後場コメント No.3 スバル興、ゼオン、J.S.B.、出光興産、IIF、MSOL

2025/03/17(月) 15:34
★13:05  スバル興業-急落 今期営業益6.3%減見込む 前期は1.9%減
 スバル興業<9632.T>が急落。同社は14日、26.1期通期の連結営業利益予想を45.1億円(前期比6.3%減)に、年間配当予想を80円(前期は80円)にすると発表した。

 25.1期通期の連結営業利益は48.1億円(前の期比1.9%減)だった。「東京夢の島マリーナ」の管理運営業務が2024年3月31日をもって終了したことなどにより、レジャー事業が減収減益となったことなどが響いた。

 併せて、26.1期~28.1期の3カ年を計画期間とする中期経営計画を発表した。数値目標として、28.1期の売上高340億円(25.1期は実績値で302億円)、営業利益55億円(同48億円)、ROE9%以上をめざすとしている。

★13:07  日本ゼオン-野村が目標株価引き上げ 光学フィルムの販売見通し引き上げ
 日本ゼオン<4205.T>が3日ぶり反発。野村証券では、光学フィルムの販売見通しを上方修正。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を1510円→1730円に引き上げた。

 野村では、25.3期以降の利益予想を引き上げ、目標株価も引き上げた。中国の補助金政策により大型テレビの需要が喚起されており、同社の大型向け光学フィルムの販売拡大につながっていると説明。25年からはスマートフォンも同補助金の対象に加わり、中小型向けフィルムの販売拡大も見込んでいる。

★13:14  JSB-4日ぶり大幅反落 1Q最終赤字転落 増収も費用増が響く
 ジェイ・エス・ビー<3480.T>が4日ぶり大幅反落。同社は14日、25.10期1Q(11-1月)の連結純利益は4.9億円の赤字(前年同期は17.9億円の黒字)だったと発表した。

 増収増益となったものの、同社グループの業容拡大に伴う費用負担ならびに人材の確保・定着のための人件費および食材費など、社会情勢の影響を受けた各種費用が増加したことが響いた。

★13:36  富士石油-大和が目標株価引き下げ 予想配当利回り3.7%に割安感は見出し難い
 富士石油<5017.T>がもみ合い。大和証券では、予想配当利回り3.7%に割安感は見出し難いと指摘。レーティングは「3(中立)」を継続し、目標株価を360円→310円に引き下げた。
 
 大和では、2025年度の大和予想年間配当12円/株に配当利回り3.9%を適用して目標株価を算出した。3.9%は2月末の日経平均株価の予想配当利回り1.9%に、同社の日経平均株価に対する配当利回りスプレッドの過去5年平均2.0%を加えて算出した。石油セクター各社がROEを経営目標に据えて総還元利回りが高水準となる中で、同社の株価に割安感は見出し難いと判断している。一方、出光興産<5019.T>の持分比率上昇に対する思惑や株式市場動向はプラス材料となる可能性があるとしている。

★13:43  IIF-小動き 配当方針を変更 増配も発表
 インターネットインフィニティー<6545.T>が小動き。同社は14日、配当方針を変更すると発表した。従来は20%をめどとしていた連結配当性向を、変更後は25%をめどに引き上げる。
 
 変更に伴い、25.3期の期末配当予想を従来の8円に対して10円(前期末は5円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★13:54  MSOL-3日ぶり反発 株主優待制度を再開
 マネジメントソリューションズ<7033.T>が3日ぶり反発。同社は14日、株主優待制度を再開すると発表した。毎年6月30日時点の同社株主名簿に記載又は記録された1単元(100株)以上保有の株主を対象に、保有株式数に応じてポイントを進呈する。
 
 同ポイントは、株主限定の特設ウェブサイト「マネジメントソリューションズ・プレミアム優待倶楽部」において、お米やブランド牛などのこだわりのグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなど、5000種類以上の商品から商品を選択できる。また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共通株主優待コイン「WILLsCoin」にも交換できるとしている。


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