後場コメント No.4 アミタHD、石油資源、東リ、高度紙、中発条、月島HD

2025/04/24(木) 15:33
★14:06  アミタHD-後場上げ幅拡大 「島まるごと循環」の取り組みがJICA・環境省の2事業に採択
 アミタホールディングス<2195.T>が後場上げ幅拡大。同社は24日14時に、国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業(草の根パートナー型)」(上限1億円)と、環境省の「令和7年度脱炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務」(上限2000万円)に採択されたと発表した。

 この取り組みは、観光客の増加によって深刻化しているパラオ共和国の廃棄物問題の解決と、地域における資源循環の推進をめざすものであり、同社が掲げる「島まるごと循環計画」の実現を加速させるものだとしている。

★14:07  石油資源開発-3日ぶり反落 前期最終益を下方修正 資産除去債務の積み増しなど響く
 石油資源開発<1662.T>が3日ぶり反落。同社は24日14時、25.3期通期の連結純利益予想を従来の870億円から812億円(前の期比51.2%増)に下方修正すると発表した。

 昨今の資機材価格や人件費の高騰に鑑み、国内油ガス田に係る将来の廃坑・廃山費用を見直し、資産除去債務を積み増すこととした。為替差損の計上を見込むことも響く。期末配当予想については、従来の25円から30円に引き上げた。

★14:11  東リ-後場上げ幅拡大 前期営業益を上方修正 増配も発表
 東リ<7971.T>が後場上げ幅拡大。同社は24日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の41.0億円から43.5億円(前の期比12.6%減)に、期末配当予想を14円から16円(24.3期末は16円)に上方修正すると発表した。

 新製品を中心とする販売数量の伸長や、昨年12月に実施した一部製品の上代価格改定効果、大型設備投資によるコストダウン効果などが寄与する。年間配当予想は21年(前の期は19円)となる。

★14:20  ニッポン高度紙工業-後場上げ幅縮小 今期営業益6%増見込むも材料出尽くし
 ニッポン高度紙工業<3891.T>が後場上げ幅縮小。同社は24日14時、26.3期通期の連結営業利益予想を26.0億円(前期比5.7%増)だと発表した。為替レートの前提は1米ドル150円としている。

 25.3期通期の連結営業利益は24.6億円(前の期比43.1%増)だった。増収に伴う稼働率向上や減価償却費の軽減などが寄与した。

 しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★14:29  中央発条-後場急落 今期営業益43%減見込む 前期は計画上回り4.1倍
 中央発条<5992.T>が後場急落。同社は24日14時20分、26.3期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比43.0%減)に、年間配当予想を40円(前期は40円)にすると発表した。

 安全対策強化費用として通常の2倍となる総計約10億円相当を予算化する。藤岡工場における事故の今期業績への影響額は営業利益ベースでマイナス6.5億円の見通し。なお、北米関税による影響は含まれておらず、今後影響が明らかになり次第速やかに開示する予定とした。

 25.3期通期の連結営業利益は43.8億円(前の期比4.1倍)だった。会社計画は33.0億円。国内における新製品の量産開始および堅調な需要に支えられ、売上高が想定を上回った。合理化改善の効果も寄与した。

★14:34  月島HD-後場プラス転換 前期営業益を上方修正 増配も発表
 月島ホールディングス<6332.T>が後場プラス転換。同社は24日14時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の77.0億円から89.0億円(前の期比31.6%増)に、期末配当予想を34円から52円(24.3期末は21円)に上方修正すると発表した。

 営業利益率の改善などが寄与する。年間配当予想は78円(前の期は42円)となる。


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