前場コメント No.8 愛三工、INGS、カシオ、リガク、レオパレス21、マーケットエンタ
★10:36 愛三工業-東海東京が目標株価を引き上げ 世界トップ級の燃料ポンプをふくめ事業領域を拡張
愛三工業<7283.T>が堅調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、世界トップ級の燃料ポンプをふくめ事業領域を拡張と指摘。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は2050円→2700円に引き上げた。
東海東京では、主な理由として、(1)新たな中期計画で事業の拡大と収益力の強化が明確に打ち出されたこと、(2)3Q決算発表にてガイダンスの上方修正がなされたこと、(3)トヨタ車の生産活動が正常化に向かっていること、(4)株主還元や収益力の向上など企業価値改善に向けてのアクションが奏功してきたこと、等を挙げた。燃料ポンプ事業ではすでに世界シェア4割、トップ級の地位となったと指摘。今後はさらに燃料噴射や点火などに事業領域を広げ、エンジンのシステムサプライヤーを指向する。残存者利益の獲得ともいえるが、創出するキャッシュを活用して電動化ビジネスへの展開も視野に入っているという。
愛三工業<7283.T>が堅調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、世界トップ級の燃料ポンプをふくめ事業領域を拡張と指摘。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は2050円→2700円に引き上げた。
東海東京では、主な理由として、(1)新たな中期計画で事業の拡大と収益力の強化が明確に打ち出されたこと、(2)3Q決算発表にてガイダンスの上方修正がなされたこと、(3)トヨタ車の生産活動が正常化に向かっていること、(4)株主還元や収益力の向上など企業価値改善に向けてのアクションが奏功してきたこと、等を挙げた。燃料ポンプ事業ではすでに世界シェア4割、トップ級の地位となったと指摘。今後はさらに燃料噴射や点火などに事業領域を広げ、エンジンのシステムサプライヤーを指向する。残存者利益の獲得ともいえるが、創出するキャッシュを活用して電動化ビジネスへの展開も視野に入っているという。
★10:37 INGS-3日ぶり反落 ギフトHDの減益決算を受けてラーメン関連に売り
INGS<245A.T>が3日ぶり反落。ギフトホールディングス<9279.T>の25.10期1Q決算が減益着地となったことが材料視されているようだ。
ギフトホールディングスが17日発表した25.10期1Q決算は連結営業利益は7.7億円(前年同期比14.7%減)だった。積極出店による一過性の費用が先行したほか、キャベツや米などの想定外のコストが増加したとのこと。
本日のギフト株は急落しているが、14日に決算を発表した丸千代山岡家<3399.T>も今期の保守的な業績見通しが嫌気され、発表翌営業日の17日に大きく売られた。ラーメン業態の今後の業績への警戒感から同社のほか、ハチバン<9950.T>、魁力屋<5891.T>、ガーデン<274A.T>などにも売りが入っている。
INGS<245A.T>が3日ぶり反落。ギフトホールディングス<9279.T>の25.10期1Q決算が減益着地となったことが材料視されているようだ。
ギフトホールディングスが17日発表した25.10期1Q決算は連結営業利益は7.7億円(前年同期比14.7%減)だった。積極出店による一過性の費用が先行したほか、キャベツや米などの想定外のコストが増加したとのこと。
本日のギフト株は急落しているが、14日に決算を発表した丸千代山岡家<3399.T>も今期の保守的な業績見通しが嫌気され、発表翌営業日の17日に大きく売られた。ラーメン業態の今後の業績への警戒感から同社のほか、ハチバン<9950.T>、魁力屋<5891.T>、ガーデン<274A.T>などにも売りが入っている。
★10:43 カシオ-SMBC日興が目標株価引き上げ 底入れ後の回復と成長戦略に注目
カシオ計算機<6952.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、底入れ後の回復と成長戦略に注目。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を1300円→1350円に引き上げた。
同社は25.3期3Qにランサムウエア攻撃(24年10月)影響が直撃し、売上高・営業利益で-130億円・-40億円の影響を被った。一方、SMBC日興では構造改革は追加施策も含めて着実に実行しつつあると評価。26.3期でのV字回復に向けた守りの経営は進ちょくしており、今後は底入れ後の回復と成長戦略をいかに描いて提示していけるかに注目している。
カシオ計算機<6952.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、底入れ後の回復と成長戦略に注目。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を1300円→1350円に引き上げた。
同社は25.3期3Qにランサムウエア攻撃(24年10月)影響が直撃し、売上高・営業利益で-130億円・-40億円の影響を被った。一方、SMBC日興では構造改革は追加施策も含めて着実に実行しつつあると評価。26.3期でのV字回復に向けた守りの経営は進ちょくしており、今後は底入れ後の回復と成長戦略をいかに描いて提示していけるかに注目している。
★10:52 リガクHD-5日ぶり反落 国立台湾科技大学と次世代材料研究で協働
リガク・ホールディングス<268A.T>が5日ぶり反落。同社は18日10時10分、国立台湾科技大学と戦略的パートナーシップを締結し、2025年2月27日に協働を開始したと発表した。
CTスキャン装置「CT Lab HV」を使った3D画像再構成技術について、フロンティア材料とアドバンスドパッケージ分野への応用に関する研究を進めていくとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
リガク・ホールディングス<268A.T>が5日ぶり反落。同社は18日10時10分、国立台湾科技大学と戦略的パートナーシップを締結し、2025年2月27日に協働を開始したと発表した。
CTスキャン装置「CT Lab HV」を使った3D画像再構成技術について、フロンティア材料とアドバンスドパッケージ分野への応用に関する研究を進めていくとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★10:55 レオパレス21-SBIが新規「買い」 法人・外国籍需要背景に受注再開へ
レオパレス21<8848.T>が大幅続伸。SBI証券では、施工不備対応一服し法人・外国籍需要背景に受注再開を予想。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価690円でカバレッジを開始した。
SBIでは、法人・外国籍など入居需要が拡大し、家賃上昇を実現していること、施工不備の改修などは24年12月でおおむね完了していること、開発事業を4月から再開予定であり、組織体制などを発表していることに注目。26.3期以降は開発事業再開による請負利益の上乗せ、建物完成による管理戸数拡大を見込んでいる。
レオパレス21<8848.T>が大幅続伸。SBI証券では、施工不備対応一服し法人・外国籍需要背景に受注再開を予想。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価690円でカバレッジを開始した。
SBIでは、法人・外国籍など入居需要が拡大し、家賃上昇を実現していること、施工不備の改修などは24年12月でおおむね完了していること、開発事業を4月から再開予定であり、組織体制などを発表していることに注目。26.3期以降は開発事業再開による請負利益の上乗せ、建物完成による管理戸数拡大を見込んでいる。
★11:08 マーケットエンタープライズ-一時急騰 東大松尾研発スタートアップと事業提携
マーケットエンタープライズ<3135.T>が一時急騰。同社は18日11時、東京大学の松尾研発スタートアップであるwanderlust(東京都文京区)と事業提携し、AIエージェントを活用した営業アシスタントの共同開発を開始したと発表した。
今回のプロジェクトでは、インサイドセールス担当者と顧客の会話をリアルタイムで分析し、顧客への効果的な質問を提案するシステムを構築すること買い取りサービス「高く売れるドットコム」での買い取り成約率向上をめざすとしている。
マーケットエンタープライズ<3135.T>が一時急騰。同社は18日11時、東京大学の松尾研発スタートアップであるwanderlust(東京都文京区)と事業提携し、AIエージェントを活用した営業アシスタントの共同開発を開始したと発表した。
今回のプロジェクトでは、インサイドセールス担当者と顧客の会話をリアルタイムで分析し、顧客への効果的な質問を提案するシステムを構築すること買い取りサービス「高く売れるドットコム」での買い取り成約率向上をめざすとしている。
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