後場コメント No.1 ライフドリンク、Kudan、MonotaRO、KYORITSU、スプリックス、ライオン

2024/06/27(木) 15:00
★12:31  ライフドリンク-丸三が目標株価引き上げ 25.3期は新工場稼働で業績成長
 ライフドリンク カンパニー<2585.T>が3日続伸。丸三証券では、飲料メーカー各社の値上げにより同社の価格優位性はより高まると予想。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を6300円→7900円に引き上げた。

 丸三では、炭酸水製造事業の譲り受けの影響や費用の前提などについて一部見直し、業績を上方修正。25.3期は御殿場工場の稼働や既存工場の生産能力増強などにより、生産数量の拡大を予想している。飲料メーカー各社の値上げにより同社の価格優位性はより高まるとして、適用PERも22倍(従来は20倍)に引き上げた。

★12:32  Kudan-後場プラス転換 参画するコンソーシアムが最先端車載測位ユニットの技術実証成功
 Kudan<4425.T>が後場プラス転換。同社は27日12時、同社が参画している欧州の先駆的な自動運転コンソーシアムであるERASMOが、完全自動運転を可能にする最先端の車載測位ユニットの技術実証を成功させたと発表した。
 
 ERASMOの車載測位ユニットは、その独自アルゴリズムにより、複数センサーおよび複数周波数の衛星測位システムを統合し、衛星測位システムに影響する外部環境に関係なく10センチメートルの測位精度を維持する信頼性の高いハイブリッドソリューションを実現させたとしている。

★12:33  MonotaRO-底堅い ヤマト運輸との連携強化し配送日時指定サービス開始
 MonotaRO<3064.T>が底堅い。同社は27日10時30分、ヤマトホールディングス<9064.T>傘下のヤマト運輸との連携を強化し、すでに実施している置き配サービスの対象拡大や、翌日配送エリアの拡大、土日配送の取り組みを今後さらに広域に展開していくことに加え、新たに、顧客自身で配送日時指定できるサービスを一部注文から開始したと発表した。
 
 今後は、当日出荷の注文締切時間の延長を順次行う予定だとしている。

★12:36  KYORITSU-4日続伸 事業計画策定 27.3期までに営業利益率5%以上めざす
 KYORITSU<7795.T>が4日続伸。同社は27日12時30分、事業計画を策定したと発表した。

 27.3期までの数値目標として、営業利益率5%以上、自己資本比率40%以上、配当性向30%以上をめざす。情報デジタル事業をグループの中核事業と位置付け、戦略的に資金・人財を投資することで事業拡大を図る。将来に向けた成長投資として、戦略的M&Aや設備投資を実施するとしている。

★12:40  スプリックス-5日続伸 「SPRIX CBT」が静岡県静岡市に一斉導入
 スプリックス<7030.T>が5日続伸。同社は27日12時、公教育機関向けCBT(Computer Based Testing)パッケージ「SPRIX CBT」が、静岡県静岡市に一斉導入されたと発表した。
 
 静岡市が学習者用端末で誰もが利用できるコンテンツの全校一斉導入を検討するなか、簡便な機能性を有する「SPRIX CBT」が、教員のニーズや静岡市がめざす誰一人取り残すことなく子どもたちの学びを保障する目的と合致するとの判断から、導入に至ったとしている。

★12:43  ライオン-野村がレーティング引き下げ 国内の競争力低下で収益改善は遅れよう
 ライオン<4912.T>が続落。野村証券では、国内の競争力低下で、収益改善は遅れると判断。レーティングを「1(Buy)」→「2(Neutral)」、目標株価を1650円→1430円と引き下げた。

 従来野村では一般消費財事業(国内)での値上げや注力分野への投資強化による売り上げ増で収益性改善が進むとみていた。値上げなどの進ちょくは順調だが、一部カテゴリーや新製品の販売低迷による数量減影響が大きく、国内での粗利益増加が野村従来想定ほど出ていないと判断。競合の攻勢もあり今後も増収効果が具現化しにくいとみて、国内中心に業績予想を減額、中期的な国内の収益改善も遅れると考えている。


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