後場コメント No.2 セック、PKSHA、LINEヤフー、サイゼリヤ、日産証G、イー・ロジット

2025/03/19(水) 15:31
★12:45  セック-反発 ロームのAIソリューション「Solist-AI」のエコシステムパートナーに参加
 セック<3741.T>が反発。同社は19日12時、ローム<6963.T>のAIソリューション「Solist-AI」のエコシステムパートナーに参加すると発表した。
 
 「Solist-AI」は、ロームがエッジコンピューティング分野に向けて提供するオンデバイスAIソリューションだという。同社はエコシステムパートナーとして、「Solist-AI」マイコンや開発環境を用いてアプリケーションやプラットフォームソフトウェアを開発するとしている。

★12:52  PKSHA-丸三が目標株価引き上げ 中国DeepSeekの登場は追い風になろう
 PKSHA Technology<3993.T>が続落。丸三証券では、中国DeepSeekの登場は追い風と想定。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は4700円→4800円に引き上げた。

 丸三では、1Q進ちょくと子会社化した2社の業績貢献を織り込み業績予想を増額修正。中国発の生成AI「DeepSeek」の影響について、新たな技術に迅速かつ柔軟に対応して、ソリューションやプロダクトへ活用できることが同社の強みと指摘。高性能な生成AIの低コスト化によって社会実装がしやすくなると考えられる点も、同社にはプラスに働くと考えている。

★12:58  LINEヤフー-続落 「LINE Creative Lab」で生成AIによる画像生成機能を提供開始
 LINEヤフー<4689.T>が続落。同社は19日12時、同社が提供するビジネス用クリエイティブツール「LINE Creative Lab」において、新たに生成AIを利用した画像生成機能の提供を開始したと発表した。
 
 同機能では、「LINE Creative Lab」上で広告主が1つの画像を選択し、拡張を実行すると、生成AIが入稿した画像をもとに比率を自動で複数サイズに拡張し、提案する。同機能により、広告デザイナーのリソースが限られている企業なども、簡単に複数サイズの画像を作成・入稿することが可能になるため、広告作成にかかる負荷の緩和や工数削減を実現するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:02  サイゼリヤ-丸三が新規「買い」 積極出店と低価格戦略を通じた客数増に注目
 サイゼリヤ<7581.T>がもみ合い。丸三証券では、積極出店と低価格戦略を通じた客数増に注目。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価5500円でカバレッジを開始した。

 丸三では、中国本土および国内における店舗網の拡大、効率的な店舗運営により実現する低価格戦略を通じた客数の増加に注目。26.8期以降は国内外における積極的な店舗網拡大を見込み、メニュー改定などの商品施策による原価率低減を想定している。また、25.8期1Q決算発表後はコメ価格の高騰に伴う原価率の悪化懸念などにより株価が下落したものの、すかいらーくホールディングス<3197.T>などの同業と比較しバリュエーション水準は割安感があるとみている。

★13:05  日産証券G-もみ合い 未定だった期末配当予想は4円 年間では0.5円増配
 日産証券グループ<8705.T>がもみ合い。同社は19日13時、従来未定だった25.3期の期末配当予想を4.0円(前期末は7.5円)にすると発表した。年間配当予想は9.0円(前期は8.5円)となる。

★13:08  イーロジット-後場急騰 再配達率削減緊急対策事業の補助金交付が確定
 イー・ロジット<9327.T>が後場急騰。同社は19日13時、再配達率削減緊急対策事業費補助金事務局より補助金交付の確定通知書を受領したと発表した。

 事業の名称は再配達率削減新規WMS改修事業。交付確定額は3628万2000円で、システム開発費などが対象となる。25.3期の業績に与える影響については、現時点では軽微の見込みとしている。


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