前場コメント No.8 KIMOTO、オルツ、アストマックス、モルフォ、ゼビオHD、ミツコシイセタン
★10:18 KIMOTO-急落 今期営業益18%減見込む 今期減配の見通し
KIMOTO<7908.T>が急落。同社は28日、26.3期通期の連結営業利益予想を11.0億円(前期比17.9%減)に、年間配当予想を7円(前期は8円)にすると発表した。
主力のフィルム事業においては、通信機器向けの遮光・粘着製品や、バッテリー工程用製品が引き続き堅調に推移する見込みとしている。
25.3期通期の連結営業利益は13.4億円(前の期比6.2倍)だった。会社計画の10.0億円から上振れた。輸送機器向け電子部品や通信機器の部材・工程材料として使用されるIoT関連製品が堅調に推移したほか、高付加価値製品の販売強化、品質向上への継続的な取り組み、生産業務効率化および低収益品の統合による製造原価の低減などが寄与した。
25.3期の期末配当は従来予想の3円に対し5円(前の期末は3円)に決定した。
KIMOTO<7908.T>が急落。同社は28日、26.3期通期の連結営業利益予想を11.0億円(前期比17.9%減)に、年間配当予想を7円(前期は8円)にすると発表した。
主力のフィルム事業においては、通信機器向けの遮光・粘着製品や、バッテリー工程用製品が引き続き堅調に推移する見込みとしている。
25.3期通期の連結営業利益は13.4億円(前の期比6.2倍)だった。会社計画の10.0億円から上振れた。輸送機器向け電子部品や通信機器の部材・工程材料として使用されるIoT関連製品が堅調に推移したほか、高付加価値製品の販売強化、品質向上への継続的な取り組み、生産業務効率化および低収益品の統合による製造原価の低減などが寄与した。
25.3期の期末配当は従来予想の3円に対し5円(前の期末は3円)に決定した。
★10:19 オルツ-ストップ安売り気配 売り上げ過大計上疑惑を引き続き嫌気 1300万株近い売り越し
オルツ<260A.T>がストップ安売り気配。同社が25日に、一部サービスにおいて売り上げが過大に計上されている可能性が認められたと発表したことが引き続き嫌気されている。
5月14日に予定していた25.12期1Q(1-3月)の決算発表についても、第三者委員会による調査に時間を要することから延期する。同発表を受けて28日はストップ安比例配分で終えていたが、きょうも引き続き売りが殺到。足元では1280万株程度の売り越しとなっており、このまま寄り付かずに取引を終えた場合、翌営業日は制限値幅の下限が拡大される見通し。
オルツ<260A.T>がストップ安売り気配。同社が25日に、一部サービスにおいて売り上げが過大に計上されている可能性が認められたと発表したことが引き続き嫌気されている。
5月14日に予定していた25.12期1Q(1-3月)の決算発表についても、第三者委員会による調査に時間を要することから延期する。同発表を受けて28日はストップ安比例配分で終えていたが、きょうも引き続き売りが殺到。足元では1280万株程度の売り越しとなっており、このまま寄り付かずに取引を終えた場合、翌営業日は制限値幅の下限が拡大される見通し。
★10:20 アストマックス-急落 前期最終損益は速報値で赤字転落 電力取引関連事業の減益などが響く
アストマックス<7162.T>が急落。同社は28日、25.3期通期の連結純損益は速報値で1.5億円の赤字(前の期は4.5億円の黒字)だったと発表した。
ディーリング事業において、長期保有目的で構築した裁定取引における市場の歪みが同社の想定を超えて拡大したことにより4Qにおいて大幅な評価損失を計上した。電力取引関連事業が、取引手数料の増加や取引当たりの収益性が低下したことなどから減益となったことも響く。
併せて、従来未定していた25.3期の期末配当予想を7円(前の期末は7円)に決定した。
アストマックス<7162.T>が急落。同社は28日、25.3期通期の連結純損益は速報値で1.5億円の赤字(前の期は4.5億円の黒字)だったと発表した。
ディーリング事業において、長期保有目的で構築した裁定取引における市場の歪みが同社の想定を超えて拡大したことにより4Qにおいて大幅な評価損失を計上した。電力取引関連事業が、取引手数料の増加や取引当たりの収益性が低下したことなどから減益となったことも響く。
併せて、従来未定していた25.3期の期末配当予想を7円(前の期末は7円)に決定した。
★10:33 モルフォ-急騰 ミックウェアとの資本業務提携を強化
モルフォ<3653.T>が急騰。同社は28日、ミックウェア(兵庫県神戸市)との資本業務提携を強化し、ミックウェア株式の取得を行うと発表した。
ミックウェアは、GPSを活用した車載システム組込み開発、車載機器におけるソフトウェアや位置情報サービスの企画開発を事業としているという。
同社はミックウェアとの間で2021年9月10日に資本業務提携契約を締結し、同社が強みとする画像処理およびAIに関する技術力や事業開発力と、ミックウェアが強みとするナビゲーションと位置情報サービスに関する最先端のソフトウェア開発技術を掛け合わせて協業してきたという。今回、株式の持合いを行うことによる本資本業務提携の強化を行う事で、さらなる両社間の関係強化を行うことを合意したとしている。
モルフォ<3653.T>が急騰。同社は28日、ミックウェア(兵庫県神戸市)との資本業務提携を強化し、ミックウェア株式の取得を行うと発表した。
ミックウェアは、GPSを活用した車載システム組込み開発、車載機器におけるソフトウェアや位置情報サービスの企画開発を事業としているという。
同社はミックウェアとの間で2021年9月10日に資本業務提携契約を締結し、同社が強みとする画像処理およびAIに関する技術力や事業開発力と、ミックウェアが強みとするナビゲーションと位置情報サービスに関する最先端のソフトウェア開発技術を掛け合わせて協業してきたという。今回、株式の持合いを行うことによる本資本業務提携の強化を行う事で、さらなる両社間の関係強化を行うことを合意したとしている。
★10:35 ゼビオHD-大幅続伸 前期営業益を上方修正 増配も発表
ゼビオホールディングス<8281.T>が大幅続伸。同社は28日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の60.0億円から70.0億円(前の期比66.5%増)に、期末配当予想を15.0円から17.5円(24.3期末は15.0円)に上方修正すると発表した。
経営構造改革の開始にあたり一過性の販管費増加などが発生したものの、当初の予想を上回って推移した。年間配当予想は32.5円(前の期は30.0円)となる。
ゼビオホールディングス<8281.T>が大幅続伸。同社は28日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の60.0億円から70.0億円(前の期比66.5%増)に、期末配当予想を15.0円から17.5円(24.3期末は15.0円)に上方修正すると発表した。
経営構造改革の開始にあたり一過性の販管費増加などが発生したものの、当初の予想を上回って推移した。年間配当予想は32.5円(前の期は30.0円)となる。
★10:52 三越伊勢丹-SBIが新規「買い」 海外顧客の識別化が進むかに注目
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が6日続伸。SBI証券では、海外顧客の識別化が進むかに注目。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価2700円でカバレッジを開始した。
SBIでは、同社はコロナ禍からのリオープニングの局面において、識別顧客化を進めてきた国内富裕層およびインバウンドの取り込みで先行し、業績を急拡大してきたと評価した。一方で、海外顧客の識別化はまだこれからであると指摘。利用拡大・生涯個客化に進めるのは難易度が高いとみているが、これができれば同社の収益はさらに一段の成長・拡大が見込めるとしている。また、業績が好調に推移している中で、今年2月以降の株価下落により現在の株価バリュエーションには割安感があると想定。インバウンド売り上げの減速が過度に懸念されていると考えている。
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が6日続伸。SBI証券では、海外顧客の識別化が進むかに注目。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価2700円でカバレッジを開始した。
SBIでは、同社はコロナ禍からのリオープニングの局面において、識別顧客化を進めてきた国内富裕層およびインバウンドの取り込みで先行し、業績を急拡大してきたと評価した。一方で、海外顧客の識別化はまだこれからであると指摘。利用拡大・生涯個客化に進めるのは難易度が高いとみているが、これができれば同社の収益はさらに一段の成長・拡大が見込めるとしている。また、業績が好調に推移している中で、今年2月以降の株価下落により現在の株価バリュエーションには割安感があると想定。インバウンド売り上げの減速が過度に懸念されていると考えている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ