後場コメント No.2  技研HD、夢隊、浜ゴム、東芝、キリンHD、大塚HDなど

2020/02/14(金) 15:57
★13:06  技研HD-大幅高 同社大株主の夢みつけ隊が持分法投資利益の増加を発表 先回り買い向かう
 技研ホールディングス<1443.T>が大幅高。同社はきょう14日の引け後に決算発表を予定しているが、同社株を22.3%保有している夢みつけ隊<2673.T>が、14日10時15分に決算を発表。

 同社の当期純利益の持株比率割合を持分法による投資利益として、持分法による投資利益1.1億円(前年同期比4398万円増)を営業外収益として計上したと明らかにした。

 同発表を受け、同社の20.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益が増加しているとの見方から、決算発表を先回りした買いが向かっている。
 

★13:17  横浜ゴム-後場上げ幅拡大 今期営業益7%減見込み 前期は10%増で着地
 横浜ゴム<5101.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日13時に、20.12期通期の連結営業利益(IFRS基準)予想は545億円(前期比6.9%減)だと発表した。

 19.12期通期の連結営業利益は585億円(前年同期比9.5%増)だった。会社計画の575億円(前期比7.5%増)をやや上振れた。

 また、19.12期の期末配当予想を31円から33円(前期は31円)に修正すると発表した。なお、年間配当は64円(前の期は62円)となる。

 株価は2019年11月に発表した業績の下方修正を受け、足もと年初来安値圏まで下落しており、前期計画を上振れての着地や増配を好感した買いが優勢となっている。
 

★13:26  東芝-後場下げ幅縮小 3Q累計営業益7.6倍 調達改革や構造改革が進展
 東芝<6502.T>が後場下げ幅縮小。同社は14日13時15分に、20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(米国基準)は625億円(前年同期比7.6倍)だったと発表した。
 
 エネルギーシステム事業、インフラシステム事業などが好調だったほか、調達改革や構造改革効果の成果により増益となったことが寄与した。

★13:35  キリンHD-後場急騰 英ファンドが株主提案 全面対決へ=日経ビジネス
 キリンホールディングス<2503.T>が後場急騰。日経ビジネスは14日、英投資会社フランチャイズ・パートナーズ(FP)が同社に対し、株主提案を出したことが日経ビジネスの取材で明らかになったと報じた。
 
 記事によれば、FPが推す社外取締役の選任や6000億円規模の自社株買いなどを求めているもよう。同社は株主提案を拒否する構えで、3月に開かれる定時株主総会でプロキシファイト(委任状争奪戦)にもつれこむ可能性もあるとしている。

 報道を受け、株価は一時前日比3.6%高を付けた。物言う株主により株主還元が強化されるなど、思惑的な買いが向かったようだ。
 

★13:46  大塚HD-後場マイナス転換 今期営業益12%増も市場コンセンサス下回る
 大塚ホールディングス<4578.T>が後場マイナス転換。同社は14日13時30分、20.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)は1970億円(前期比11.6%増)だと発表した。市場コンセンサスは2056億円。

 医療関連事業では、「レキサルティ」、「エビリファイメンテナ」、「ジンアーク」のグローバル製品が大きく伸長し、増収増益を見込むとしている。

 19.12期通期の連結営業利益は1766億円(前の期比63.0%増)だった。医療関連事業におけるグローバル4製品の販売増が寄与した。
 

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