前場コメント No.9 山口FG、santecHD、TOWA、メイコー、ZOZO、J-MAX

2024/05/13(月) 11:30
★10:39  山口FG-新高値 今期最終益31%増見込む 17円増配へ
 山口フィナンシャルグループ<8418.T>が新高値。同社は10日、25.3期通期の連結純利益予想を330億円(前期比30.9%増)に、年間配当予想を60円(前期は43円)にすると発表した。
 
 24.3期通期の連結純利益は252億円(前の期比40.9%増)だった。貸出金利息や有価証券利息配当金の増加などが寄与した。

 なお、株価は同時に発表した自社株買いや、国内長期金利の上昇も材料視されている。

★10:39  山口FG-新高値 1000万株・100億円を上限に自社株買い 割合4.61%
 山口フィナンシャルグループ<8418.T>が新高値。同社は10日、1000万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年5月13日~25年3月24日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合4.61%となる。

★10:39  santec-ストップ高買い気配 今期営業益4%増見込む 前期は40%増
 santec Holdings<6777.T>がストップ高買い気配。同社は10日、25.3期通期の連結営業利益予想を58.0億円(前期比4.2%増)に、年間配当予想を100円(前期は90円)にすると発表した。

 光通信用光測定器事業については、ネットワークインフラ及びデータセンタへの投資の需要が引き続き堅調に推移し、国内外の光伝送機器メーカーなどからの引き合いが順調に増えるものと見込む。

 24.3期通期の連結営業利益は55.6億円(前の期比39.7%増)だった。

 医療用および光通信用の光測定器の販売と、システム・ソリューション事業におけるランサムウェア対策ソフトウェアの販売が好調に推移したことが寄与した。

 併せて24.3期の期末配当を従来予想の40円に対して50円(前の期末は50円)に決定した。

★10:49  TOWA-新高値 今期営業益46%増見込む 前期は14%減も計画上回る
 TOWA<6315.T>が新高値。同社は10日、25.3期通期の連結営業利益予想を126.0億円(前期比45.5%増)に、年間配当予想を60円(前期は40円)にすると発表した。市場コンセンサスは127.4億円。

 足元の民生品向け設備投資は低調さが続くものの、底打ち感は現れており、徐々に設備投資需要は回復する予想。また、生成AIの拡大に向けたHBM(High Bandwidth Memory)などサーバー向け投資については堅調な需要が続くと見込む。

 24.3期通期の連結営業利益は86.6億円(前の期比13.7%減)だった。会社計画は81.6億円を上回った。コンプレッション装置の売り上げ比率増加に伴い、製品ミックスが改善したことが寄与した。

★10:52  メイコー-ストップ高買い気配 今期営業益37%増見込む 前期は22%増
 メイコー<6787.T>がストップ高買い気配。同社は10日、25.3期通期の連結営業利益予想を160億円(前期比37.2%増)に、年間配当予想を72円(前期は68円)にすると発表した。

 工場の自動化・省人化、歩留まり改善など生産性の改善を推進し、さらなる収益性の強化を図るとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は117億円(前の期比21.8%増)だった。生産面では受注が拡大したことから工場稼働率が向上するとともに、コスト削減効果、為替の影響などが相まって収益が改善基調となった。

 併せて24.3期の期末配当を従来予想の30円に対して41円(前の期末は28円)に決定した。

★10:52  ZOZO-大和が目標株価を引き上げ 暖冬、春の遅れも順調に着地
 ZOZO<3092.T>が小幅高。大和証券では、暖冬、春の遅れも順調に着地に注目。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は3500円→3700円に引き上げた。

 24/3期決算及び説明会(4/30)、その後の取材等を踏まえ、大和予想等をアップデート。営業利益は市場予想(Quick603億円)及び大和予想を下回ったが、暖冬影響等を考慮すれば、順調な決算と判断している。 新物流拠点の費用増加も、配送費用のコスト低減等でコントロールした点に注目しており、新年度も新センターや配送料上昇の中、順調な利益拡大を見込んでいる。


★10:55  J-MAX-ストップ安売り気配 今期最終赤字8.5億円見込む 14円減配へ
 J-MAX<3422.T>がストップ安売り気配。同社は10日、25.3期通期の連結純損益予想を8.5億円の赤字に、年間配当予想を4円(前期は18円)にすると発表した。中国拠点における構造改革費用を想定し、赤字を見込む。

 24.3期通期の純損益は10.3億円の赤字(前の期は13.0億円の黒字)だった。タイ拠点および広州拠点において、固定費削減による企業体質の強化を図るため実施した構造改革費用を特別損失に計上したことなどが響いた。


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