後場コメント No.3 テルモ、日立、ヤマハ、マーケットエンタ、住阪セメ、KLab

2026/02/24(火) 15:30
★13:32  テルモ-野村が目標株価引き下げ 株価低迷には株式需給要因もある
 テルモ<4543.T>がもみ合い。野村証券では、株価低迷には株式需給要因もあると指摘。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を2300円→2100円に引き下げた。

 野村では、26.3期3Q(10-12月)決算は買収事業が現時点でマイナス方向に働いているものの、心臓血管(CV)などの既存事業は良好であったと評価。一方、株価は低下傾向を脱せていないと指摘。個社要因として買収事業の不透明さもあるが、セクター要因としてグローバルの株式市場で医薬品株への懸念が後退したことで、医療機器株から医薬品株へ物色が移り、同社含めた心臓血管系企業の株価バリュエーションが低下しているとした。同社は日本の医療機器セクターで時価総額が最大のため、株式需給面のマイナスを強く受けると考えている。

★13:35  日立製作所-みずほが目標株価を引き上げ フィジカルAI関連の事業機会に注目
 日立製作所<6501.T>が軟調。みずほ証券は、GX/DX関連での中期成長、ポートフォリオ改革加速、フィジカルAI関連の事業機会に注目。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は5900円→6300円に引き上げた。

 みずほでは、想定超の3Q業績や機動的な追加自社株買いなどを好感の一方、その後はDSSでのAIディスラプション懸念などから軟調な状況にあると指摘。ただし過度な懸念は不要とコメント。理由は、1)米GlobalLogicは米/欧投資抑制影響などからスタンドアローンでの成長鈍化、単純業務のAI代替リスクはあるが、強みである顧客体験変革を実現するデジタルエンジニアリング力などは不変の上、日立グループ内のシナジーも含めると高成長持続、2)懸案の海外ストレージは売却報道など抜本施策検討の可能性台頭で投資指標の足枷も解消方向、3)新事業体制のもとで、社会インフラへのAI実装に関連した事業機会取り込みが進めば、一段のValuation切り上がりも許容可能と判断している。

★13:45  ヤマハ-野村が目標株価引き上げ 鍵盤楽器やエンタメPAがやや弱い
 ヤマハ<7951.T>が続落。野村証券では、鍵盤楽器やエンタメPAがやや弱いと指摘。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を1150円→1300円に引き上げた。

 野村では、中国楽器市場の落ち込みによる業績低迷が続いたとしたが、アコースティックピアノの在庫水準は低下傾向にあり、最悪期は脱しつつあると考えている。ただし、先進国における楽器市場が既に成熟していることや、成長期待の高い音響機器が足元で売り上げを落としていることなどから、中長期の成長ドライバーの具現化には時間を要していると指摘。持続的な株主還元力への評価も含め、株価は概ね適正水準にあると判断している。

★13:50  マーケットエンタ-続落 埼玉県鳩山町不要品リユース事業で「おいくら」と連携開始
 マーケットエンタープライズ<3135.T>が続落。同社は24日、埼玉県鳩山町と、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、同日より連携を開始すると発表した。同社が運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、鳩山町の廃棄物削減と循環型社会の形成をめざすとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★14:03  住友大阪セメント-みずほが目標株価引き上げ 27.3期に向けた利益改善は織り込まれたとみる
 住友大阪セメント<5232.T>が大幅続伸。みずほ証券では、27.3期に向けた利益改善は織り込まれたと想定。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を3900円→4300円に引き上げた。

 みずほでは、株価上昇で27.3期に向けた利益改善は織り込まれたと判断。セメント事業の営業利益は固定費負担などがかさみ、27.3期でも92億円と同社が最低限必要とする100億円以上には達しないとみている。27.3期を初年度とする次期中期経営計画におけるセメント事業の利益目標、株主還元方針を注視とした。

★14:09  KLab-反発 AI自動取引システムのバックテストで投資回収率+328.6%
 KLab<3656.T>が反発。同社は24日14時、開発しているAIを活用した金融商品の自動取引システムについて、直近のテストにおいて投資回収率+328.6%を記録したと発表した。同期間のビットコイン価格の上昇率の約3.4倍に相当するとしている。


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