前場コメント No.5 かんぽ、エターナルホスヒ、GENDA、SOMPOHD、ヤーマン、アシロ
★9:13 かんぽ生命保険-MSMUFGが目標株価を引き上げ 大きな転換点に差し掛かりつつある
かんぽ生命保険<7181.T>が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、大きな転換点に差し掛かりつつあると指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は4200円→5300円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、(1)財務レバレッジが高く、(2)保有資産のデュレーションが短いほか、(3)国内債券に対するエクスポージャーが大きいことを踏まえれば、本来、金利の上昇局面において最も恩恵を受けやすいと考えている。これまで保有契約の減少が金利上昇の恩恵を打ち消してきたものの、今後の来局誘致の再開や主力商品における予定利率の引き上げを通じて、保有契約の下げ止まり期待が醸成されると考えている。
かんぽ生命保険<7181.T>が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、大きな転換点に差し掛かりつつあると指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は4200円→5300円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、(1)財務レバレッジが高く、(2)保有資産のデュレーションが短いほか、(3)国内債券に対するエクスポージャーが大きいことを踏まえれば、本来、金利の上昇局面において最も恩恵を受けやすいと考えている。これまで保有契約の減少が金利上昇の恩恵を打ち消してきたものの、今後の来局誘致の再開や主力商品における予定利率の引き上げを通じて、保有契約の下げ止まり期待が醸成されると考えている。
★9:17 エターナルホスピタリティ-大幅続伸 今期営業益1%増見込む 前期は計画上回る
エターナルホスピタリティグループ<3193.T>が大幅続伸。同社は12日、26.7期通期の連結営業利益予想を31.5億円(前期比1.0%増)に、年間配当予想を46.0円(前期は46.0円)にすると発表した。
断続的な原材料価格の高騰、エネルギーコストや人件費などの上昇による影響が一定程度ある想定。収益基盤の国内では、グループ再編に伴う選択と集中により、地域ごとに機動的かつ柔軟な経営を実現し、出店加速や店舗管理の効率化を推し進めるとしている。
25.7期通期の連結営業利益は31.2億円(前の期比3.9%減)だった。会社計画は30.4億円。食材および飲料原価の高騰、海外進出に伴う開業準備費用、賃金引き上げや店舗スタッフの充足率の向上による人件費の増加などにより減益となった。
エターナルホスピタリティグループ<3193.T>が大幅続伸。同社は12日、26.7期通期の連結営業利益予想を31.5億円(前期比1.0%増)に、年間配当予想を46.0円(前期は46.0円)にすると発表した。
断続的な原材料価格の高騰、エネルギーコストや人件費などの上昇による影響が一定程度ある想定。収益基盤の国内では、グループ再編に伴う選択と集中により、地域ごとに機動的かつ柔軟な経営を実現し、出店加速や店舗管理の効率化を推し進めるとしている。
25.7期通期の連結営業利益は31.2億円(前の期比3.9%減)だった。会社計画は30.4億円。食材および飲料原価の高騰、海外進出に伴う開業準備費用、賃金引き上げや店舗スタッフの充足率の向上による人件費の増加などにより減益となった。
★9:19 GENDA-買い気配 上期最終益78%減も増収などを好感
GENDA<9166.T>が買い気配。同社は12日、26.1期上期(2-7月)の連結純利益は3.1億円(前年同期比77.8%減)だったと発表した。市場コンセンサスは31.0億円。
増収、営業増益となったものの、のれんの増加などにより最終減益となった。
なお株価は、売上高が740億円(前年同期比49.3%増)と増収となっていることや、のれん償却前の純利益が19.2億円(前年同期比0.3%増)と増益となっていることが好感され、買いが優勢となっている。
GENDA<9166.T>が買い気配。同社は12日、26.1期上期(2-7月)の連結純利益は3.1億円(前年同期比77.8%減)だったと発表した。市場コンセンサスは31.0億円。
増収、営業増益となったものの、のれんの増加などにより最終減益となった。
なお株価は、売上高が740億円(前年同期比49.3%増)と増収となっていることや、のれん償却前の純利益が19.2億円(前年同期比0.3%増)と増益となっていることが好感され、買いが優勢となっている。
★9:21 SOMPO-MSMUFGが目標株価を引き上げ バリュエーションの割安感が強い
SOMPOホールディングス<8630.T>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、バリュエーションの割安感が強いと指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は5570円→5770円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、キャピタルゲイン除きでみたRoANAV12.0%(26/3期予想)、相対的に低いベータを踏まえれば、現状のP/ANAVは割安感が強いと考えている。引き続きM&Aに対して積極的とみられるもののAspen Insurance Holdingsの買収発表に対する株式市場の前向きな評価を踏まえれば従前ほど株価のオーバーハングにはなりにくいと指摘。また同買収の効果もあり27/3期に大幅な修正利益増益を見込むことができ、相対的に業績の見通しが良いという。
SOMPOホールディングス<8630.T>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、バリュエーションの割安感が強いと指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は5570円→5770円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、キャピタルゲイン除きでみたRoANAV12.0%(26/3期予想)、相対的に低いベータを踏まえれば、現状のP/ANAVは割安感が強いと考えている。引き続きM&Aに対して積極的とみられるもののAspen Insurance Holdingsの買収発表に対する株式市場の前向きな評価を踏まえれば従前ほど株価のオーバーハングにはなりにくいと指摘。また同買収の効果もあり27/3期に大幅な修正利益増益を見込むことができ、相対的に業績の見通しが良いという。
★9:27 ヤーマン-大幅続落 1Q営業赤字転落 インバウンド客の落ち込みなど響く
ヤーマン<6630.T>が大幅続落。同社は12日、25.12期1Q(5-7月)の連結営業損益は8.3億円の赤字(前年同期は1.9億円の黒字)だったと発表した。今期は決算期変更の経過期間に伴い8ヵ月間の変則決算となる。
新規取引先開拓の遅れやインバウンド客の落ち込みなどにより売上高が減少した。中国最大のECセール「618」商戦における広告宣伝費の増加なども響いた。
ヤーマン<6630.T>が大幅続落。同社は12日、25.12期1Q(5-7月)の連結営業損益は8.3億円の赤字(前年同期は1.9億円の黒字)だったと発表した。今期は決算期変更の経過期間に伴い8ヵ月間の変則決算となる。
新規取引先開拓の遅れやインバウンド客の落ち込みなどにより売上高が減少した。中国最大のECセール「618」商戦における広告宣伝費の増加なども響いた。
★9:35 アシロ-売り気配 通期営業益を上方修正も4Qの見通しを嫌気
アシロ<7378.T>が売り気配。同社は12日、25.10期通期の連結営業利益(IFRS)予想を従来の12.7億円から13.8億円(前期比4.2倍)に上方修正すると発表した。基幹事業であるメディア事業が好調に伸長したことに加え、HR事業が初めて黒字で着地する見込みであることなど好調に推移したことなどを踏まえた。
25.10期3Q累計(11-7月)の連結営業利益は11.8億円(前年同期比6.4倍)だった。
併せて25.10期の期末配当予想を33.9円から37.8円(前期末は24.18円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
なお株価は、4Q(8-10月)の営業利益の積み増し分が2.0億円にとどまる見通しであることが嫌気され、売りが優勢となっている。
アシロ<7378.T>が売り気配。同社は12日、25.10期通期の連結営業利益(IFRS)予想を従来の12.7億円から13.8億円(前期比4.2倍)に上方修正すると発表した。基幹事業であるメディア事業が好調に伸長したことに加え、HR事業が初めて黒字で着地する見込みであることなど好調に推移したことなどを踏まえた。
25.10期3Q累計(11-7月)の連結営業利益は11.8億円(前年同期比6.4倍)だった。
併せて25.10期の期末配当予想を33.9円から37.8円(前期末は24.18円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
なお株価は、4Q(8-10月)の営業利益の積み増し分が2.0億円にとどまる見通しであることが嫌気され、売りが優勢となっている。
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