後場コメント No.9 NTT、サッポロHD、INPEX、やまびこ、住友電、サントリーBF
★14:57 NTT-3日ぶり反落 デバイスの装着なしに超音波で空中にリアルな触感を創出する新技術を考案
NTT<9432.T>が3日ぶり反落。同社は13日に、超音波を皮膚に集中させることで生まれる強い力の感覚に特定の周波数の振動を加えることで、何もない空中に力強く多彩な触り心地を提示する新技術を考案したと発表した。
超音波を肌に集束させ焦点を作ると、その焦点には非接触な触覚が生まれるという。この超音波による触覚技術はデバイス装着が不要なため、ユーザ負担の低い触覚技術として注目されている。今回の成果では、超音波で生まれる力の感覚を増強する刺激条件を特定した。さらに、複数周波数の超音波による刺激を自在に合成し、多彩な触感を生み出す超音波触感シンセサイザを考案。この技術を発展させることで、デバイスの装着なしにリアルな触感が感じられるXR体験の実現に貢献するとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
NTT<9432.T>が3日ぶり反落。同社は13日に、超音波を皮膚に集中させることで生まれる強い力の感覚に特定の周波数の振動を加えることで、何もない空中に力強く多彩な触り心地を提示する新技術を考案したと発表した。
超音波を肌に集束させ焦点を作ると、その焦点には非接触な触覚が生まれるという。この超音波による触覚技術はデバイス装着が不要なため、ユーザ負担の低い触覚技術として注目されている。今回の成果では、超音波で生まれる力の感覚を増強する刺激条件を特定した。さらに、複数周波数の超音波による刺激を自在に合成し、多彩な触感を生み出す超音波触感シンセサイザを考案。この技術を発展させることで、デバイスの装着なしにリアルな触感が感じられるXR体験の実現に貢献するとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★15:04 サッポロHD-後場下げ幅拡大 1Q最終赤字拡大 減損計上や為替差損など響く
サッポロホールディングス<2501.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日15時、25.12期1Q(1-3月)の連結純損益(IFRS)は42.2億円の赤字(前年同期は19.8億円の赤字)だったと発表した。
食品飲料事業において神州一味噌の株式および神州一味噌に対する債権の譲渡契約締結に伴う減損損失を計上したこと、為替相場の変動に伴い為替差損を計上したことなどが響いた。
サッポロホールディングス<2501.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日15時、25.12期1Q(1-3月)の連結純損益(IFRS)は42.2億円の赤字(前年同期は19.8億円の赤字)だったと発表した。
食品飲料事業において神州一味噌の株式および神州一味噌に対する債権の譲渡契約締結に伴う減損損失を計上したこと、為替相場の変動に伴い為替差損を計上したことなどが響いた。
★15:08 INPEX-後場上げ幅縮小 通期営業益を下方修正 1Qは15%減
INPEX<1605.T>が後場上げ幅縮小。同社は13日15時に、25.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の1兆1060億円から9160億円(前期比28.0%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは1兆0559億円。
イクシスプロジェクトをはじめとする主要プロジェクトにおける安定操業が業績を下支えする一方で、前回発表予想時の想定に対して原油価格の下振れリスクが高まったこと、および為替が円高基調に変移したことを踏まえた。通期平均の前提為替レートは1米ドル144円(前回は1米ドル153円)、前提原油価格はバレル当たり65ドル(前回はバレル当たり75ドル)とした。
併せて発表した、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は3239億円(前年同期比14.8%減)だった。
INPEX<1605.T>が後場上げ幅縮小。同社は13日15時に、25.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の1兆1060億円から9160億円(前期比28.0%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは1兆0559億円。
イクシスプロジェクトをはじめとする主要プロジェクトにおける安定操業が業績を下支えする一方で、前回発表予想時の想定に対して原油価格の下振れリスクが高まったこと、および為替が円高基調に変移したことを踏まえた。通期平均の前提為替レートは1米ドル144円(前回は1米ドル153円)、前提原油価格はバレル当たり65ドル(前回はバレル当たり75ドル)とした。
併せて発表した、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は3239億円(前年同期比14.8%減)だった。
★15:09 やまびこ-後場マイナス転換 通期営業益を下方修正 1Qは8.9%減
やまびこ<6250.T>が後場マイナス転換。同社は13日14時、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の190億円から185億円(前期比5.8%減)に下方修正すると発表した。
足もとの為替水準を踏まえ、2Q以降の想定レートを1米ドル=140円(前回150円)、1ユーロ=160円(前回155円)に見直すことを踏まえた。
25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は55.8億円(前年同期比8.9%減)だった。国内給与の上昇による総人件費などの増加や、北米において昨年は2Qに実施していたマーケティング活動を1Qに前倒しで行ったことなどにより、販管費が増加したことが響いた。
やまびこ<6250.T>が後場マイナス転換。同社は13日14時、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の190億円から185億円(前期比5.8%減)に下方修正すると発表した。
足もとの為替水準を踏まえ、2Q以降の想定レートを1米ドル=140円(前回150円)、1ユーロ=160円(前回155円)に見直すことを踏まえた。
25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は55.8億円(前年同期比8.9%減)だった。国内給与の上昇による総人件費などの増加や、北米において昨年は2Qに実施していたマーケティング活動を1Qに前倒しで行ったことなどにより、販管費が増加したことが響いた。
★15:14 住友電気工業-後場上げ幅拡大 今期営業益14%減見込む 前期は大幅に計画上振れ
住友電気工業<5802.T>が後場上げ幅拡大。同社は13日15時、26.3期通期の連結営業利益予想を2750億円(前期比14.2%減)に、年間配当予想を100円(前期は97円)にすると発表した。市場コンセンサスは2953億円。
25.3期通期の連結営業利益は3207億円(前の期比41.5%増)だった。生成AI市場の拡大を背景にデータセンター向けの光デバイスや光配線機器の需要が増加した。生産性の改善や円安なども寄与した。自動車関連事業も増益となった。会社計画は2800億円。期末配当は従来予想の41円に対し61円に決定した。
なお、前期の計画上振れ着地や増配などが好感され、株価は買いが優勢となっている。
住友電気工業<5802.T>が後場上げ幅拡大。同社は13日15時、26.3期通期の連結営業利益予想を2750億円(前期比14.2%減)に、年間配当予想を100円(前期は97円)にすると発表した。市場コンセンサスは2953億円。
25.3期通期の連結営業利益は3207億円(前の期比41.5%増)だった。生成AI市場の拡大を背景にデータセンター向けの光デバイスや光配線機器の需要が増加した。生産性の改善や円安なども寄与した。自動車関連事業も増益となった。会社計画は2800億円。期末配当は従来予想の41円に対し61円に決定した。
なお、前期の計画上振れ着地や増配などが好感され、株価は買いが優勢となっている。
★15:15 サントリーBF-後場下げ幅拡大 1Q営業益19%減 原材料・物流コスト高騰など響く
サントリー食品インターナショナル<2587.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日15時に、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は273億円(前年同期比19.4%減)だったと発表した。
国内が、原材料・物流コスト高騰影響や積極的なマーケティング活動により減益となった。APACが、飲料事業(ベトナム)における飲料市場全体の消費低迷や天候不順による販売数量減や飲料事業(タイ)における大気汚染や天候不順など外部環境の悪化による販売数量減により、減益となったことも響いた。
サントリー食品インターナショナル<2587.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日15時に、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は273億円(前年同期比19.4%減)だったと発表した。
国内が、原材料・物流コスト高騰影響や積極的なマーケティング活動により減益となった。APACが、飲料事業(ベトナム)における飲料市場全体の消費低迷や天候不順による販売数量減や飲料事業(タイ)における大気汚染や天候不順など外部環境の悪化による販売数量減により、減益となったことも響いた。
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