前場コメント No.2 Eギャランティ、前沢工、大塚HD、出前館、桜井製、NXHD

2024/05/23(木) 11:33
★9:02  イーギャランティ-3日ぶり反発 営業益2倍に 27年度=日経
 イー・ギャランティ<8771.T>が3日ぶり反発。23日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2028年3月期をめどに営業利益を24年3月期(48億円)比2倍の100億円に引き上げる方針だと報じた。

 記事によれば、主力の売掛債権の保証サービスは引き合いが強まっているという。営業人員を増やし、地方銀行など金融機関との連携を強めて紹介を受ける顧客数を増やす。配当性向50%以上を維持しつつ、自社株買いによる追加の株主還元も検討するとしている。

★9:02  前沢工業-買い気配 通期最終益を上方修正 利益率の改善などが寄与
 前沢工業<6489.T>が買い気配。同社は22日、24.5期通期の連結純利益予想を従来の25.0億円から32.0億円(前の期比21.7%増)に上方修正すると発表した。

 利益率の改善と原価低減努力に加え、退職給付会計における費用減も踏まえた。

★9:02  大塚HD-7日続落 上期最終益を下方修正 認知症アジテーション薬の開発中止
 大塚ホールディングス<4578.T>が7日続落。同社は22日、24.12期上期(1-6月)の連結純利益予想(IFRS)を従来の1260億円(前年同期比22.8%増)から740億円(同27.9%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは1317億円。

 想定為替レートを138円から150円に見直し、従来織り込んでいなかったマイルストン収入などを見込む。一方、アルツハイマー型認知症に伴うアジテーションで開発している「AVP-786」の開発中止により、減損損失を約1000億円計上する見込み。これらを踏まえ、上期の見通しを引き下げた。
 
 現時点では通期の見通しは据え置いた。持続性抗精神病薬「エビリファイ」などグローバル4製品が堅調に推移していることや、想定為替レートが円安になる見通しなどを考慮し、7月31日の上期決算発表時に公表する予定としている。

★9:02  出前館-買い気配 通期最終損益を上方修正 持分法適用関連会社の譲渡が寄与
 出前館<2484.T>が買い気配。同社は22日、24.8期通期の連結純損益予想を従来の79.8億円の赤字から33.0億円の赤字(前の期は121.5億円の赤字)に上方修正すると発表した。

 同社の持分法適用関連会社で、法人・団体向けフードデリバリープラットフォームを運営するくるめしの全株式および全新株予約権の譲渡に伴い、24.8期4Qにおいて約20億円の特別利益の計上を見込むことを踏まえた。

★9:03  桜井製作所-買い気配 10万株・5000万円を上限に自社株買い 割合は2.8%
 桜井製作所<7255.T>が買い気配。同社は22日、10万株・5000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年5月23日~11月22日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.8%となる。

★9:03  NXHD-4日続伸 28年までに海外買収1000億円 政策保有株売却を原資に=日経
 NIPPON EXPRESSホールディングス<9147.T>が4日続伸。23日付の日本経済新聞朝刊は、同社が28.12期まで4年余りで海外M&A(合併・買収)に1000億円規模を投じると報じた。

 記事によれば、同社の堀切智社長が日本経済新聞の取材で明らかにしたという。日本は人口減少で物流需要の縮小が避けられないなか、内需が伸びるインドなどアジアを軸に海外事業を拡大するようだ。政策保有株式の売却資金を原資の一部にするとしている。


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