前場コメント No.5 清水建、資生堂、日本製鉄、SMC、ナイガイ、ユーグレナ
★10:13 清水建設-大幅続落 マンション修繕談合 同社子会社にも立ち入り検査=読売
清水建設<1803.T>が大幅続落。読売新聞オンラインは31日5時、首都圏のマンションの大規模修繕工事を請け負う業者約20社が談合を繰り返していた疑いがある問題で、公正取引委員会が新たに別の修繕工事業者数社に独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で立ち入り検査したことがわかったと報じた。
記事によると、公取委は業界の一部業者らが長年にわたって工事を分け合っていたとみて調べていたという。今回新たに立ち入り検査を受けたのは、同社の子会社シミズ・ビルライフケアなど数社。最初の立ち入り検査で公取委が押収した資料などから、この数社も談合に関与していた疑いが浮上したとみられるという。
公取委は今後、押収した資料の分析や各社の担当者から事情を聞き、実態解明を進める方針だとしている。
清水建設<1803.T>が大幅続落。読売新聞オンラインは31日5時、首都圏のマンションの大規模修繕工事を請け負う業者約20社が談合を繰り返していた疑いがある問題で、公正取引委員会が新たに別の修繕工事業者数社に独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で立ち入り検査したことがわかったと報じた。
記事によると、公取委は業界の一部業者らが長年にわたって工事を分け合っていたとみて調べていたという。今回新たに立ち入り検査を受けたのは、同社の子会社シミズ・ビルライフケアなど数社。最初の立ち入り検査で公取委が押収した資料などから、この数社も談合に関与していた疑いが浮上したとみられるという。
公取委は今後、押収した資料の分析や各社の担当者から事情を聞き、実態解明を進める方針だとしている。
★10:14 資生堂-下げ幅縮小 英投資会社が同社株を買い増し 保有割合5.20%→6.25%
資生堂<4911.T>が下げ幅縮小。同社株について、英投資会社のインディペンデント フランチャイズ パートナーズが保有株を買い増した。3月31日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.20%→6.25%。保有目的は純投資。状況に応じて重要提案行為などを行うこともありうるとしている。
株価は一時プラスに転じる場面も見られた。
資生堂<4911.T>が下げ幅縮小。同社株について、英投資会社のインディペンデント フランチャイズ パートナーズが保有株を買い増した。3月31日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.20%→6.25%。保有目的は純投資。状況に応じて重要提案行為などを行うこともありうるとしている。
株価は一時プラスに転じる場面も見られた。
★10:22 日本製鉄-3日続落 インドで鉄源一貫製鉄所建設用地を取得へ
日本製鉄<5401.T>が3日続落。同社は28日、同社のインドにおける重要拠点であるArcelorMittal Nippon Steel India(以下、AM/NS India)が、インド南部アンドラプラデシュ州において鉄源一貫製鉄所建設用地を取得すると発表した。
AM/NS Indiaは、既存インド西部グジャラート州ハジラ製鉄所の増強投資を実行しており、さらなる能力拡張に向けた一環として、インド南部アンドラプラデシュ州政府より同建設用地の取得で合意したという。これらの能力増強を通じ、今後のインドマーケットでの需要拡大を捉え、市場プレゼンスの確保に向けて、取り組んでいくとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
日本製鉄<5401.T>が3日続落。同社は28日、同社のインドにおける重要拠点であるArcelorMittal Nippon Steel India(以下、AM/NS India)が、インド南部アンドラプラデシュ州において鉄源一貫製鉄所建設用地を取得すると発表した。
AM/NS Indiaは、既存インド西部グジャラート州ハジラ製鉄所の増強投資を実行しており、さらなる能力拡張に向けた一環として、インド南部アンドラプラデシュ州政府より同建設用地の取得で合意したという。これらの能力増強を通じ、今後のインドマーケットでの需要拡大を捉え、市場プレゼンスの確保に向けて、取り組んでいくとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
★10:27 SMC-SMBC日興が目標株価引き下げ 在庫水準高く来期収益改善は限定的
SMC<6273.T>が大幅続落。SMBC日興証券では、在庫水準高く来期収益改善は限定的と予想。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を64700円→56600円に引き下げた。
同社は25.3期3Q決算時に通期営業利益を下方修正。計画当初より半導体や中国の需要回復が遅れ操業度の改善が限定的となった。SMBC日興では26.3期にかけて中国を中心に緩やかな需要回復を予想するなか、すでに同社の在庫水準は高いため工場操業度改善による利益率改善は限定的と想定。加えて、同社の強みである「需要の急回復期におけるシェア獲得」の可能性は低く、当面バリュエーションは切り上がりづらいとみている。
SMC<6273.T>が大幅続落。SMBC日興証券では、在庫水準高く来期収益改善は限定的と予想。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を64700円→56600円に引き下げた。
同社は25.3期3Q決算時に通期営業利益を下方修正。計画当初より半導体や中国の需要回復が遅れ操業度の改善が限定的となった。SMBC日興では26.3期にかけて中国を中心に緩やかな需要回復を予想するなか、すでに同社の在庫水準は高いため工場操業度改善による利益率改善は限定的と想定。加えて、同社の強みである「需要の急回復期におけるシェア獲得」の可能性は低く、当面バリュエーションは切り上がりづらいとみている。
★10:30 ナイガイ-プラス転換 2025年秋冬商材から「ポケットモンスター」の靴下を販売
ナイガイ<8013.T>がプラス転換。同社は31日10時20分、小学館集英社プロダクション(東京都千代田区)とのライセンス契約により、2025年秋冬商材から「ポケットモンスター」の靴下を販売すると発表した。
全国の百貨店、オンラインショップ、直営店舗で販売するとしている。
ナイガイ<8013.T>がプラス転換。同社は31日10時20分、小学館集英社プロダクション(東京都千代田区)とのライセンス契約により、2025年秋冬商材から「ポケットモンスター」の靴下を販売すると発表した。
全国の百貨店、オンラインショップ、直営店舗で販売するとしている。
★10:34 ユーグレナ-SMBC日興が目標株価を引き上げ マレーシアプラントJV持分15%に期待
ユーグレナ<2931.T>が続落。SMBC日興証券では、25/12期は通期黒字化、マレーシアプラントJV持分15%に期待。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は600円→650円に引き上げた。
SMBC日興では、25/12~27/12期の調整後EBITDA予想をそれぞれ従来比31%、36%、45%増額。収益構造改善策によるユーグレナ・ヘルスケアやキューサイの予想を増額した。マレーシアプラントは25/12期中に持分15%へ引き上げ、その際に75億円の長期借入を織り込んだ。従来は30%の参画で390億円出資、250億円の転換社債発行による資金調達を仮定していたが、国内金融機関からSPC負債性調達、JV自身の銀行借入等により、想定よりも出資額を抑えられるとみている。また商業プラントの稼働開始時期は従来想定の26年下期から28年下期とした。
ユーグレナ<2931.T>が続落。SMBC日興証券では、25/12期は通期黒字化、マレーシアプラントJV持分15%に期待。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は600円→650円に引き上げた。
SMBC日興では、25/12~27/12期の調整後EBITDA予想をそれぞれ従来比31%、36%、45%増額。収益構造改善策によるユーグレナ・ヘルスケアやキューサイの予想を増額した。マレーシアプラントは25/12期中に持分15%へ引き上げ、その際に75億円の長期借入を織り込んだ。従来は30%の参画で390億円出資、250億円の転換社債発行による資金調達を仮定していたが、国内金融機関からSPC負債性調達、JV自身の銀行借入等により、想定よりも出資額を抑えられるとみている。また商業プラントの稼働開始時期は従来想定の26年下期から28年下期とした。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ