前場コメント No.4 トヨタ、ジーネクスト、東エレク、ソラコム、ニトリHD、ソフトバンクG
★9:30 トヨタ-大幅安 トランプ氏、関税で車価格上昇「気にしない」と報道 円高なども嫌気
トヨタ自動車<7203.T>が大幅安。トランプ大統領が29日に、米NBCテレビはインタビューで高関税政策による輸入車価格の上昇懸念について、「全く気にしない。外国製自動車の価格が上昇すれば、米国製を買うようになるだろう」と述べたことが嫌気されているもよう。
また、先週末の米国株は主要3指数ともに大幅安で終了。注目された2月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を上回る伸びとなったことで、インフレ長期化を懸念した売りが優勢だった。ドル円も149円前半まで円高が進行している。
米国の景気減速懸念や関税リスクなどから、国内の自動車関連株にも売りが続いているようだ。SUBARU<7270.T>、ホンダ<7267.T>、マツダ<7261.T>など自動車株全般が軒並み3%を超える下落率となっている。
トヨタ自動車<7203.T>が大幅安。トランプ大統領が29日に、米NBCテレビはインタビューで高関税政策による輸入車価格の上昇懸念について、「全く気にしない。外国製自動車の価格が上昇すれば、米国製を買うようになるだろう」と述べたことが嫌気されているもよう。
また、先週末の米国株は主要3指数ともに大幅安で終了。注目された2月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を上回る伸びとなったことで、インフレ長期化を懸念した売りが優勢だった。ドル円も149円前半まで円高が進行している。
米国の景気減速懸念や関税リスクなどから、国内の自動車関連株にも売りが続いているようだ。SUBARU<7270.T>、ホンダ<7267.T>、マツダ<7261.T>など自動車株全般が軒並み3%を超える下落率となっている。
★9:34 ジーネクスト-急落 通期営業益を下方修正 赤字拡大へ
ジーネクスト<4179.T>が急落。同社は28日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1.4億円の赤字~1.0億円の赤字のレンジから1.7億円の赤字(前期は1.5億円の赤字)に下方修正すると発表した。
新規事業およびマーケット開拓のための、生成AIへの投資による研究開発費の増加、早期の収益構造改善をめざした外部専門家への支払報酬料などの増加を踏まえた。
併せて、26.3期から28.3期までの3カ年の中期経営計画を策定したと発表した。数値目標として28.3期の売上高を22.0億円~25.0億円のレンジ(25.3期は予想値で6.7億円)、営業損益は0.8億円の黒字~0.9億円の黒字のレンジ(同1.7億円の赤字)をめざすとしている。
ジーネクスト<4179.T>が急落。同社は28日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1.4億円の赤字~1.0億円の赤字のレンジから1.7億円の赤字(前期は1.5億円の赤字)に下方修正すると発表した。
新規事業およびマーケット開拓のための、生成AIへの投資による研究開発費の増加、早期の収益構造改善をめざした外部専門家への支払報酬料などの増加を踏まえた。
併せて、26.3期から28.3期までの3カ年の中期経営計画を策定したと発表した。数値目標として28.3期の売上高を22.0億円~25.0億円のレンジ(25.3期は予想値で6.7億円)、営業損益は0.8億円の黒字~0.9億円の黒字のレンジ(同1.7億円の赤字)をめざすとしている。
★9:40 東京エレクトロン-新安値 米ハイテク株安など嫌気 半導体と電線株の下げきつい
東京エレクトロン<8035.T>が新安値。米国のハイテク株安などが嫌気されている。
先週末の米国株はS&P業種別で公益を除く全セクターが下落。トランプ関税への警戒感が高まる中、注目された2月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を上回る伸びとなったことでインフレへの長期化懸念が強まった。ハイテク株の下落がきつく、ナスダックは2.7%安。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3%近い下落率だった。また、半導体世界大手の台湾TSMCが熊本工場で製造装置の搬入のペースを抑えることが分かったとの報道なども伝わっている。
リスクオフムードが強まったことで、国内の半導体株や電線株などが大きく売られる展開となっている。主力株では、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>、フジクラ<5803.T>、住友電気工業<5802.T>などが大幅安。
東京エレクトロン<8035.T>が新安値。米国のハイテク株安などが嫌気されている。
先週末の米国株はS&P業種別で公益を除く全セクターが下落。トランプ関税への警戒感が高まる中、注目された2月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を上回る伸びとなったことでインフレへの長期化懸念が強まった。ハイテク株の下落がきつく、ナスダックは2.7%安。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3%近い下落率だった。また、半導体世界大手の台湾TSMCが熊本工場で製造装置の搬入のペースを抑えることが分かったとの報道なども伝わっている。
リスクオフムードが強まったことで、国内の半導体株や電線株などが大きく売られる展開となっている。主力株では、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>、フジクラ<5803.T>、住友電気工業<5802.T>などが大幅安。
★9:53 ソラコム-反落 松尾研究所と生成AI活用を支援するプロフェッショナルサービスを提供開始
ソラコム<147A.T>が反落。同社は31日9時、東京大学大学院工学系研究科松尾研究室とビジョンを共有し、AI技術の社会実装に強みを持つ株式会社松尾研究所(東京都文京区)と、企業のIoTプロジェクトにおける生成AI活用を支援するプロフェッショナルサービスの提供を開始すると発表した。
同サービスでは、業務の効率化や自動化をするために、IoTデータの収集・活用に必要なシステム基盤の構築や、データの分析・洞察に活用する生成AIのアルゴリズム設計など、さまざまな側面から支援を行うとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
ソラコム<147A.T>が反落。同社は31日9時、東京大学大学院工学系研究科松尾研究室とビジョンを共有し、AI技術の社会実装に強みを持つ株式会社松尾研究所(東京都文京区)と、企業のIoTプロジェクトにおける生成AI活用を支援するプロフェッショナルサービスの提供を開始すると発表した。
同サービスでは、業務の効率化や自動化をするために、IoTデータの収集・活用に必要なシステム基盤の構築や、データの分析・洞察に活用する生成AIのアルゴリズム設計など、さまざまな側面から支援を行うとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
★9:53 ニトリHD-大幅に3日続伸 円高進行を好感 日経平均採用銘柄で唯一上昇
ニトリホールディングス<9843.T>が大幅3日続伸。円高進行が材料視されている。
先週末の米国市場では、米国株相場が下落したほか米長期金利も大幅に低下。2月米個人消費支出(PCE)のコア指数の上昇によりインフレ圧力の根強さが確認されたほか、3月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が予想を下回ったことで景気への懸念が強まった。これを受けて円高が進行し、ドル円相場は足元149円台前半で推移している。
円高進行を受けて、輸入コスト低下による業績改善への期待から同社が買われている。日経平均採用銘柄の中では唯一の上昇となっている。
ニトリホールディングス<9843.T>が大幅3日続伸。円高進行が材料視されている。
先週末の米国市場では、米国株相場が下落したほか米長期金利も大幅に低下。2月米個人消費支出(PCE)のコア指数の上昇によりインフレ圧力の根強さが確認されたほか、3月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が予想を下回ったことで景気への懸念が強まった。これを受けて円高が進行し、ドル円相場は足元149円台前半で推移している。
円高進行を受けて、輸入コスト低下による業績改善への期待から同社が買われている。日経平均採用銘柄の中では唯一の上昇となっている。
★9:57 ソフトバンクG-3日続落 AIロボ150兆円投資 全米で計画=日経
ソフトバンクグループ<9984.T>が3日続落。29日付の日本経済新聞朝刊は、同社が全米でAIを備えた工場を集積した産業団地をつくる検討に入ったと報じた。
記事によると、米政権と1兆ドル(約150兆円)を超える投資を約束する可能性があり、発表済みの5000億ドルのAI網整備を超える大型計画になるという。労働力の不足をにらみ、AIを搭載したロボットが自律的に稼働する工場群をめざすとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
ソフトバンクグループ<9984.T>が3日続落。29日付の日本経済新聞朝刊は、同社が全米でAIを備えた工場を集積した産業団地をつくる検討に入ったと報じた。
記事によると、米政権と1兆ドル(約150兆円)を超える投資を約束する可能性があり、発表済みの5000億ドルのAI網整備を超える大型計画になるという。労働力の不足をにらみ、AIを搭載したロボットが自律的に稼働する工場群をめざすとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
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