前場コメント No.7 大東建、JFE、菊池製作、MonotaRO、花王、GMO
★9:28 大東建託-大和が投資判断を引き上げ 総還元利回りの高さや目標株価との乖離率に注目
大東建託<1878.T>が小幅高。大和証券では、総還元利回りの高さや目標株価との乖離率に注目。投資判断は「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」に引き上げ、目標株価は18180円→18190円に引き上げた。
大和では、買収実施により自己株式取得を実施しないなどで株価は大きく下落した点に言及。中長期の成長性は高くないとみても総還元利回りの高さや目標株価との乖離率は注目とみている。1月の建設受注単価の引き上げによる受注減速には注意が必要も、今後は買収による増益寄与も期待できるとした。2024年度に買収実施を受けて自己株式取得を休止も、2025年度から再びROE20%維持のため自己株式取得を実施すると予想。一方、リスクシナリオでは2026年度まで自己株式取得が実施されず、配当も据え置きを想定している。
大東建託<1878.T>が小幅高。大和証券では、総還元利回りの高さや目標株価との乖離率に注目。投資判断は「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」に引き上げ、目標株価は18180円→18190円に引き上げた。
大和では、買収実施により自己株式取得を実施しないなどで株価は大きく下落した点に言及。中長期の成長性は高くないとみても総還元利回りの高さや目標株価との乖離率は注目とみている。1月の建設受注単価の引き上げによる受注減速には注意が必要も、今後は買収による増益寄与も期待できるとした。2024年度に買収実施を受けて自己株式取得を休止も、2025年度から再びROE20%維持のため自己株式取得を実施すると予想。一方、リスクシナリオでは2026年度まで自己株式取得が実施されず、配当も据え置きを想定している。
★9:30 JFEHD-続落 鉄・アルミ米関税で日本除外の言質取れずと伝わる
JFEホールディングス<5411.T>が続落。12日に発動が迫る鉄鋼・アルミニウム製品への米国の追加関税に関し、日本も除外されないとの見通しが示されたと伝わったことが嫌気されている。
11日8時59分の日本経済新聞電子版記事によれば、訪米中の武藤容治経済産業相が米東部時間10日(日本時間11日未明)に、ワシントンでラトニック米商務長官らと会談。その後の記者会見で日本除外の言質は「取っていない」と説明したもよう。「除外してほしい旨は伝えた。それに対して除外する話にはなっていない」と述べたとしている。
関連企業への業績懸念から、鉄鋼では同社や大阪製鉄<5449.T>、アルミではレゾナック・ホールディングス<4004.T>やアルミハーネスを手がける古河電気工業<5801.T>などの電線株が大きく売られている。
JFEホールディングス<5411.T>が続落。12日に発動が迫る鉄鋼・アルミニウム製品への米国の追加関税に関し、日本も除外されないとの見通しが示されたと伝わったことが嫌気されている。
11日8時59分の日本経済新聞電子版記事によれば、訪米中の武藤容治経済産業相が米東部時間10日(日本時間11日未明)に、ワシントンでラトニック米商務長官らと会談。その後の記者会見で日本除外の言質は「取っていない」と説明したもよう。「除外してほしい旨は伝えた。それに対して除外する話にはなっていない」と述べたとしている。
関連企業への業績懸念から、鉄鋼では同社や大阪製鉄<5449.T>、アルミではレゾナック・ホールディングス<4004.T>やアルミハーネスを手がける古河電気工業<5801.T>などの電線株が大きく売られている。
★9:40 菊池製作所-反落 通期経常損益を下方修正 一転赤字へ
菊池製作所<3444.T>が反落。同社は10日、25.4期通期の連結経常損益予想を従来の1800万円の黒字から2億9000万円の赤字(前期は9億7700万円の赤字)に下方修正すると発表した。
ロボット・装置等製品は、収益率の高い顧客スタートアップの量産フェーズの案件が限定的だった。イームズロボティクスの補助金の受領1億7000万円に遅れが発生したことや、投資事業組合運用損が当初予想を上回る見込みとなったことも踏まえた。
菊池製作所<3444.T>が反落。同社は10日、25.4期通期の連結経常損益予想を従来の1800万円の黒字から2億9000万円の赤字(前期は9億7700万円の赤字)に下方修正すると発表した。
ロボット・装置等製品は、収益率の高い顧客スタートアップの量産フェーズの案件が限定的だった。イームズロボティクスの補助金の受領1億7000万円に遅れが発生したことや、投資事業組合運用損が当初予想を上回る見込みとなったことも踏まえた。
★9:41 MonotaRO-5日ぶり大幅反発 2月度の売上高11%増
MonotaRO<3064.T>が5日ぶり大幅反発。同社は10日、2月度の売上高は242.6億円(前年同月比11.0%増)だったと発表した。1月度は240.4億円(同17.9%増)だった。
MonotaRO<3064.T>が5日ぶり大幅反発。同社は10日、2月度の売上高は242.6億円(前年同月比11.0%増)だったと発表した。1月度は240.4億円(同17.9%増)だった。
★9:51 花王-MSMUFGが目標株価引き上げ 構造改革を終え、成長事業へ投資する好循環へ
花王<4452.T>が6日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、構造改革を終え、成長事業へ投資する好循環を予想。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を8400円→8900円に引き上げた。
MSMUFGでは、25.12期の日本の日用品事業の増収率前提は保守的とコメント。売り上げを控え目においている影響や、原料高、マーケティング費用などが保守的に見積もられている印象で、業績のアップサイドは四半期決算を追うにつれ、上振れが確認できるとみている。バリュエーションは、グローバルシャープトップ戦略が功を奏しパーソナルケア事業の構成比が上がれば、一段の上昇も望めるとした。
花王<4452.T>が6日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、構造改革を終え、成長事業へ投資する好循環を予想。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を8400円→8900円に引き上げた。
MSMUFGでは、25.12期の日本の日用品事業の増収率前提は保守的とコメント。売り上げを控え目においている影響や、原料高、マーケティング費用などが保守的に見積もられている印象で、業績のアップサイドは四半期決算を追うにつれ、上振れが確認できるとみている。バリュエーションは、グローバルシャープトップ戦略が功を奏しパーソナルケア事業の構成比が上がれば、一段の上昇も望めるとした。
★9:54 GMO-大和が目標株価引き上げ インターネット革命は後半戦へ
GMOインターネットグループ<9449.T>が急騰。大和証券では、インターネット革命は後半戦と予想。レーティングは「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を3010円→3950円に引き上げた。
大和では、タイ証券事業撤退、GPUクラウド本格稼働に伴う今期来期増益見通しや、積極的な自社株買いが支える良好な株式需給見通しを踏まえ、中小型株の中でのトップピック推奨。中長期視点でも、同社は持株会社体制移行に伴うグループ再編期にあると指摘。再編などに伴い同社グループ価値が顕在化した場合には、さらなる追加の株主還元がある可能性にも期待している。
GMOインターネットグループ<9449.T>が急騰。大和証券では、インターネット革命は後半戦と予想。レーティングは「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を3010円→3950円に引き上げた。
大和では、タイ証券事業撤退、GPUクラウド本格稼働に伴う今期来期増益見通しや、積極的な自社株買いが支える良好な株式需給見通しを踏まえ、中小型株の中でのトップピック推奨。中長期視点でも、同社は持株会社体制移行に伴うグループ再編期にあると指摘。再編などに伴い同社グループ価値が顕在化した場合には、さらなる追加の株主還元がある可能性にも期待している。
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