前場コメント No.9 NXHD、セイコーG、リベルタ、ミツコシイセタン、ソフトバンクG、アスア
★10:09 NXHD-急落 通期営業益を下方修正 上期は計画下回る
NIPPON EXPRESSホールディングス<9147.T>が急落。同社は8日、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の800億円から700億円(前期比42.6%増)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは768億円。
米国の関税政策の不確実性や中東情勢の悪化に伴う国際物流の需要減退、物流コストの高止まりや人件費といったコスト上昇などにより、従来予想を下回る見通し。
25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は288億円(前年同期比50.7%増)だった。上期の会社計画330億円を下回った。
NIPPON EXPRESSホールディングス<9147.T>が急落。同社は8日、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の800億円から700億円(前期比42.6%増)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは768億円。
米国の関税政策の不確実性や中東情勢の悪化に伴う国際物流の需要減退、物流コストの高止まりや人件費といったコスト上昇などにより、従来予想を下回る見通し。
25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は288億円(前年同期比50.7%増)だった。上期の会社計画330億円を下回った。
★10:10 セイコーG-一時ストップ高 通期営業益を上方修正 増配も発表
セイコーグループ<8050.T>が一時ストップ高。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の225億円から235億円(前期比10.6%増)に上方修正すると発表した。1Qにおいて、EVS事業とDS事業が前年同期と比べ大幅な増収増益となったことを踏まえた。
26.3期1Q累計(4-6月)の連結営業利益は81.8億円(前年同期比60.2%増)だった。
併せて、26.3期の中間配当予想を55円から60円(前期同期は45円)に、期末配当予想を55円から60円(前期末は55円)に上方修正すると発表した。年間配当は110円→120円(前期は100円)となる。
セイコーグループ<8050.T>が一時ストップ高。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の225億円から235億円(前期比10.6%増)に上方修正すると発表した。1Qにおいて、EVS事業とDS事業が前年同期と比べ大幅な増収増益となったことを踏まえた。
26.3期1Q累計(4-6月)の連結営業利益は81.8億円(前年同期比60.2%増)だった。
併せて、26.3期の中間配当予想を55円から60円(前期同期は45円)に、期末配当予想を55円から60円(前期末は55円)に上方修正すると発表した。年間配当は110円→120円(前期は100円)となる。
★10:22 リベルタ-ストップ安売り気配 上期営業赤字拡大 上期計画を下回る
リベルタ<4935.T>がストップ安売り気配。同社は8日、25.12期(1-6月)の連結営業損益は1億3500万円の赤字(前年同期は3900万円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画の7600万円の黒字を下回った。
コスメジャンルでは「デンティス」「クーリスト」ともにコンビニを中心に取り扱い店舗は拡大しているものの、展開の立ち上がりが計画よりも緩やかであること、トイレタリージャンル「さよならダニー」の2025年7月のリニューアルに向け販売を止めたことなどが要因となり、売上高が予想を下回ったことなどが響いた。
リベルタ<4935.T>がストップ安売り気配。同社は8日、25.12期(1-6月)の連結営業損益は1億3500万円の赤字(前年同期は3900万円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画の7600万円の黒字を下回った。
コスメジャンルでは「デンティス」「クーリスト」ともにコンビニを中心に取り扱い店舗は拡大しているものの、展開の立ち上がりが計画よりも緩やかであること、トイレタリージャンル「さよならダニー」の2025年7月のリニューアルに向け販売を止めたことなどが要因となり、売上高が予想を下回ったことなどが響いた。
★10:23 三越伊勢丹-大幅に7日続伸 1Q最終益38%増 関係会社株式の売却が寄与
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が大幅に7日続伸。同社は8日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は188億円(前年同期比37.5%増)だったと発表した。
国内顧客は堅調に推移したものの、海外顧客売上高の減少により全体では減収、営業減益となった。計画を上回る経費コントロールを推進した結果、年間計画に対して順調な進ちょくだったとしている。純利益については、関係会社株式の売却により増加した。
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が大幅に7日続伸。同社は8日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は188億円(前年同期比37.5%増)だったと発表した。
国内顧客は堅調に推移したものの、海外顧客売上高の減少により全体では減収、営業減益となった。計画を上回る経費コントロールを推進した結果、年間計画に対して順調な進ちょくだったとしている。純利益については、関係会社株式の売却により増加した。
★10:40 ソフトバンクG-新高値 フォックスコンの米オハイオ工場を買収と伝わる
ソフトバンクグループ<9984.T>が新高値。ブルームバーグは8日、台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループが売却した米オハイオ州の電気自動車(EV)工場に関し、買い手だと判明したと報じた。
事情に詳しい関係者の話として報じた。同社は米全土にデータセンターと関連インフラを建設するスターゲート計画に、フォックスコンを参画させようと接触したもよう。EV工場の売買はその取り組みの結果だと、非公表の協議だとして匿名を要請した関係者が述べたとしている。
なお、同社については決算発表を受けて8日に急騰しており、それにより最高値を更新する展開となっていた。直近公表されている信用買い残も300万株を超えるため、踏み上げの可能性が考えられる。足元では同社1社で日経平均を200円程度押し上げている。
ソフトバンクグループ<9984.T>が新高値。ブルームバーグは8日、台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループが売却した米オハイオ州の電気自動車(EV)工場に関し、買い手だと判明したと報じた。
事情に詳しい関係者の話として報じた。同社は米全土にデータセンターと関連インフラを建設するスターゲート計画に、フォックスコンを参画させようと接触したもよう。EV工場の売買はその取り組みの結果だと、非公表の協議だとして匿名を要請した関係者が述べたとしている。
なお、同社については決算発表を受けて8日に急騰しており、それにより最高値を更新する展開となっていた。直近公表されている信用買い残も300万株を超えるため、踏み上げの可能性が考えられる。足元では同社1社で日経平均を200円程度押し上げている。
★10:40 アスア-一時ストップ安 今期営業益32%減見込む ノンコアビジネスの撤退などで減益見通し
アスア<246A.T>が一時ストップ安。同社は8日、26.6期通期の営業利益予想を1.3億円(前期比32.2%減)に、年間配当予想を7.0円(前期は10.8円)にすると発表した。ノンコアビジネスの撤退および成長領域への戦略的投資に伴う費用増加を想定しており、一時的に減益を想定する。
25.3期通期の営業利益は2.0億円(前の期比20.8%増)だった。コンサルティング事業および通信ネットワークソリューション事業のサービス拡大により、売上高・営業利益ともに過去最高を更新したとしている。
併せて、配当方針の変更も発表した。変更後は配当性向30%を目安に、安定的な累進配当を行うことを基本方針とする。変更に伴い、25.6期の期末配当を従来予想の10.66円に対し10.80円(うち記念配5円、前の期末は5.7円)に決定した。
アスア<246A.T>が一時ストップ安。同社は8日、26.6期通期の営業利益予想を1.3億円(前期比32.2%減)に、年間配当予想を7.0円(前期は10.8円)にすると発表した。ノンコアビジネスの撤退および成長領域への戦略的投資に伴う費用増加を想定しており、一時的に減益を想定する。
25.3期通期の営業利益は2.0億円(前の期比20.8%増)だった。コンサルティング事業および通信ネットワークソリューション事業のサービス拡大により、売上高・営業利益ともに過去最高を更新したとしている。
併せて、配当方針の変更も発表した。変更後は配当性向30%を目安に、安定的な累進配当を行うことを基本方針とする。変更に伴い、25.6期の期末配当を従来予想の10.66円に対し10.80円(うち記念配5円、前の期末は5.7円)に決定した。
★10:40 アスア-一時ストップ安 13万5000株・1億2000万円を上限に自社株買い 割合は5.0%
アスア<246A.T>が一時ストップ安。同社は8日、13万5000株・1億2000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年8月12日~2026年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.0%となる。
なお株価は、同日発表された決算において、業績予想が減益見通しとなったことなどが嫌気され、売りが優勢となっている。
アスア<246A.T>が一時ストップ安。同社は8日、13万5000株・1億2000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年8月12日~2026年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.0%となる。
なお株価は、同日発表された決算において、業績予想が減益見通しとなったことなどが嫌気され、売りが優勢となっている。
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