー、鴻池運輸
★9:07 エクサウィザーズ－続落 ロート製薬に「exaBase IR アシスタント」を導入
エクサウィザーズ<4259.T>が続落。同社は10日8時30分、グループのＥｘａ Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ ＡＩが、ロート製薬<4527.T>に同社の「exaBase IR アシスタント」を導入したと発表した。
ロート製薬は、業務特化型の生成AIを経営企画部など、株主・投資家向けの情報開示に関係する部門で活用することで担当者の業務DXを推進し、付加価値の高い情報開示や投資家との対話へと注力できる体制の実現を図るという。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
エクサウィザーズ<4259.T>が続落。同社は10日8時30分、グループのＥｘａ Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ ＡＩが、ロート製薬<4527.T>に同社の「exaBase IR アシスタント」を導入したと発表した。
ロート製薬は、業務特化型の生成AIを経営企画部など、株主・投資家向けの情報開示に関係する部門で活用することで担当者の業務DXを推進し、付加価値の高い情報開示や投資家との対話へと注力できる体制の実現を図るという。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★9:12 トレファク－3日続落 2月度の既存店売上高9.9％増 前月比では伸び鈍化
トレジャー・ファクトリー<3093.T>が3日続落。同社は7日、2月度の既存店売上高は速報値で前年同月比9.9％増だったと発表した。前月比では0.7ポイント低下した。全店は同19.1％増で、前月比では2.2ポイント低下した。
1月に引き続き気温が低く推移し、冬物衣類や暖房器具などの生活家電の販売が好調だった。また、ブランド品、ホビー用品、スポーツアウトドア用品など多くのカテゴリーでも販売が堅調に推移したとしている。
トレジャー・ファクトリー<3093.T>が3日続落。同社は7日、2月度の既存店売上高は速報値で前年同月比9.9％増だったと発表した。前月比では0.7ポイント低下した。全店は同19.1％増で、前月比では2.2ポイント低下した。
1月に引き続き気温が低く推移し、冬物衣類や暖房器具などの生活家電の販売が好調だった。また、ブランド品、ホビー用品、スポーツアウトドア用品など多くのカテゴリーでも販売が堅調に推移したとしている。
★9:15 ユー・エス・エス－東海東京が目標株価を引き上げ 出品台数の回復を想定
ユー・エス・エス<4732.T>が小幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、出品台数の回復を想定。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は1580円→1660円に引き上げた。
東海東京では、26/3期の営業利益は前年比6.3％増の575億円と予想。出品台数の増加と堅調な成約台数が増益要因になると想定している。中古車の出品台数は国内新車販売台数に遅れて連動という。24年は型式認証不正問題により国内新車販売台数は低迷していたと指摘。ただ自動車メーカー各社は生産正常化に取り組み、25年1月の新車販売も前年から大きく回復。国内新車販売台数の回復により、中古車市場でも出品台数の回復に繋がると予想している。
ユー・エス・エス<4732.T>が小幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、出品台数の回復を想定。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は1580円→1660円に引き上げた。
東海東京では、26/3期の営業利益は前年比6.3％増の575億円と予想。出品台数の増加と堅調な成約台数が増益要因になると想定している。中古車の出品台数は国内新車販売台数に遅れて連動という。24年は型式認証不正問題により国内新車販売台数は低迷していたと指摘。ただ自動車メーカー各社は生産正常化に取り組み、25年1月の新車販売も前年から大きく回復。国内新車販売台数の回復により、中古車市場でも出品台数の回復に繋がると予想している。
★9:16 ジーエヌアイ－大幅安 子会社ウェブサイトに偽情報が掲載
ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅安。同社は10日、7日の夜から8日の午前中にかけ、連結子会社である北京コンチネント薬業のホームページ上に、生成AIによる制作と思われるフェイクニュースが掲載されたと発表した。
内容はヒドロキシニドンの臨床効果と薬理に関するものとなっていたが、その後は北京コンチネントが当該ニュースを削除した。現在も調査を継続中であり、現時点では会社の関与を否定し、第三者による可能性が高いとしている。
同社株価は7日の時間外取引で一時ストップ高となる場面があった。フェイクニュースを巡る不透明感から、きょうの取引では売りが優勢となっている。
ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅安。同社は10日、7日の夜から8日の午前中にかけ、連結子会社である北京コンチネント薬業のホームページ上に、生成AIによる制作と思われるフェイクニュースが掲載されたと発表した。
内容はヒドロキシニドンの臨床効果と薬理に関するものとなっていたが、その後は北京コンチネントが当該ニュースを削除した。現在も調査を継続中であり、現時点では会社の関与を否定し、第三者による可能性が高いとしている。
同社株価は7日の時間外取引で一時ストップ高となる場面があった。フェイクニュースを巡る不透明感から、きょうの取引では売りが優勢となっている。
★9:23 カバー－急騰 ホロライブ初の公式スマホゲーム「DREAMS」を発表
カバー<5253.T>が急騰。9日に同社が運営するVチューバー事務所「ホロライブプロダクション」の公式Xで、ホロライブ初の公式スマホゲーム「DREAMS」を開発中だと発表されたことが材料。
同作は3月8日～9日に開催された「hololive 6th fes. Color Rise Harmony」のステージで発表された新プロジェクト。ホロライブの音楽が楽しめる初の公式スマホゲームで、全世界同時配信予定だとしている。
カバー<5253.T>が急騰。9日に同社が運営するVチューバー事務所「ホロライブプロダクション」の公式Xで、ホロライブ初の公式スマホゲーム「DREAMS」を開発中だと発表されたことが材料。
同作は3月8日～9日に開催された「hololive 6th fes. Color Rise Harmony」のステージで発表された新プロジェクト。ホロライブの音楽が楽しめる初の公式スマホゲームで、全世界同時配信予定だとしている。
★9:25 鴻池運輸－東海東京がレーティングを引き下げ 業績拡大期から安定期に移行、株価上昇の余地は小幅
鴻池運輸<9025.T>が軟調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、業績拡大期から安定期に移行、株価上昇の余地は小幅と指摘。レーティングは「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は3400円→3200円に引き下げた。
東海東京では、従来通り、業績は拡大期から安定期に移行すると考えている。ただ、26/3期は前回予想のような前年比二桁増益は難しく、同7.1%増の225億円と予想。26/3期業績予想ではインドのFerro Scrap Nigam Limited(FSNL)の連結子会社化による業績寄与を見込む。一方、(1)空港関連の採用コスト増(26/3期の空港関連は営業減益を予想)、(2)25/3期Q4の日本製鉄の鹿島第3高炉の停止に伴うエンジニアリング関連の減収、(3)25/3期の鉄鋼関連の生産請負作業での大型スポット案件の剥落などの利益押し下げ要因があると考えている。
鴻池運輸<9025.T>が軟調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、業績拡大期から安定期に移行、株価上昇の余地は小幅と指摘。レーティングは「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は3400円→3200円に引き下げた。
東海東京では、従来通り、業績は拡大期から安定期に移行すると考えている。ただ、26/3期は前回予想のような前年比二桁増益は難しく、同7.1%増の225億円と予想。26/3期業績予想ではインドのFerro Scrap Nigam Limited(FSNL)の連結子会社化による業績寄与を見込む。一方、(1)空港関連の採用コスト増(26/3期の空港関連は営業減益を予想)、(2)25/3期Q4の日本製鉄の鹿島第3高炉の停止に伴うエンジニアリング関連の減収、(3)25/3期の鉄鋼関連の生産請負作業での大型スポット案件の剥落などの利益押し下げ要因があると考えている。
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