後場コメント No.1 オキサイド、サーバーワクス、プリントネット、エスケイ、AIT、ファーストコポ

2025/04/14(月) 15:31
★12:30  オキサイド-後場上げ幅拡大 今期最終黒字転換見込む 前期は計画上回る
 オキサイド<6521.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日12時、26.2期通期の連結純損益予想を0.7億円の黒字にすると発表した。

 ヘルスケア事業において、新規顧客である高性能PETトップメーカーとの取引が今期より本格化する見込み。所要変動費を見積もりなども踏まえ、増益の見通し。

 25.2期通期の連結純損益は27.0円の赤字(前の期は4.2億円の赤字)だった。会社計画は28.5億円の赤字だった。半導体事業において4Q(12-2月)に主要顧客からの需要が増加したことや、為替差益の計上などが寄与した。

★12:31  サーバーワークス-後場売り気配 今期営業益6%増見込む 前期は20%増
 サーバーワークス<4434.T>が後場売り気配。同社は14日11時30分、26.2期通期の連結営業利益予想を11.4億円(前期比6.4%増)にすると発表した。

 成長投資を強化しながらも、利益を損なうことなく増収と増益の両立をめざす。予定されていた解約の影響があるものの、子会社の設立や全社的な人材への積極投資は減らさず、利益の絶対額を増加させる計画としている。

 25.2期通期の連結営業利益は10.7億円(前の期比19.5%増)だった。会社計画は9.9億円だった。顧客のクラウド利用増加、為替相場の好影響などによるリセール売上高の増加が寄与した。

 併せて、中期経営計画(26.2期~28.2期)を策定したことも発表した。最終年度の目標として、売上高561億円(今期予想は408億円)、営業利益16.6億円をめざす。財務戦略では、成長投資と株主還元をバランスしたキャッシュアロケーションなどに取り組む。

 なお、今期の利益成長率が鈍化する見通しであることから、株価は売りが優勢となっている。

★12:32  プリントネット-後場下げ幅縮小 上期営業利益36%増 付加価値の高い印刷物の受注が好調
 プリントネット<7805.T>が後場下げ幅縮小。同社は4月14日12時に、25.8期上期(9-2月)の営業利益は2.5億円(前年同期比36.2%増)だったと発表した。

 上期の会社計画は1.6億円だったので着地は上振れた。付加価値の高い印刷物の受注が好調だったことおよび、製造部門においても、従業員の多能工化が進み、人員の適正化および効率化によるコスト削減が図られたことにより、利益率が前年に比べ大きく改善したことが寄与した。

★12:34  エスケイジャパン-後場上げ幅拡大 今期営業益6%増見込む 配当方針変更も発表
 エスケイジャパン<7608.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日12時、26.2期通期の連結営業利益予想を13.0億円(前期比5.8%増)に、年間配当予想を31円(前期は27円)にすると発表した。

 顧客の様々なニーズを創造した「商品開発」および「サービス向上」に注力するための体制を強化するとともに、個々の社員のさらなるレベルアップとマネジメント力の強化につながる人事施策に全力を挙げて取り組み、社員処遇の向上も同時に図るとしている。

 25.2期通期の連結営業利益は12.3億円(前の期比23.9%増)だった。

 併せて、配当方針を変更すると発表した。26.2期より、「連結ベースでの配当性向の目安をおおむね30%前後として、安定的かつ継続的な配当を基本方針とする」としている。

★12:36  エーアイテイー-後場上げ幅拡大 今期営業益5.6%増見込む 前期は5.9%減
 エーアイテイー<9381.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日12時、26.2期通期の連結営業利益予想を43.0億円(前期比5.6%増)に、年間配当予想を90円(前期は80円)にすると発表した。

 持続的な収益拡大を図るため、営業人材の育成強化に取り組み、主力である国際貨物輸送を始め、通関や配送、海外倉庫でのアソート業務を含めた流通加工業務といった輸出入の付帯業務の受注増加をめざす。また、三国間輸送の獲得強化にも継続して取り組むとともに、前期では輸出貨物の取り扱いが増加し、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)の新規受注の獲得も進んだことから、今後も新たな受注獲得に向けて営業活動を展開するとしている。

 25.2期通期の連結営業利益は40.7億円(前の期比5.9%減)だった。海上運賃が上昇するなかで価格転嫁を進めてきたが、激しい競争環境下で売上総利益率が低下した。給与のベースアップなどで人件費を中心に費用が膨らんだことも響いた。

★12:39  ファーストコーポ-後場マイナス転換 3Q累計営業益51%増も3Qの利益の伸び鈍化を嫌気
 ファーストコーポレーション<1430.T>が後場マイナス転換。同社は14日12時、25.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は18.9億円(前年同期比50.5%増)だったと発表した。

 不動産事業において、共同事業による分譲マンションの販売収入が好調だったほか、事業用地の販売が当初予定を大きく上回るなど、好調に推移したことなどが寄与した。

 なお、25.5期上期(6-11月)の営業利益15.6億円に対し、3Q(12-2月)は3.2億円の積み増しにとどまっている。これが嫌気され、株価はマイナスに転じている。


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