前場コメント No.7 ispace、東レ、SREHD、セキュア、東海カーボ、積水ハウス

2024/05/23(木) 11:35
★10:14  ispace-一時急騰 英国国立レスター大学と共同研究
 ispace<9348.T>が一時急騰。同社は23日10時、英国国立レスター大学との間で、月面での越夜に関する技術的な共同開発および、将来的な月面ミッションでの実証実験について合意したと発表した。
 
 レスター大学ではラジオアイソトープによる発電システムを研究開発しているという。同プロジェクトでは、宇宙機が越夜を成功させるために必要な熱の供給にラジオアイソトープヒーターユニットを使用し、実証試験を行う予定だとしている。

 発表を受け、一時急騰し、前日比2.5%高の741円まで買われる場面があった。

★10:17  東レ-SMBC日興が目標株価を引き上げ 資本効率性の継続的な改善に期待
 東レ<3402.T>が反発。SMBC日興証券では、資本効率性の継続的な改善に期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は830円→910円に引き上げた。

 決算及び取材を踏まえ業績予想を更新。24/3期4Q決算では、大規模な自己株式取得の方針が新たに示され、好材料となったと指摘。更に、戦略的プライシング、Dプロといった経営施策が奏功していることが感じられたという。大矢社長を中心とする新たな経営体制による変化が顕在化しつつあり、継続的に資本効率性が改善する確度が高まったと考えている。炭素繊維複合材料については、風力発電用途、圧力容器用途の需要が底打ちしたと指摘。航空機用途もBoeingの動向を注視する必要はあるが、ベースケースとしては787を牽引役とする出荷増に期待できるとみている。

★10:19  SREHD-SMBC日興が目標株価引き上げ ヘルスケアなどドライバーに高成長が続こう
 SREホールディングス<2980.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、ヘルスケアなど隣接領域をドライバーに高成長が続くと予想。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を4700円→5300円に引き上げた。

 SMBC日興では、高単価・高収益が見込める金融/IT/ヘルスケア領域については、期待を上回るペースでの顧客・ARPU獲得が進んでおり、中長期的に高水準の利益成長が続くと予想。25.3期SMBC日興予想ベースPER32.7倍、PEGレシオ1.0倍(27.3期までのEPS年率平均成長率+31.9%)と、成長余地を考慮すればアップサイド余地は大きいとしている。

★10:23  セキュア-もみ合い サイエンスアーツ販売代理店として「Buddycom」取り扱い開始
 セキュア<4264.T>がもみ合い。同社は22日、サイエンスアーツ<4412.T>の販売代理店として、ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」の取り扱いを開始したと発表した。

 これにより「Buddycom」と同社のセキュリティシステムを連携し、リアルタイム検知・共有が可能なセキュリティソリューションの販売を開始する。今後、両社ではサービス連携の強化に加え、AIを活用したシステムの開発についても連携を進めるとしている。

★10:24  東海カーボン-3日ぶり反発 仏Soitecと戦略提携
 東海カーボン<5301.T>が3日ぶり反発。同社は22日、革新的半導体材料の設計・製造で世界をリードするSoitec(フランス)と、「Soitec Smart SiCTM」ウエハ用に設計された「poly-SiC基板」の開発・供給における戦略パートナーシップ契約を締結したと発表した。
 
 今回の提携により両社は、高度な研究開発能力を活用して「Smart SiCTM」のエコシステムを高度化するとしている。

★10:33  積水ハウス-底堅い 「子どもの感性発達に有効な住提案」に向け京都大学と包括連携
 積水ハウス<1928.T>が底堅い。同社は22日、京都大学と「子どもの感性発達に有効な住提案に関する知見の拡大・創出」を目的とした包括連携を結び、同日より共同研究プロジェクトを開始したと発表した。
 
 住まいにおける子どもの成長や発達に関する研究を新たに構築するには、多角的な研究アプローチが重要であるとの考えから、同包括連携においては幅広い分野からのヒアリングと協議の結果をもとに個別共同研究を進めるとしている。


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