前場コメント No.4 サンケン電、NaITO、HENNGE、Speee、ダイドリミ、ニイタカ
★9:07 サンケン電気-底堅い 窒化ガリウムエピタキシャル技術保有するパウデックを買収
サンケン電気<6707.T>が底堅い。同社は27日、独自の窒化ガリウム(以下、「GaN」)エピタキシャル技術を保有するパウデック(栃木県小山市)を買収すると発表した。
パウデックは、高性能なGaNパワーデバイスを実現できる、PSJ(Polarization Super Junction)技術に関する特許を多数保持しており、同社が今後拡大を狙うGaNパワーデバイス市場において、競争優位性のある技術力を保有しているという。この高度な技術力を同社に加えることにより、製品開発などでシナジーを追求することができるとしている。
同買収に係る費用概算額は、約13億円であり、26.3期に計上する予定だとしている。
サンケン電気<6707.T>が底堅い。同社は27日、独自の窒化ガリウム(以下、「GaN」)エピタキシャル技術を保有するパウデック(栃木県小山市)を買収すると発表した。
パウデックは、高性能なGaNパワーデバイスを実現できる、PSJ(Polarization Super Junction)技術に関する特許を多数保持しており、同社が今後拡大を狙うGaNパワーデバイス市場において、競争優位性のある技術力を保有しているという。この高度な技術力を同社に加えることにより、製品開発などでシナジーを追求することができるとしている。
同買収に係る費用概算額は、約13億円であり、26.3期に計上する予定だとしている。
★9:09 NaITO-続落 今期営業益16%増見込むも中計の数値目標引き下げを嫌気
NaITO<7624.T>が続落。同社は27日、26.2期通期の連結営業利益予想を5.4億円(前期比16.3%増)に、年間配当予想を4円(前期は4円)にすると発表した。
物価高・人手不足およびアメリカ政府の政策動向などの要因により、先行き不透明な状況で推移するとの認識のもと、中期経営計画の最終年度となる26.2期の売上高は450億円(従来は550億円)、経常利益は5.6億円(同15億円)にそれぞれ引き下げるとしている。
25.2期通期の連結営業利益は4.6億円(前の期比8.1%減)だった。計測および産業機器・工作機械などで減収となったことが響いた。25.2期の期末配当予想は従来予想の3円に対し4円(前の期は4円)に決定した。
なお株価は、中計の数値目標の引き下げが嫌気され、売りが優勢となっている。
NaITO<7624.T>が続落。同社は27日、26.2期通期の連結営業利益予想を5.4億円(前期比16.3%増)に、年間配当予想を4円(前期は4円)にすると発表した。
物価高・人手不足およびアメリカ政府の政策動向などの要因により、先行き不透明な状況で推移するとの認識のもと、中期経営計画の最終年度となる26.2期の売上高は450億円(従来は550億円)、経常利益は5.6億円(同15億円)にそれぞれ引き下げるとしている。
25.2期通期の連結営業利益は4.6億円(前の期比8.1%減)だった。計測および産業機器・工作機械などで減収となったことが響いた。25.2期の期末配当予想は従来予想の3円に対し4円(前の期は4円)に決定した。
なお株価は、中計の数値目標の引き下げが嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:15 HENNGE-大幅続伸 「HENNGE One」のARRが100億円突破
HENNGE<4475.T>が大幅続伸。同社は27日、同社グループの成長ドライバーであるクラウドセキュリティサービス、「HENNGE One」のARR(対象月の月末時点における契約ユーザから獲得する、翌期以降も経常的に売上高に積み上げられる可能性の高いサブスクリプションサービスで獲得する年間契約金額)が100億円を突破したと発表した。
「HENNGE One」は、様々なクラウドサービスに対する横断的なアクセスコントロールを実現するSaaS認証基盤に加えて、メール誤送信対策やファイル共有管理機能といった情報漏洩対策機能、さらにランサムウエアや標的型攻撃メールへの対策などのサイバーセキュリティにも対応した、クラウド型のワークスタイルに移行する企業をサポートするための総合的なサービスだとしている。
HENNGE<4475.T>が大幅続伸。同社は27日、同社グループの成長ドライバーであるクラウドセキュリティサービス、「HENNGE One」のARR(対象月の月末時点における契約ユーザから獲得する、翌期以降も経常的に売上高に積み上げられる可能性の高いサブスクリプションサービスで獲得する年間契約金額)が100億円を突破したと発表した。
「HENNGE One」は、様々なクラウドサービスに対する横断的なアクセスコントロールを実現するSaaS認証基盤に加えて、メール誤送信対策やファイル共有管理機能といった情報漏洩対策機能、さらにランサムウエアや標的型攻撃メールへの対策などのサイバーセキュリティにも対応した、クラウド型のワークスタイルに移行する企業をサポートするための総合的なサービスだとしている。
★9:22 Speee-急騰 日本版ステーブルコインようやく始動との報道など材料視か
Speee<4499.T>が急騰。日経FinTechが27日に、ブロックチェーン技術を用いるステーブルコイン(SC)の活用がようやく本格化し、デジタル地域通貨の活用も全国的に広まりつつあると報じたことなどが材料視されているもよう。
記事によれば、法定通貨をデジタル化するCBDC(中央銀行デジタル通貨)については、日本銀行が粛々と準備を進めているとしている。
また、同社傘下のDatachainと協業しているProgmatが27日に、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>の運用・管理による「MUFGリアルティ・トークン自由が丘」の公募および発行が完了したことを発表。Progmatはステーブルコイン発行管理基盤の開発を手掛けており、同発表を材料視した買いも入っているようだ。
Speee<4499.T>が急騰。日経FinTechが27日に、ブロックチェーン技術を用いるステーブルコイン(SC)の活用がようやく本格化し、デジタル地域通貨の活用も全国的に広まりつつあると報じたことなどが材料視されているもよう。
記事によれば、法定通貨をデジタル化するCBDC(中央銀行デジタル通貨)については、日本銀行が粛々と準備を進めているとしている。
また、同社傘下のDatachainと協業しているProgmatが27日に、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>の運用・管理による「MUFGリアルティ・トークン自由が丘」の公募および発行が完了したことを発表。Progmatはステーブルコイン発行管理基盤の開発を手掛けており、同発表を材料視した買いも入っているようだ。
★9:30 ダイドーリミテッド-売り気配 権利落ち日で売り優勢 ヒーハイストなども急落
ダイドーリミテッド<3205.T>が売り気配。きょうが3月の権利落ち日となったことが材料。
同社は期末一括で100円の配当を予定しており、3月は株主優待の権利月となる。権利落ちとなったことで、配当・優待を目的としていた投資家による売りが出ている。基準値1053円に対し足元の気配値は870円程度となっている。
権利落ち銘柄では、ドリームインキュベータ<4310.T>も売り気配。ヒーハイスト<6433.T>やランシステム<3326.T>などが急落している。
ダイドーリミテッド<3205.T>が売り気配。きょうが3月の権利落ち日となったことが材料。
同社は期末一括で100円の配当を予定しており、3月は株主優待の権利月となる。権利落ちとなったことで、配当・優待を目的としていた投資家による売りが出ている。基準値1053円に対し足元の気配値は870円程度となっている。
権利落ち銘柄では、ドリームインキュベータ<4310.T>も売り気配。ヒーハイスト<6433.T>やランシステム<3326.T>などが急落している。
★9:33 ニイタカ-16日ぶり反落 3Q累計最終益3.6倍も通期据え置きを嫌気
ニイタカ<4465.T>が16日ぶり反落。同社は14日、25.5期3Q累計(6-2月)の連結純利益は15.0億円(前年同期比3.6倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は96.0%。
前年同期に計上されていた事業撤退損による特別損失の影響がなく、中国連結子会社の持分譲渡に伴う特別利益が計上されたことが寄与した。
なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期の上方修正がなかったことが失望を誘い、売りが優勢となっている。
ニイタカ<4465.T>が16日ぶり反落。同社は14日、25.5期3Q累計(6-2月)の連結純利益は15.0億円(前年同期比3.6倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は96.0%。
前年同期に計上されていた事業撤退損による特別損失の影響がなく、中国連結子会社の持分譲渡に伴う特別利益が計上されたことが寄与した。
なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期の上方修正がなかったことが失望を誘い、売りが優勢となっている。
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