前場コメント No.7 東映アニメ、レーザーテク、ミロク、コマツ、SBI、クロスマーケG、中外薬
★10:43 東映アニメ-MSMUFGが投資判断を引き上げ 株価は妥当な水準となったとの見方へ変更
東映アニメーション<4816.T>が大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、株価は妥当な水準となったとの見方へ変更。投資判断は「Underweight」→「Equal-weight」に引き上げ、目標株価は3000円→3100円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、27/3期営業利益予想を278億円から307億円(YoY+10%)に変更。従来はリスクの大きな大型企画への投資等に伴うリスクに比してIP保有への期待が先行し株価は割高と考えていたが、今期は目立つ映画やテレビアニメの公開予定がなく材料に乏しいことなども背景に株価は過去3か月で約13%、年初来で約17%下落。株価は妥当な水準となったとの見方へと変更した。IPの二次利用による収益多角化が進展しつつも、グローバル展開等に伴うリスクが意識される状況は継続すると考えている。
東映アニメーション<4816.T>が大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、株価は妥当な水準となったとの見方へ変更。投資判断は「Underweight」→「Equal-weight」に引き上げ、目標株価は3000円→3100円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、27/3期営業利益予想を278億円から307億円(YoY+10%)に変更。従来はリスクの大きな大型企画への投資等に伴うリスクに比してIP保有への期待が先行し株価は割高と考えていたが、今期は目立つ映画やテレビアニメの公開予定がなく材料に乏しいことなども背景に株価は過去3か月で約13%、年初来で約17%下落。株価は妥当な水準となったとの見方へと変更した。IPの二次利用による収益多角化が進展しつつも、グローバル展開等に伴うリスクが意識される状況は継続すると考えている。
★10:48 レーザーテック-MSMUFGが目標株価引き上げ 短期的に事業環境は改善
レーザーテック<6920.T>が続伸。SMBC日興証券では、短期的に事業環境は改善と判断。投資判断は「Underweight」を継続し、目標株価を10400円→11300円に引き上げた。
MSMUFGでは、最新の市場環境の変化を織り込んで業績予想と目標株価を上方修正した。メモリメーカーのEUV露光装置の大量購入、米国でのファウンドリ投資、中国での米国製装置から日本製装置へのシフトなどが短期的な業績回復の追い風になるとみている。一方、競争環境は引き続き厳しいと指摘しており、投資判断は据え置いた。
レーザーテック<6920.T>が続伸。SMBC日興証券では、短期的に事業環境は改善と判断。投資判断は「Underweight」を継続し、目標株価を10400円→11300円に引き上げた。
MSMUFGでは、最新の市場環境の変化を織り込んで業績予想と目標株価を上方修正した。メモリメーカーのEUV露光装置の大量購入、米国でのファウンドリ投資、中国での米国製装置から日本製装置へのシフトなどが短期的な業績回復の追い風になるとみている。一方、競争環境は引き続き厳しいと指摘しており、投資判断は据え置いた。
★10:50 ミロク-急騰 各地で熊による人身被害が相次ぐ 猟銃国内首位の同社に買い
ミロク<7983.T>が急騰。各地で熊による人身被害が相次いでいることが材料。27日付の秋田魁新報電子版によれば、26日午後9時までに発表された秋田県内での今年度の被害者数は54人で、クマが市街地に大量出没した2023年度の70人に迫るという。10月だけでも35人が被害に遭い、例年の累計を大きく超えて単月では史上最悪の状況となったとしている。
これを受け、猟銃国内首位である同社株に、業績期待の買いが入っているようだ。
ミロク<7983.T>が急騰。各地で熊による人身被害が相次いでいることが材料。27日付の秋田魁新報電子版によれば、26日午後9時までに発表された秋田県内での今年度の被害者数は54人で、クマが市街地に大量出没した2023年度の70人に迫るという。10月だけでも35人が被害に遭い、例年の累計を大きく超えて単月では史上最悪の状況となったとしている。
これを受け、猟銃国内首位である同社株に、業績期待の買いが入っているようだ。
★10:52 コマツ-MSMUFGが目標株価引き上げ 高水準の利益が継続
コマツ<6301.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、高水準の利益が継続と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5100円→5400円と引き上げた。
MSMUFG業績予想を微修正。通期営業利益では、26.3期MSMUFG予想を旧5500億円→新5550億円へ、27.3期MSMUFG予想を旧6000億円→新6250億円へと若干引き上げた。
MSMUFGでは、利益率の高い鉱山機械や補給部品の販売拡大と積極的な価格政策により、高水準の利益確保が可能と考えている。
コマツ<6301.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、高水準の利益が継続と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5100円→5400円と引き上げた。
MSMUFG業績予想を微修正。通期営業利益では、26.3期MSMUFG予想を旧5500億円→新5550億円へ、27.3期MSMUFG予想を旧6000億円→新6250億円へと若干引き上げた。
MSMUFGでは、利益率の高い鉱山機械や補給部品の販売拡大と積極的な価格政策により、高水準の利益確保が可能と考えている。
★11:07 SBIHD-MSMUFGが目標株価を引き上げ 中期ビジョンの見直しが今後の注目点
SBIホールディングス<8473.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、中期ビジョンの見直しが今後の注目点とコメント。投資判断は「Equalweight」を継続し、目標株価は4730円→6440円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、2Qは金融サービス事業の好調継続を想定。前期にマイナスであったPE投資事業は今期1Qには複数の上場銘柄(CircleやeToro)の評価益を計上。3Qには住信SBIネット銀行の売却益(約1400億円)を、25年度中に教保生命の負のれん発生益(約300億円)を計上すると見込みという。1Q時点の年換算ROEは24%と中期ビジョン(15%)を大幅超過するため中期ビジョンの見直しが今後の注目点と指摘。1Q迄の進捗及び7-9月期の市況を反映し業績予想を見直した。
SBIホールディングス<8473.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、中期ビジョンの見直しが今後の注目点とコメント。投資判断は「Equalweight」を継続し、目標株価は4730円→6440円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、2Qは金融サービス事業の好調継続を想定。前期にマイナスであったPE投資事業は今期1Qには複数の上場銘柄(CircleやeToro)の評価益を計上。3Qには住信SBIネット銀行の売却益(約1400億円)を、25年度中に教保生命の負のれん発生益(約300億円)を計上すると見込みという。1Q時点の年換算ROEは24%と中期ビジョン(15%)を大幅超過するため中期ビジョンの見直しが今後の注目点と指摘。1Q迄の進捗及び7-9月期の市況を反映し業績予想を見直した。
★11:08 クロスマーケティング-続伸 ステージゲートソリューション「Growth Way」を提供開始
クロス・マーケティンググループ<3675.T>が続伸。同社は27日11時、連結子会社のクロス・マーケティングが、2025年10月より、ステージゲートソリューション「Growth Way」の提供を開始したと発表した。
「Growth Way」は、クロス・マーケティングが培ってきた圧倒的な知見とノウハウを統合したソリューションだという。調査が必要とされるタイミングでの支援にとどまらず、商品開発やマーケティングプロセス全体の構築・推進を支援するとしている。
クロス・マーケティンググループ<3675.T>が続伸。同社は27日11時、連結子会社のクロス・マーケティングが、2025年10月より、ステージゲートソリューション「Growth Way」の提供を開始したと発表した。
「Growth Way」は、クロス・マーケティングが培ってきた圧倒的な知見とノウハウを統合したソリューションだという。調査が必要とされるタイミングでの支援にとどまらず、商品開発やマーケティングプロセス全体の構築・推進を支援するとしている。
★11:10 中外製薬-野村が目標株価引き下げ 25.12期通期では会社計画の上振れは不変
中外製薬<4519.T>が3日続落。野村証券では、25.12期通期では会社計画の上振れは不変と予想。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を6500円→6400円に引き下げた。
野村では、25.12期7-9月決算を踏まえ、業績予想を修正。為替前提の修正、Hemlibraの現地売り状況を織り込み、25.12期以降の予想を下方修正した。ただ、同社は実績とロシュへの供給計画から、Hemlibra、Actemraは通期計画を上振れる可能性を示唆。野村では、25.12期予想は会社計画を上振れる見通しに変更はないとしている。
中外製薬<4519.T>が3日続落。野村証券では、25.12期通期では会社計画の上振れは不変と予想。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を6500円→6400円に引き下げた。
野村では、25.12期7-9月決算を踏まえ、業績予想を修正。為替前提の修正、Hemlibraの現地売り状況を織り込み、25.12期以降の予想を下方修正した。ただ、同社は実績とロシュへの供給計画から、Hemlibra、Actemraは通期計画を上振れる可能性を示唆。野村では、25.12期予想は会社計画を上振れる見通しに変更はないとしている。
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