後場コメント No.3 FFRI、鉄建建設、スタメン、NEC、ルネサス、明豊エンター

2025/03/18(火) 15:32
★14:09  FFRIセキュリティ-後場急騰 能動的サイバー法案が審議入り=時事
 FFRIセキュリティ<3692.T>が後場急騰。時事通信は18日13時20分、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入法案が18日、衆院本会議で審議入りしたと報じた。記事によると、政府機関や重要インフラを狙った攻撃に対処するため、政府・与党は今国会での成立をめざすという。本会議では平将明サイバー安全保障担当相による趣旨説明と与野党の質疑を実施。石破茂首相も出席したとしている。
 
 報道を受けて、サイバーセキュリティ関連に買いが入っており、同社のほか網屋<4258.T>、サイバーセキュリティクラウド<4493.T>、アズジェント<4288.T>などにも買いが入っている。

★14:10  大本組-3日続伸 69万5000株の自己株消却へ 割合4.44%
 鉄建建設<1815.T>が3日続伸。同社は18日14時、69万5000株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は3月26日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は4.44%となる。

★14:24  スタメン-続伸 人材育成や組織開発を専門とするバヅクリと業務提携
 スタメン<4019.T>が続伸。同社は18日14時、人材育成や組織開発を専門とするバヅクリ(東京都港区)と、バヅクリのサービスを活用した「TUNAGレクリエーション」の提供を通じて、労働組合の活性化を促進することをめざし、業務提携を開始したと発表した。
 
 両社は、今後も労働組合の活性化を支援するため、TUNAGレクリエーションを通じて多様なプログラムを提供し続けていくとしている。

★14:24  NEC-5日続伸 人的資本経営の説明会 人材戦略がクリアに語られ好印象との評価
 NEC<6701.T>が5日続伸。SMBC日興証券は17日付リポートで、同社が同日に開催した人的資本経営に関する説明会は、各事業戦略も交えながら同社の人材戦略がクリアに語られていて好印象だったと評価した。

 SMBC日興では、24年度から同社全社員へ導入してきたジョブ型人材制度によって、従業員2万2000人のうち約5000人が適地適所適材へ転換し、人材の流動性が高められていることが確認できたと評価。社会インフラ事業のANS(航空・宇宙・防衛)ではリソース強化を掲げてきたが、計画に沿って実行できており、好調な需要に対応できる人員体制へ強化が遅れることなく進められている点なども好感している。

★14:36  ルネサス-大幅に3日続伸 リチウムイオン電池の設計期間を大幅短縮するソリューション発売
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が大幅に3日続伸。同社は18日、産業・民生用リチウムイオン電池の設計期間を大幅に短縮するソリューション「R-BMS F」を発売したと発表した。

 同製品では、マイコンのプログラミングや高度なバッテリ管理設計に関する技術的な専門知識がなくてもバッテリマネジメントシステムを実現することが可能。バッテリ開発に要するリソースを大幅に削減し、安全で電力効率の良いバッテリマネジメントシステムを迅速に設計できるとしている。

★14:43  明豊エンタープライズ-急落 上期最終益45%減 不動産分譲事業で減益
 明豊エンタープライズ<8927.T>が急落。同社は17日、25.7期上期(8-1月)の連結純利益は4.6億円(前年同期比44.9%減)だったと発表した。主力の不動産分譲事業で減益となったことなどが響いた。


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