前場コメント No.4 メルカリ、サンフロンティア、三菱重、TDK、平田機工、ディップ

2024/05/22(水) 11:30
★9:05  メルカリ-底堅い ビットコイン取引サービスで新たにイーサリアムの取引を提供開始
 メルカリ<4385.T>が底堅い。同社傘下で暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行うメルコインは21日、同日より新たにイーサリアム(ETH)の取り扱いを開始すると発表した。
 
 アンケート実施などによる顧客のニーズを踏まえ提供開始に至ったとしており、特徴が異なる新たな暗号資産が加わり、自分の好みに合った組み合わせで暗号資産を購入できるようになるとしている。

★9:08  サンフロンティア不動産-SBIが目標株価引き上げ 25.3期以降の業績予想を修正
 サンフロンティア不動産<8934.T>が3日続伸。SBI証券では、24.3期決算発表を受け、25.3期以降の業績予想を修正。投資判断「買い」を継続、目標株価を1950円→2440円と引き上げた。

 24.3期営業利益は176億円(前期比18%増)、主力の不動産再生事業の増益に加え、ホテル事業の開発、運営が好調に推移した。SBIでは、ホテル運営の好調持続に加え、仕入進ちょくによりリプランニング事業が拡大するとみて、25.3期営業利益SBI予想を214億円、26.3期営業利益SBI予想を242億円に増額した。

★9:08  三菱重工業-底堅い アルセロール・ミタルの製鉄所で実証試験用CO2回収装置が稼働開始
 三菱重工業<7011.T>が底堅い。同社は21日、アルセロール・ミタル(ルクセンブルク)などと、アルセロール・ミタルがベルギーのゲントに保有する製鉄所の高炉にCO2回収装置を設置し、実証試験を開始したと発表した。
 
 今回の共同実証試験では、高炉ガスと圧延再加熱炉排ガスからのCO2回収を行い、将来的に直接還元製鉄設備のリフォーマー排ガスでの実施も計画されているという。
 
 アルセロール・ミタルと同社は同実証試験において、CO2回収技術が製鉄プラント向けに効果的であることを実証の上、実装に向けての最適化設計検討を行うとしている。

★9:08  TDK-3日続伸 新中計を策定 27.3期のROIC8.0%以上めざす
 TDK<6762.T>が3日続伸。同社は22日8時、25.3期から27.3期までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 長期ビジョン実現のための事業基盤強化の期間とし、キャッシュフロー経営の強化、事業ポートフォリオマネジメントの強化、未財務資本の強化、投資家との対話に注力するとしている。
 
 数値目標として、27.3期の営業利益率は11%以上、ROICは8.0%以上をめざす。配当性向は前中期経営計画期間の方針から5%引き上げ、35%を目安とするとしている。

★9:08  平田機工-東海東京が目標株価引き上げ EV関連だけでなく内燃機関の投資もチャンス
 平田機工<6258.T>が続落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、EV関連だけでなく、内燃機関の投資も同社にはチャンスと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を8670円→9700円と引き上げた。

 東海東京では理由について、1.EV関連投資がなくても、内燃機関の投資が増加している、2.同社は熊本本社であり、TSMC関連からの受注獲得期待、3.25.3期の営業利益を前年比40.6%増と大幅増益を予想、などを挙げている。

★9:09  ディップ-底堅い 生成AI活用の対話型バイト探しサービスを開始
 ディップ<2379.T>が底堅い。同社は21日、生成AIを活用した日本初の対話型バイト探しサービス「dip AIエージェント」を開始すると発表した。
 
 同サービスでは、プログラムされた規則やロジックに基づいて応答を作成する従来のチャットボットとは異なり、生成AIを活用して自然な回答を生成し、対話を通じて最適な仕事に出会うことをめざすとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 39,341.54 -325.53
TOPIX 2,793.70 -9.25
グロース250 668.30 +13.22
NYダウ 39,127.80 +15.64
ナスダック総合 17,805.16 +87.50
ドル/円 160.55 -0.25
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ