前場コメント No.7 フジＨＤ、任天堂、電通Ｇ、東京計器、売れるネＧ、Ｆ＆ＬＣ
★9:42 フジＨＤ－小動き 総務省への報告資料を公表 広告主の7割がCM保留
フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が小動き。同社は5月30日、総務省への報告資料を公表した。同社は4月3日、人権問題を巡って総務省から行政指導を受けていた。4月中に、国民視聴者およびスポンサーなどの関係者に対してその内容を明らかにするとともに、総務省へ報告し、その実施状況について、同日から3カ月以内に同様にその内容を明らかにするとともに、総務省へ報告するよう求められていた。
スポンサーによるCM出稿の検討状況については、出稿を継続中・再開済または再開意向の企業は63社である一方、他社やフジテレビ・世論の動向を見て判断するとする企業は137社に上ったとしている。
フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が小動き。同社は5月30日、総務省への報告資料を公表した。同社は4月3日、人権問題を巡って総務省から行政指導を受けていた。4月中に、国民視聴者およびスポンサーなどの関係者に対してその内容を明らかにするとともに、総務省へ報告し、その実施状況について、同日から3カ月以内に同様にその内容を明らかにするとともに、総務省へ報告するよう求められていた。
スポンサーによるCM出稿の検討状況については、出稿を継続中・再開済または再開意向の企業は63社である一方、他社やフジテレビ・世論の動向を見て判断するとする企業は137社に上ったとしている。
★9:46 任天堂－野村が目標株価を引き上げ 27.3期には映画公開を複数控え、IPの更なる人気拡大に期待
任天堂<7974.T>が続落。野村証券では、関税影響は注視も、27.3期には映画公開を複数控え、IPの更なる人気拡大に期待。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は11900円→14800円に引き上げた。
野村では、決算後取材等を踏まえ業績予想を更新。26.3期～28.3期にかけては関税影響や広告宣伝費、研究開発費の水準上昇等を考慮して営業利益予想を引き下げた。一方、26.3期のSwitch販売計画は従来野村想定を上回り、ハードのサイクルが想定以上に長期に亘ることから、Switch+Switch2合計のソフト販売見通しを引き上げ、29.3期と30.3期の営業利益は上方修正した。株価はSwitch2発売への期待により上昇が続いていると指摘。過去にWiiを発売した前後も株価上昇が続き、ベータは低位で推移していたという。当時を参照すればSwitch2発売後にベータが低下する可能性が考えられるとコメントしている。
任天堂<7974.T>が続落。野村証券では、関税影響は注視も、27.3期には映画公開を複数控え、IPの更なる人気拡大に期待。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は11900円→14800円に引き上げた。
野村では、決算後取材等を踏まえ業績予想を更新。26.3期～28.3期にかけては関税影響や広告宣伝費、研究開発費の水準上昇等を考慮して営業利益予想を引き下げた。一方、26.3期のSwitch販売計画は従来野村想定を上回り、ハードのサイクルが想定以上に長期に亘ることから、Switch+Switch2合計のソフト販売見通しを引き上げ、29.3期と30.3期の営業利益は上方修正した。株価はSwitch2発売への期待により上昇が続いていると指摘。過去にWiiを発売した前後も株価上昇が続き、ベータは低位で推移していたという。当時を参照すればSwitch2発売後にベータが低下する可能性が考えられるとコメントしている。
★9:50 電通Ｇ－底堅い 米ＯｐｅｎＡＩと連携 対話型AIを開発＝日経
電通グループ<4324.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は2日5時に、同社の国内各社は米オープンＡＩと対話型AI（人工知能）の研究開発で連携すると報じた。
記事によれば、画像生成や市場調査などのAIアプリケーションを1つのプラットフォーム上に対話形式で呼び出し、一気通貫で企画立案から制作までできるサービスを開発するという。国内の同社のAI人材が150人規模で機能開発に加わり、7月末までに試験版を公開する計画だとしている。
電通グループ<4324.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は2日5時に、同社の国内各社は米オープンＡＩと対話型AI（人工知能）の研究開発で連携すると報じた。
記事によれば、画像生成や市場調査などのAIアプリケーションを1つのプラットフォーム上に対話形式で呼び出し、一気通貫で企画立案から制作までできるサービスを開発するという。国内の同社のAI人材が150人規模で機能開発に加わり、7月末までに試験版を公開する計画だとしている。
★9:54 東京計器－野村が新規に「Buy」でカバレンジ 防衛予算増額の恩恵を享受
東京計器<7721.T>が急伸。野村証券では、防衛予算増額の恩恵を享受と指摘。投資評価は新規に「Buy」でカバレンジを開始し、目標株価は4400円に設定した。
野村では、制空権及び制海権確保に寄与する各種防衛関連機器で高シェアを有しており、防衛費増額の恩恵を享受すると考えている。牽引役となる防衛・通信機器事業では粗利率の高い受注残が積み上がり、船舶港湾機器事業も今後数年間、新造船需要が旺盛で事業環境は良好とみている。25.3期Q3に防衛関連機器の生産能力を増強、好調な受注及び豊富な受注残と相まって中期業績拡大が見込めると考えている。
東京計器<7721.T>が急伸。野村証券では、防衛予算増額の恩恵を享受と指摘。投資評価は新規に「Buy」でカバレンジを開始し、目標株価は4400円に設定した。
野村では、制空権及び制海権確保に寄与する各種防衛関連機器で高シェアを有しており、防衛費増額の恩恵を享受すると考えている。牽引役となる防衛・通信機器事業では粗利率の高い受注残が積み上がり、船舶港湾機器事業も今後数年間、新造船需要が旺盛で事業環境は良好とみている。25.3期Q3に防衛関連機器の生産能力を増強、好調な受注及び豊富な受注残と相まって中期業績拡大が見込めると考えている。
★9:55 売れるネット－急騰 第10回新株予約権の権利行使完了
売れるネット広告社グループ<9235.T>が急騰。同社は2日8時30分、第10回新株予約権の権利行使が完了したと発表した。前月末の未行使残存個数は135個（潜在株式数2万7000株）だった。
売れるネット広告社グループ<9235.T>が急騰。同社は2日8時30分、第10回新株予約権の権利行使が完了したと発表した。前月末の未行使残存個数は135個（潜在株式数2万7000株）だった。
★10:02 Ｆ＆ＬＣ－野村が目標株価を引き上げ 海外スシローの成長継続を予想
ＦＯＯＤ ＆ ＬＩＦＥ ＣＯＭＰＡＮＩＥＳ<3563.T>が小幅安。野村証券では、海外スシローの成長継続を予想。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は5300円→7400円に引き上げた。
野村では、Q2までの好業績を反映した他、日本と海外におけるスシロー事業の高い成長力は続いていると判断し、業績予想を引き上げた。好調な国内スシローの既存店売上に加え、海外スシローのアジア圏での出店と店舗売上の成長で、好調な業績動向が今後も続くとみている。なお、下期では好業績を背景に会社は消費者への還元を目的とした高い原価率の商品展開や店舗向け投資を強化する、と野村では予想。ただし、利益成長が続く見方に変化はないという。
ＦＯＯＤ ＆ ＬＩＦＥ ＣＯＭＰＡＮＩＥＳ<3563.T>が小幅安。野村証券では、海外スシローの成長継続を予想。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は5300円→7400円に引き上げた。
野村では、Q2までの好業績を反映した他、日本と海外におけるスシロー事業の高い成長力は続いていると判断し、業績予想を引き上げた。好調な国内スシローの既存店売上に加え、海外スシローのアジア圏での出店と店舗売上の成長で、好調な業績動向が今後も続くとみている。なお、下期では好業績を背景に会社は消費者への還元を目的とした高い原価率の商品展開や店舗向け投資を強化する、と野村では予想。ただし、利益成長が続く見方に変化はないという。
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