前場コメント No.3 アドバンテ、スクエニHD、明電舎、TKP、グリコ、富士フイルム

2025/07/18(金) 11:31
★9:03  アドバンテスト-東海東京が目標株価引き上げ 生成AI向け半導体がSoCテスタの需要を喚起
 アドバンテスト<6857.T>が続落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、生成AI向け半導体がSoCテスタの需要を喚起と判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を7800円→1万3300円と引き上げた。

 東海東京では、26.3期の東海東京業績予想は、売上高8480億円(前年比8.8%増、前回8490億円)、営業利益2880億円(同26.2%増、前回2890億円)へ微修正した。メモリテスタの予想を引き下げるが、SoCテスタの好調な需要を見込み全体では微修正となった。
 27.3期の東海東京業績予想は、売上高9450億円(前年比11.4%増、前回9290億円)、営業利益3390億円(同17.7%増、前回3250億円)へ微修正。ハイパースケーラー(Coreweave、Oracle含む)の好調な設備投資が継続すると想定し、生成AI向けSoCテスタの好調継続を見込むとしている。

★9:03  スクエニHD-3日続伸 3Dインベストメントが同社株買い増し 保有割合13.12%→14.36%
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が3日続伸。同社について、3Dインベストメントが保有株を買い増した。7月15日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は13.12%→14.36%となっている。

★9:03  明電舎-SBIが投資判断引き下げ 過去最高営業利益更新は28.3期と予想
 明電舎<6508.T>が5日ぶり反落。SBI証券では、過去最高営業利益更新は28.3期と予想。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、目標株価を5500円は継続した。

 SBIでは、SBI業績予想見直しにより、25.3期に記録した過去最高営業利益215億円を更新する時期は28.3期と時期が後ずれすると考える。目標株価5500円は継続したが、7月16日終値5370円の2.4%上でSBI株式評価方式では、「中立」に該当するため、投資判断は「買い」から「中立」に変更している。

★9:05  TKP-SBIが目標株価引き上げ 会議室需要が回復、婚礼施設と協業、ホテル拡大も寄与
 ティーケーピー<3479.T>が3日ぶり反発。SBI証券では、会議室需要が回復、婚礼施設と協業、ホテル拡大も寄与と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2480円→2590円と引き上げた。

 26.2期1Q営業利益は18億円(前年同期比6%増)、TKP本体の企業向け人事研修需要の取り込み、宿泊施設の通期稼働などにより、新規連結会社の閑散期影響を吸収。SBIでは、会議室や宿泊施設の貢献は続くとみて 26.2期営業利益予想を据え置くが、自己株式取得によりEPS予想を増額している。

★9:06  江崎グリコ-続伸 ニッポンアクティブバリューファンドが同社株買い増し 保有割合8.17%→9.23%
 江崎グリコ<2206.T>が続伸。同社について、ニッポンアクティブバリューファンドが保有株を買い増した。7月17日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は8.17%→9.23%となっている。

★9:09  富士フイルムHD-3日続伸 ペニシリン原薬を国内生産 脱中国依存へ供給網=日経
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が3日続伸。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2028年までに、感染症の治療に使うペニシリン系抗菌薬の原薬生産を始めると報じた。
 
 記事によると、抗菌薬の原薬調達は中国に依存しており、政府も補助金で供給網構築を支援するという。同社傘下の富士フイルム富山化学は約100億円を投じ、富山市の工場を増築する。ペニシリン系抗菌薬の製造に使う原薬「アンピシリン水和物」を28年に量産し、別の原薬も増産するとしている。
 
 また、供給網全体が国内に構築されるとして記事で取り上げられた、大塚ホールディングス<4578.T>や明治ホールディングス<2269.T>も高い。


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