前場コメント No.9 新家工、サンバイオ、東陽テク、F&LC、ビート、特殊陶

2025/07/03(木) 11:31
★10:34  新家工業-続伸 ステンレス加工の三宅金属を完全子会社化
 新家工業<7305.T>が続伸。同社は2日、同日付で三宅金属(大阪府大阪市)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。
 
 三宅金属が築き上げたステンレスの加工技術と幅広い顧客基盤を引き継ぐことにより、同社グループ内でシナジーを発揮してステンレス事業の強化と成長を図り、「長期ビジョン2033」および「中期経営計画2026」でめざす同社グループの価値向上に向けた取り組みを推進していくため、株式取得に至ったとしている。
 

★10:38  サンバイオ-MSMUFGが目標株価引き上げ 日本商業化は一進一退ながらも前進
 サンバイオ<4592.T>が3日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、新薬アクーゴの日本での商業化は一進一退ながらも前進していると評価。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を1400円→2100円に引き上げた。

 MSMUFGでは、アクーゴの日本での商業化は一進一退ながらも前進していると評価。予想を約6カ月先送りし、日本の一変認可(承認事項一部変更の承認)は12-1月、薬価決定&発売は2026年春と予想している。今後は米国での提携(2025-26年)、資金調達にも注目とした。

★10:38  東陽テクニカ-3日続伸 仏社製電池充放電評価装置カテゴリーの中国全土での総代理店権取得
 東陽テクニカ<8151.T>が3日続伸。同社は3日10時30分、中国子会社の東揚精測系統(上海)が、電気化学測定システムの世界的メーカーである仏・BioLogic Science Instrumentsの、電池充放電評価装置カテゴリーの販売について、2025年7月より中国における総代理店権を取得したと発表した。

 今回、華南エリアでの実績が評価されBioLogicの総代理店権を中国全土に拡げたことにより、従来は商圏対象外の国軒高科や中創新航科技といった大手電池メーカーへの販促活動ができることになったという。今後、中国市場における車載電池開発向け電池充放電評価装置カテゴリー製品でさらなる売上拡大をめざすとしている。

★10:43  F&LC-6日ぶり大幅反落 6月度国内スシローの既存店売上高15%増 前月比では伸び鈍化
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>が6日ぶり大幅反落。同社は2日、6月度の国内スシロー既存店売上高は前年同月比14.5%増だったと発表した。前月比では4.4ポイント低下した。客数は同6.3%増、客単価は同7.7%上昇となった。

 各種キャンペーンが好評であったことに加えて、メディア露出による認知度向上と信頼感の醸成が相乗効果を生む形となったとしている。

★10:51  ビート-3日ぶり大幅反発 ビットコインETF 6月末時点で含み益2.4億円
 ビート・ホールディングス・リミテッド<9399.T>が3日ぶり大幅反発。同社は2日、保有するビットコインETF「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」の損益などを発表した。

 1米ドル144.81円換算とし、6月30日時点で合計購入価額は16億6405万5881円。時価評価額は19億864万6382円。評価損益は2億4459万0501円の含み益としている。

★11:01  日本特殊陶業-SBIが新規「買い」 ディフェンシブ性と成長機会が同時発現へ
 日本特殊陶業<5334.T>がもみ合い。SBI証券では、アフターパーツ依存によるディフェンシブ性、残存者利益による成長機会が同時発現すると予想。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価5900円でカバレッジを開始した。

 SBIでは、トランプ関税が長期化の様相を示し始め新車需要に不透明感が高まる中で、アフターパーツ中心の収益構造、残存者メリットによるシェア上昇期待は安心材料とみる。実質収益性もセクター随一の水準からさらに上昇し始めているが、織り込み不足と判断している。


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