IPO銘柄詳細
Veritas In Silico
コード | 市場 | 業種 | 売買単位 | 注目度 |
---|---|---|---|---|
130A | 東証グロース | 医薬品 | 100株 | B |
スケジュール
スケジュール | |
---|---|
仮条件決定 | 2024/01/23 |
ブックビルディング期間 | 2024/01/24 - 01/30 |
公開価格決定 | 2024/01/31 |
申込期間 | 2024/02/01 - 02/06 |
払込期日 | 2024/02/07 |
上場日 | 2024/02/08 |
価格情報 | |
---|---|
想定価格 | 1,120円 |
仮条件 | 800 - 1,000円 |
公開価格 | 1,000円 |
初値予想 | 1,030円 |
初値 | 2,001円 |
- スケジュールは上場企業都合により変更になる場合があります。
基本情報
代表者名 | 中村 慎吾(上場時51歳8カ月)/1972年生 |
---|---|
本店所在地 | 東京都品川区西五反田 |
設立年 | 2016年 |
従業員数 | 15人 (2023/11/30現在)(平均44.2歳、年収682.4万円) |
事業内容 | mRNA(メッセンジャーリボ核酸)を標的とする低分子創薬や核酸創薬のプラットフォーム事業 |
URL | https://www.veritasinsilico.com/ |
株主数 | 19人 (目論見書より) |
資本金 | 90,000,000円 (2024/01/05現在) |
上場時発行済株数 | 6,301,314株(別に潜在株式611,256株) |
公開株数 | 920,000株(公募800,000株、オーバーアロットメント120,000株) |
調達資金使途 | 研究開発費、設備投資資金、運転資金 |
連結会社 | 0社 |
シンジケート
公開株数800,000株(別に120,000株)/海外分含む
種別 | 証券会社名 | 株数 | 比率 |
---|---|---|---|
主幹事証券 | みずほ | 746,000 | 93.25% |
引受証券 | SMBC日興 | 16,000 | 2.00% |
引受証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー | 16,000 | 2.00% |
引受証券 | 楽天 | 9,000 | 1.13% |
引受証券 | 松井 | 9,000 | 1.13% |
引受証券 | あかつき | 4,000 | 0.50% |
大株主(潜在株式を含む)
大株主名 | 摘要 | 株数 | 比率 |
---|---|---|---|
中村慎吾 | 代表取締役社長 | 1,426,000 | 23.33% |
三菱ガス化学(株) | 特別利害関係者など | 731,256 | 11.96% |
New Life Science1号投組 | 投資業(ファンド) | 556,444 | 9.10% |
三菱UFJライフサイエンス1号投組 | 投資業(ファンド) | 512,640 | 8.39% |
上村孝 | 取締役 | 498,000 | 8.15% |
IEファスト&エクセレント投組 | 投資業(ファンド) | 344,000 | 5.63% |
梨本正之 | 研究顧問 | 298,390 | 4.88% |
名大・東海地区大学ベンチャー1号投組 | 投資業(ファンド) | 285,834 | 4.68% |
エムスリー(株) | 特別利害関係者など | 240,000 | 3.93% |
松岡弘之 | 取締役 | 208,000 | 3.40% |
みずほ成長支援第3号投組 | 投資業(ファンド) | 166,666 | 2.73% |
業績動向(単位:百万円)
決算期 | 種別 | 事業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|
2023/12 | 単独3Q累計実績 | 279 | 39 | 37 | 35 |
2023/12 | 単独会社予想 | 359 | 35 | 34 | 31 |
2022/12 | 単独実績 | 178 | -138 | -138 | -141 |
2021/12 | 単独実績 | 59 | -235 | -240 | -232 |
事業収益
営業利益
経常利益
純利益
1株あたりの数値(単位:円)
決算期 | 種別 | EPS | BPS | 配当 |
---|---|---|---|---|
2023/12 | 単独会社予想 | 5.67 | 286.03 | 0.00 |
参考類似企業
事業詳細
mRNA(メッセンジャーリボ核酸)標的薬のバイオベンチャー。インシリコ(コンピューター利用の計算科学)RNA構造解析技術をはじめとしたデジタル技術と創薬技術を統合した「ibVISプラットフォーム」を活用し、製薬会社との共同創薬研究を通じてmRNAを標的とする低分子医薬品を創出する「プラットフォーム型」のビジネスを展開している。現時点では製薬会社との提携数やプロジェクト数を増やすことを優先する方針だが、将来的には並行して自社でパイプラインの開発も進める「ハイブリッド型」のビジネスへの転換を計画している。
代表取締役社長の中村慎吾氏は2011年まで武田薬品工業に勤め、04年にmRNA標的低分子医薬品の実現を目指すプロジェクトを立ち上げた。だがその後、会社の方針転換によりプロジェクトは中断。退職に伴い在職中の研究成果を譲り受けた。その後RNA構造を研究する統計力学理論や熱力学理論、それら理論を解析に応用する計算ソフトウエアなどを構築し、さらにベンチャービジネスの投資や実務経験を積んだうえで16年11月に起業した。
社名はラテン語の格言「in vino veritas(ワインの中に真理がある)」に由来し、インシリコの助けによって人が真理(ウェリタス)に気づくという意味を持つ。
1.mRNA標的低分子創薬のプロジェクト(共同創薬研究)
製薬会社と共同で創薬研究プロジェクトを実施することで、契約一時金、研究支援金、マイルストーンなどの収益を得ている。非臨床試験前の創薬研究を主な業務としており、製薬パートナーが行う非臨床試験以降の開発コストを負担することはない。
具体的には東レ(対象疾患:非開示)、塩野義製薬(感染症、精神神経系)、ラクオリア創薬(がん)、武田薬品工業(非開示)の4社との共同研究が進ちょくしており、そのうち最も進んでいるのは現在、「ヒット化合物検証」を実施中の段階にある。2023年9月末まで合計5.5億円の事業収益を獲得しており、今後は短期的(創薬研究期間中)には12.3億円、中期的(開発期間中)には80.5億円を獲得する可能性があり、さらに医薬品が上市した場合には長期的(販売期間中)に1桁台前半%のロイヤルティーと販売額に応じたマイルストーン収入(最大1050億円)が見込まれる。ただし、東レとの医薬品候補化合物の権利は共有することになっており、持ち分に応じた収益を受領する。
2.mRNA標的低分子創薬のプロジェクト(自社研究)
共同創薬研究開始後、パートナー側の都合により中止されたプロジェクトを引き継ぎ、事業開発や創薬プラットフォームの技術開発のために活用している。2023年11月末時点では社内研究にとどめており、具体的に自社パイプライン候補として進ちょくしているプロジェクトはない。
3.その他プロジェクト(自社研究)
共同創薬研究に加えて自社開発も進めるハイブリッド型ビジネスへの転換を見据え、希少疾患を中心にリード化合物最適化中の核酸医薬品 のプロジェクトのほか、ターゲット探索中のmRNA医薬品やncRNA(mRNA以外のRNA、非翻訳性RNA)標的医薬品のプロジェクトを保有している。
2022年12月期の事業収益構成比は、契約一時金収入16.8%、マイルストーン収入78.3%、研究支援金収入4.8%、その他の収益0.2%。主な販売先は塩野義製薬50.3%、興和28.0%、ラクオリア創薬18.2%。
代表取締役社長の中村慎吾氏は2011年まで武田薬品工業に勤め、04年にmRNA標的低分子医薬品の実現を目指すプロジェクトを立ち上げた。だがその後、会社の方針転換によりプロジェクトは中断。退職に伴い在職中の研究成果を譲り受けた。その後RNA構造を研究する統計力学理論や熱力学理論、それら理論を解析に応用する計算ソフトウエアなどを構築し、さらにベンチャービジネスの投資や実務経験を積んだうえで16年11月に起業した。
社名はラテン語の格言「in vino veritas(ワインの中に真理がある)」に由来し、インシリコの助けによって人が真理(ウェリタス)に気づくという意味を持つ。
1.mRNA標的低分子創薬のプロジェクト(共同創薬研究)
製薬会社と共同で創薬研究プロジェクトを実施することで、契約一時金、研究支援金、マイルストーンなどの収益を得ている。非臨床試験前の創薬研究を主な業務としており、製薬パートナーが行う非臨床試験以降の開発コストを負担することはない。
具体的には東レ(対象疾患:非開示)、塩野義製薬(感染症、精神神経系)、ラクオリア創薬(がん)、武田薬品工業(非開示)の4社との共同研究が進ちょくしており、そのうち最も進んでいるのは現在、「ヒット化合物検証」を実施中の段階にある。2023年9月末まで合計5.5億円の事業収益を獲得しており、今後は短期的(創薬研究期間中)には12.3億円、中期的(開発期間中)には80.5億円を獲得する可能性があり、さらに医薬品が上市した場合には長期的(販売期間中)に1桁台前半%のロイヤルティーと販売額に応じたマイルストーン収入(最大1050億円)が見込まれる。ただし、東レとの医薬品候補化合物の権利は共有することになっており、持ち分に応じた収益を受領する。
2.mRNA標的低分子創薬のプロジェクト(自社研究)
共同創薬研究開始後、パートナー側の都合により中止されたプロジェクトを引き継ぎ、事業開発や創薬プラットフォームの技術開発のために活用している。2023年11月末時点では社内研究にとどめており、具体的に自社パイプライン候補として進ちょくしているプロジェクトはない。
3.その他プロジェクト(自社研究)
共同創薬研究に加えて自社開発も進めるハイブリッド型ビジネスへの転換を見据え、希少疾患を中心にリード化合物最適化中の核酸医薬品 のプロジェクトのほか、ターゲット探索中のmRNA医薬品やncRNA(mRNA以外のRNA、非翻訳性RNA)標的医薬品のプロジェクトを保有している。
2022年12月期の事業収益構成比は、契約一時金収入16.8%、マイルストーン収入78.3%、研究支援金収入4.8%、その他の収益0.2%。主な販売先は塩野義製薬50.3%、興和28.0%、ラクオリア創薬18.2%。
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