前場コメント No.6 ヨネックス、ルネサス、関西ペ、ＴＯＰＰＡＮＨＤ、キオクシアＨＤ、三井金
★9:13 ヨネックス－買い気配 1Q営業益89％増 1Qとして過去最高
ヨネックス<7906.T>が買い気配。同社は8日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は62.8億円（前年同期比89.1％増）だったと発表した。市場コンセンサスは38.2億円。
各地域でスポーツ市場が堅調に推移する中、同社の草の根販促活動や、国際大会および選手活躍の話題を生かしたマーケティング活動も奏功し、連結売上高は1Qとして過去最高値を計上した。営業利益についても、増収による粗利増加の影響が販管費の増加を上回り、1Qとして過去最高益を計上したとしている。
ヨネックス<7906.T>が買い気配。同社は8日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は62.8億円（前年同期比89.1％増）だったと発表した。市場コンセンサスは38.2億円。
各地域でスポーツ市場が堅調に推移する中、同社の草の根販促活動や、国際大会および選手活躍の話題を生かしたマーケティング活動も奏功し、連結売上高は1Qとして過去最高値を計上した。営業利益についても、増収による粗利増加の影響が販管費の増加を上回り、1Qとして過去最高益を計上したとしている。
★9:13 ルネサスエレク－大和が投資判断を引き下げ 「意志ある踊り場」を踏まえ
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が続伸。大和証券では、「意志ある踊り場」を踏まえた。投資判断は「1（買い）」→「2（アウトパフォーム）」に引き下げ、目標株価は3100円→2000円に引き下げた。
大和では、取材等を踏まえ見方を整理した。25/12期業績は売上収益1.31兆円（YoY▲3％）、営業利益3700億円（同▲7％）、26/12期業績は売上収益1.43兆円、営業利益4040億円と予想。26/12期は自動車の在庫調整からの回復、IIoTにおける産業部門の回復、DC向けの増加を見込んでいる。関税影響は考慮していないという。6月末のCapital Market Dayにて、自動運転分野、GaN、設計ツール（ｿﾌﾄｳｪｱ）などで先手を打つべく、R&Dを強化する方針を発表した点に注目している。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が続伸。大和証券では、「意志ある踊り場」を踏まえた。投資判断は「1（買い）」→「2（アウトパフォーム）」に引き下げ、目標株価は3100円→2000円に引き下げた。
大和では、取材等を踏まえ見方を整理した。25/12期業績は売上収益1.31兆円（YoY▲3％）、営業利益3700億円（同▲7％）、26/12期業績は売上収益1.43兆円、営業利益4040億円と予想。26/12期は自動車の在庫調整からの回復、IIoTにおける産業部門の回復、DC向けの増加を見込んでいる。関税影響は考慮していないという。6月末のCapital Market Dayにて、自動運転分野、GaN、設計ツール（ｿﾌﾄｳｪｱ）などで先手を打つべく、R&Dを強化する方針を発表した点に注目している。
★9:18 関西ペイント－急騰 1Q営業益19％減も配当予想増額を好感
関西ペイント<4613.T>が急騰。同社は8日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は122億円（前年同期比19.0％減）だったと発表した。市場コンセンサスは137億円。
日本は建築、防食、船舶分野が前年を下回った。インドは現地通貨ベースで増収となったが、円高により為替換算では前年を下回った。欧州、アジアが低調だったことも響いた。
年間配当予想については、従来の56円から110円（前期は50円）に引き上げた。中間および期末をそれぞれ28円から55円に増額する。
なお、株価は配当予想の引き上げを好感した買いが優勢となっている。
関西ペイント<4613.T>が急騰。同社は8日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は122億円（前年同期比19.0％減）だったと発表した。市場コンセンサスは137億円。
日本は建築、防食、船舶分野が前年を下回った。インドは現地通貨ベースで増収となったが、円高により為替換算では前年を下回った。欧州、アジアが低調だったことも響いた。
年間配当予想については、従来の56円から110円（前期は50円）に引き上げた。中間および期末をそれぞれ28円から55円に増額する。
なお、株価は配当予想の引き上げを好感した買いが優勢となっている。
★9:23 ＴＯＰＰＡＮＨＤ－急落 1Q営業益9.9％減 デリバティブ損失が響く
ＴＯＰＰＡＮホールディングス<7911.T>が急落。同社は8日、26.3期1Q（4-6月）の連結経常利益は150億円（前年同期比9.9％減）だったと発表した。
生活産業セグメントでSXパッケージ需要の拡大と構造改革効果により海外を中心に大幅増益となったことなどにより、営業増益となった。一方、デリバティブ損失などが響き、経常減益となったとしている。
ＴＯＰＰＡＮホールディングス<7911.T>が急落。同社は8日、26.3期1Q（4-6月）の連結経常利益は150億円（前年同期比9.9％減）だったと発表した。
生活産業セグメントでSXパッケージ需要の拡大と構造改革効果により海外を中心に大幅増益となったことなどにより、営業増益となった。一方、デリバティブ損失などが響き、経常減益となったとしている。
★9:26 キオクシアＨＤ－ＭＳＭＵＦＧが投資判断を引き上げ リスク・リワードは良好
キオクシアホールディングス<285A.T>が急伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、リスク・リワードは良好と指摘。投資判断は「Equal-weight」→「Overweight」に引き上げ、目標株価は2200円→2900円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、投資テーマとして、(1) データセンタ投資見通しは改善しており、SSD需要成長が続く可能性が高いとしている。一方、供給サイドは規律が保たれていると指摘。調整があるにせよ、マイルドなものに留まる可能性が高いと考えている、(2) 過去数四半期、競合企業のNAND事業を上回る利益率を維持し、FCF黒字化・レバレッジ低下が続いてきたと指摘。BiCS-8によるSSDシェア上昇、顕著なコストダウン効果が見られれば、強気ケース/ディスカウント縮小も考えている、(3) 慎重なNAND市況見通しはコンセンサスであり、リスク・リワードは良好と考えた。
キオクシアホールディングス<285A.T>が急伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、リスク・リワードは良好と指摘。投資判断は「Equal-weight」→「Overweight」に引き上げ、目標株価は2200円→2900円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、投資テーマとして、(1) データセンタ投資見通しは改善しており、SSD需要成長が続く可能性が高いとしている。一方、供給サイドは規律が保たれていると指摘。調整があるにせよ、マイルドなものに留まる可能性が高いと考えている、(2) 過去数四半期、競合企業のNAND事業を上回る利益率を維持し、FCF黒字化・レバレッジ低下が続いてきたと指摘。BiCS-8によるSSDシェア上昇、顕著なコストダウン効果が見られれば、強気ケース/ディスカウント縮小も考えている、(3) 慎重なNAND市況見通しはコンセンサスであり、リスク・リワードは良好と考えた。
★9:27 三井金属鉱業－急騰 通期営業益を上方修正 1Qは51％減
三井金属鉱業<5706.T>が急騰。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の420億円から460億円（前期比38.5％減）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは452億円。
極薄銅箔マイクロシンやAIサーバー向けの電解銅箔VSP、排ガス浄化触媒などの機能材料セグメントの主要製品の販売量の増加を織り込んだ。
26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は114億円（前年同期比51.3％減）だった。為替の円高、金属価格が下回って推移したこと、およびそれに伴う在庫要因の悪化などが響いた。
三井金属鉱業<5706.T>が急騰。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の420億円から460億円（前期比38.5％減）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは452億円。
極薄銅箔マイクロシンやAIサーバー向けの電解銅箔VSP、排ガス浄化触媒などの機能材料セグメントの主要製品の販売量の増加を織り込んだ。
26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は114億円（前年同期比51.3％減）だった。為替の円高、金属価格が下回って推移したこと、およびそれに伴う在庫要因の悪化などが響いた。
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