後場コメント No.3 ラウンドワン、カカクコム、第一三共、資生堂、ポーラオルHD、スターティアHD

2025/04/01(火) 15:31
★13:27  ラウンドワン-丸三が新規「買い」 高いポテンシャルを秘めた米国での業績拡大に注目
 ラウンドワン<4680.T>がもみ合い。丸三証券では、高いポテンシャルを秘めた米国での業績拡大に注目。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価1300円でカバレッジを開始した。

 丸三では、米国での業績拡大が同社の成長ドライバーとみて注目している。25.3期は3Qまでの実績を踏まえ、ミニクレーンゲームの拡充効果の顕在化や米国における業績拡大の継続などを考慮すると、会社計画から上振れて着地すると予想。26.3期以降は、米国を中心とする海外での事業拡大が貢献し、中長期的な業績成長を続けるとみている。

★13:38  カカクコム-4日ぶり反発 LiPLUSホールディングスをグループ化
 カカクコム<2371.T>が4日ぶり反発。同社は1日13時、LiPLUSホールディングス(東京都渋谷区)の株式を取得し、グループ会社化したと発表した。
 
 LiPLUSは、不用品回収、庭の手入れ、ハウストラブルの解決といった生活領域の幅広いジャンルにおいてユーザーとプロフェッショナルのマッチングを行うプラットフォームの運営を通じて、暮らしの不便や不安を解決する「ホームサービス」を全国で展開しているという。生活領域という大きな市場におけるさらなる事業成長が見込まれ、ひいては両社の企業価値の向上にも寄与すると判断し、グループ会社化に至ったとしている。
 

★13:44  第一三共-急騰 HER2陽性の胃がんなど対象のエンハーツ第3相試験を開始
 第一三共<4568.T>が急騰。同社は1日、トラスツズマブ デルクステカン(商品名:エンハーツ)の、HER2陽性の胃がんまたは胃食道接合部腺がん患者への一次治療を対象としたグローバル第3相臨床試験において、最初の患者への投与を開始したと発表した。

 主要評価項目は無増悪生存期間で、重要な副次評価項目は全生存期間となる。日本を含むアジア、欧州、北米および南米において576名の患者を登録する予定としている。

★13:50  資生堂-みずほが目標株価引き上げ 米州が不透明
 資生堂<4911.T>が軟調。みずほ証券は、米州が不透明と指摘。投資判断は「中立」を継続し、目標株価は2900円→3100円に引き上げた。

 みずほでは、日本は売上・OPとも回復してきたものの、米州の状況が不透明と指摘。中国はCPBとNARSは引き続き強いものの、ファンデーション回り製品での評価が高く、中国地場企業に中長期でその分野で追いつかれるリスクはあるとみている。全般的に市場要因(特に中国消費の回復)以外で、資生堂の売上が大きく伸びることは予想しづらいとコメントしている。

★13:53  ポーラオルビス-みずほが目標株価引き上げ ポーラ委託販売プラスは来期を予想
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が反発。みずほ証券は、ポーラ委託販売プラスは来期を予想。投資判断は「中立」を継続し、目標株価は1300円→1400円に引き上げた。

 みずほでは、主力ブランドであるポーラの委託販売の戻りがポーラの業績回復のタイミングとなるとよそうしている。ポーラ委託販売売上を25年度4Qまで横ばい、26年度以降をプラスと予想。もう一つの課題ブランドであるジュリークは、会社が本格的な構造改革を断行するとしており、今回こそは大幅改善が見込めるという。両ブランドとも本格的な回復は来期であり、しばらくは様子見となるとみている。

★13:59  スターティアHD-5日ぶり反発 ファンマーケティングツール「Metabadge」をNHK出版が導入
 スターティアホールディングス<3393.T>が5日ぶり反発。同社は3月31日、連結子会社でデジタルマーケティング事業を手掛けるクラウドサーカスが提供する ファンマーケティングツール「Metabadge(メタバッジ)」を、NHK出版(東京都渋谷区)が導入したと発表した。
 
 「Metabadge」は販売促進とファン育成を同時に実現できるファンマーケティングツールだという。診断やクイズ、投票、ARなど、販促プロモーションに活用できる機能に加え、バッジや会員証、ファンポータルサイトなど、ファン育成にも活用できる機能を搭載しているという。


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