IPO銘柄詳細
ペルセウスプロテオミクス
コード | 市場 | 業種 | 売買単位 | 注目度 |
---|---|---|---|---|
4882A | マザーズ | 医薬品 | 100株 | B |
スケジュール
スケジュール | |
---|---|
仮条件決定 | 2020/03/03 |
ブックビルディング期間 | 2020/03/05 - 03/11 |
公開価格決定 | 2020/03/12 |
申込期間 | 2020/03/13 - 03/18 |
払込期日 | 2020/03/23 |
上場日 | 2020/03/24 |
価格情報 | |
---|---|
想定価格 | 960円 |
仮条件 | 540 - 600円 |
公開価格 | - |
初値予想 |
|
初値 | - |
- スケジュールは上場企業都合により変更になる場合があります。
基本情報
代表者名 | 横川 拓哉 (上場時59歳5カ月)/1960年生 |
---|---|
本店所在地 | 東京都目黒区駒場 |
設立年 | 2001年 |
従業員数 | 18人 (2020/01/31現在)(平均48.7歳、年収658.7万円) |
事業内容 | 医薬品などの研究開発、製造、販売 |
URL | https://www.ppmx.com/ |
株主数 | 23人 (目論見書より) |
資本金 | 799,970,000円 (2020/02/17現在) |
上場時発行済株数 | 7,721,400株(別に潜在株式601,500株) |
公開株数 | 1,811,000株(公募1,575,000株、オーバーアロットメント236,000株) |
調達資金使途 | 研究開発費、事業運営経費(事業開発や運転資金) |
連結会社 | 0社 |
シンジケート
公開株数1,575,000株(別に236,000株)
種別 | 証券会社名 | 株数 | 比率 |
---|---|---|---|
主幹事証券 | みずほ | 1,449,200 | 92.01% |
引受証券 | SMBC日興 | 47,200 | 3.00% |
引受証券 | SBI | 31,500 | 2.00% |
引受証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー | 15,700 | 1.00% |
引受証券 | エース | 15,700 | 1.00% |
引受証券 | いちよし | 15,700 | 1.00% |
大株主(潜在株式を含む)
大株主名 | 摘要 | 株数 | 比率 |
---|---|---|---|
富士フイルム(株) | その他の関係会社 | 2,988,210 | 44.28% |
NVCC8号投組 | ベンチャーキャピタル(ファンド) | 1,274,370 | 18.89% |
イノベーション・エンジン産業創出投組 | ベンチャーキャピタル(ファンド) | 390,000 | 5.78% |
みずほ成長支援第2号投組 | ベンチャーキャピタル(ファンド) | 384,300 | 5.70% |
横川拓哉 | 代表取締役社長執行役員 | 300,000 | 4.45% |
三菱UFJキャピタル(株) | ベンチャーキャピタル(ファンド) | 284,910 | 4.22% |
SMBCベンチャーキャピタル4号投組 | ベンチャーキャピタル(ファンド) | 256,110 | 3.80% |
(株)キースジャパン | 特別利害関係者など | 151,500 | 2.25% |
(株)バイオテクノロジー・トランスファー | 特別利害関係者など | 96,000 | 1.42% |
小南欽一郎 | 取締役 | 93,000 | 1.38% |
三和商事(株) | 特別利害関係者など | 90,000 | 1.33% |
富士フイルム富山化学(株) | 特別利害関係者など | 60,000 | 0.89% |
シミックホールディングス(株) | 特別利害関係者など | 60,000 | 0.89% |
業績動向(単位:百万円)
決算期 | 種別 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|
2020/03 | 単独3Q累計実績 | 61 | -686 | -704 | -709 |
2020/03 | 単独予想 | 80 | -857 | -899 | -905 |
2019/03 | 単独実績 | 275 | -144 | -145 | -163 |
2018/03 | 単独実績 | 303 | -166 | -163 | -178 |
売上高
営業利益
経常利益
純利益
1株あたりの数値(単位:円)
決算期 | 種別 | EPS | BPS | 配当 |
---|---|---|---|---|
2020/03 | 単独予想 | -145.55 | 332.99 | - |
参考類似企業
事業詳細
東京大学発の抗体医薬ベンチャー。医薬品候補物質の抗体を創生することで、がんやその他疾患の治療用医薬品を研究開発している。現在、臨床試験段階にあるパイプラインは全てがん治療薬である。
東大先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された、タンパク質発現・抗体作製技術を基盤とする。このタンパク質発現技術は従来調製が困難だった膜タンパク質を効率的に発現する。動物免疫法と組み合わせる事で、親和性の高い抗体を効率的に取得できる。
2009年1月に富士フイルムが増資を引き受けいったん親会社になったが、18年3月に実施されたベンチャーキャピタルへの第三者割当増資により親子関係は解消。現在はその他の関係会社(富士フイルムから見ると持ち分法適用関連会社)となっている。
〈開発パイプライン〉
1.PPMX-T001(中外製薬に導出済み)
遺伝子チップを用いた解析により見いだされ、肝臓がんで特異的に発現が高いグリピカン3(GPC3)を標的とする。
日米欧で肝臓がんを対象疾患に臨床試験を実施するも第2相で主要評価項目が未達に終わったが、アデゾリズマブとの併用にて米国と台湾で第1相試験を開始した。また、固形がんでの試験(米国、欧州)は第1相が2019年8月に終了した。
2.PPMX-T002(富士フイルムに導出済み)
がん細胞表面に多く発現し、細胞間接着タンパク質として機能すると考えられているカドヘリン3(CDH3)を標的とする。
米国にて2019年より固形がんを対象疾患に第1相試験を拡大し、第2相試験相当を実施中である。
3.PPMX-T003(自社開発)
鉄を結合した鉄結合性糖タンパクのトランスフェリンを細胞内に取り込む、トランスフェリン受容体(TFR)を標的とする。鉄イオンの取り込みの阻害することで、細胞死を引き起こさせる。
PV(真性多血症)治療薬としての第1相試験を実施中。さらに血液がん治療薬としての作用機構を明確化するため、宮崎大学、名古屋大学、藤田医科大学、順天堂大学などと共同で臨床効果に関する創薬研究を推進している。
4.PPMX-T004(富士フイルムに導出済み)
PMX-T002と同じくがん細胞表面に存在するカドヘリン3(CDH3)を標的とする。遺伝子改変した抗体に薬物を標識した抗体薬剤複合体であり、これと結合したがん細胞を標識した薬物で殺傷する。患者の免疫機能の状態に関わらず、高い効果が期待できる。開発状況は非開示。
5.その他
患者組織を利用することで取得した疾患特異的な標的候補を多数保有している。
2019年3月期の連結売上高構成比は、医薬品事業100.0%。主な販売先は富士フイルム74.5%。
東大先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された、タンパク質発現・抗体作製技術を基盤とする。このタンパク質発現技術は従来調製が困難だった膜タンパク質を効率的に発現する。動物免疫法と組み合わせる事で、親和性の高い抗体を効率的に取得できる。
2009年1月に富士フイルムが増資を引き受けいったん親会社になったが、18年3月に実施されたベンチャーキャピタルへの第三者割当増資により親子関係は解消。現在はその他の関係会社(富士フイルムから見ると持ち分法適用関連会社)となっている。
〈開発パイプライン〉
1.PPMX-T001(中外製薬に導出済み)
遺伝子チップを用いた解析により見いだされ、肝臓がんで特異的に発現が高いグリピカン3(GPC3)を標的とする。
日米欧で肝臓がんを対象疾患に臨床試験を実施するも第2相で主要評価項目が未達に終わったが、アデゾリズマブとの併用にて米国と台湾で第1相試験を開始した。また、固形がんでの試験(米国、欧州)は第1相が2019年8月に終了した。
2.PPMX-T002(富士フイルムに導出済み)
がん細胞表面に多く発現し、細胞間接着タンパク質として機能すると考えられているカドヘリン3(CDH3)を標的とする。
米国にて2019年より固形がんを対象疾患に第1相試験を拡大し、第2相試験相当を実施中である。
3.PPMX-T003(自社開発)
鉄を結合した鉄結合性糖タンパクのトランスフェリンを細胞内に取り込む、トランスフェリン受容体(TFR)を標的とする。鉄イオンの取り込みの阻害することで、細胞死を引き起こさせる。
PV(真性多血症)治療薬としての第1相試験を実施中。さらに血液がん治療薬としての作用機構を明確化するため、宮崎大学、名古屋大学、藤田医科大学、順天堂大学などと共同で臨床効果に関する創薬研究を推進している。
4.PPMX-T004(富士フイルムに導出済み)
PMX-T002と同じくがん細胞表面に存在するカドヘリン3(CDH3)を標的とする。遺伝子改変した抗体に薬物を標識した抗体薬剤複合体であり、これと結合したがん細胞を標識した薬物で殺傷する。患者の免疫機能の状態に関わらず、高い効果が期待できる。開発状況は非開示。
5.その他
患者組織を利用することで取得した疾患特異的な標的候補を多数保有している。
2019年3月期の連結売上高構成比は、医薬品事業100.0%。主な販売先は富士フイルム74.5%。
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