後場コメント No.4　ウィルＧ、ハーモニック、日立建、デジタルグ、伊藤忠、サスメド

★14:13　 ウィルグループ－後場上げ幅拡大　グループ会社がポケトークと協業開始
　ウィルグループ<6089.T>が後場上げ幅拡大。同社は22日14時、グループ会社のウィルオブ・ワークが、ソースネクスト<4344.T>子会社のポケトークと協業し外国籍IT人材の受け入れ促進を支援する取り組みを開始したと発表した。

　ウィルオブ・ワークでITエンジニアに特化した人材紹介サービスを主に行うテックキャリア事業部の支援先企業に対して、ポケトークと連携してAI通訳機「ポケトーク」の導入促進や情報発信などを行うことで外国籍人材の活躍支援に向けた取り組みを幅広く展開する予定としている。

★14:16　 ハーモニック－急騰　ＩＳＤＮグループのサーボ・ダイナミクスと戦略的販売提携契約締結
　ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が急騰。同社は18日に、シンガポールのＩＳＤＮホールディングス傘下のサーボ・ダイナミクス（Ｓｅｒｖｏ Ｄｙｎａｍｉｃｓ）と、アジア市場における戦略的販売提携契約を締結したと発表した。

　この提携は、同社の主力製品である波動歯車装置、精密遊星減速機、およびメカトロニクス製品の販売を、中国、シンガポール、台湾、ベトナム、タイ、マレーシアなどのアジア主要地域に拡大することを目的としているという。
　重点用途としては、半導体製造装置、医療機器、AIロボティクスなどの成長領域が挙げられ、両社はアジア市場での新規事業機会の獲得を積極的に進め、2030年度までに売り上げ20億円超の上積みをめざすとしている。

★14:21　 日立建機－底堅い　国内向け中型ホイールローダ「ZW250-7」の受注開始
　日立建機<6305.T>が底堅い。同社は22日、ホイールローダZW-7シリーズのラインアップを拡充し、日本国内向けに中型ホイールローダ「ZW250-7」の受注を開始すると発表した。

　「ZW250-7」は積み込み作業時の走行速度を自動で制御する「アプローチスピードコントロール」を搭載し、燃費効率と操作性の向上を実現した。販売目標台数は年間40台。砕石、製鉄、産業廃棄物処理、リサイクルなどの業種で需要が見込まれるとしている。

★14:21　 デジタルグリッド－反発　「RE Bridge」の登録発電家数が100社を突破
　デジタルグリッド<350A.T>が反発。同社は18日に、コーポレートPPAのマッチングプラットフォーム「RE Bridge」の登録発電家数が7月11日に100社を突破したと発表した。

　登録発電家数が100社を超えた背景には、2025年4月の制度改定により既設（2022年4月以前に運転開始した）発電所においても需要家との環境価値取引が認められたことに加え、発電家に透明性のある電力販売チャネルとして「RE Bridge」が認知されてきたことが挙げられるとしている。

★14:24　 伊藤忠商事－反発　アシュリオン・ジャパンと家電・デジタル機器保証事業を展開
　伊藤忠商事<8001.T>が反発。同社は22日、家電・デジタル機器保証のグローバルリーダーである米国アシュリオングループの日本法人アシュリオン・ジャパン（東京都港区） と、ひとつの契約で家庭の家電・デジタル機器を一括保証するサービスを提供すると発表した。
　
　同サービスは、製造元や販売チャネルが異なる場合でも、専門オペレーターによる窓口の一本化により、迅速かつ一貫性のあるカスタマー対応を実現する。さらに、スマートフォン2台と8カテゴリーのデジタル機器（台数無制限）を保証対象とし、契約当日から遡及して、過去5年以内に購入した製品も対象となるため、現在すでに使っている機器に加え、今後の購入品も含めて家庭のデジタル環境全体をカバーする、安心かつ経済的な保証サービスだとしている。
　
★14:26　 サスメド－ストップ高買い気配　厚労省が28日に薬事審議会プログラム医療機器調査会を開催
　サスメド<4263.T>がストップ高買い気配。厚生労働省は22日、薬事審議会プログラム医療機器調査会を7月28日に開催すると発表した。

　同会において、医療機器「サスメド 不眠障害用アプリ Medcle」の生物由来製品または特定生物由来製品の指定の要否、製造販売承認事項一部変更承認の可否および使用成績評価の要否について審議を行うとしている。