後場コメント No.1 マーケットエンタ、大本組、三井不、Eインフィニティ、富士フイルム、ホンダ

2024/06/14(金) 15:00
★12:31  マーケットエンタープライズ-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 個人向けリユースの粗利率上昇など寄与
 マーケットエンタープライズ<3135.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日11時30分、24.6期通期の連結営業利益予想を従来の1.8億円から2.5億円(前期比2.7倍)に上方修正すると発表した。

 ネット型リユース事業(個人向けリユース分野)において、これまで推し進めてきた買い取りチャネルの最適化策により買い取り1件あたりの粗利率が上昇傾向にある。メディア事業が復調していることや、本社移転費用の計上時期について、その一部が25.6期1Q(7-9月)にずれ込む見通しとなったことも寄与する。

★12:33  大本組-後場買い気配 通期最終益を上方修正 増配も発表
 大本組<1793.T>が後場買い気配。同社は14日12時、25.3期通期の営業利益予想を従来の12.0億円から15.5億円(前期比51.8%増)に上方修正すると発表した。

 SGホールディングス<9143.T>が実施するC&Fロジホールディングス<9099.T>の普通株式の公開買付けが成立し、同社が保有するC&FロジHDの全株式を売却した場合、投資有価証券売却益5億9000万円を特別利益へ計上する見込みであることを踏まえた。

 業績予想の修正や今後の経営環境を総合的に勘案し、25.3期の期末配当予想を特別配当10円の実施により65円から75円(前期末は65円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★12:35  三井不動産-後場急騰 日銀会合結果はハト派と受け止められる 不動産株に買い
 三井不動産<8801.T>が後場急騰。日銀が昼休み中に、金融政策決定会合の結果を公表したことが材料視されている。

 日銀は政策金利を据え置き、長期国債買い入れ減額の方針を決定した。次回金融政策決定会合において、今後1~2年程度の具体的な減額計画を決定するとしている。

 結果がハト派な内容と受け止められ、金利上昇がデメリットとなる不動産株に買いが入っている。三菱地所<8802.T>、住友不動産<8830.T>なども買われている。

★12:39  アースインフィニティ-後場上げ幅拡大 3Q累計経常益77%減も3Qは好調
 アースインフィニティ<7692.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日12時、24.7期3Q累計(8-4月)の経常利益は1.1億円(前年同期比77.4%減)だったと発表した。
 
 前年同期比で減益ながら、上期の経常損益は1800万円の赤字だったの3Qは好調だった。2Qまでの戦略的な成長投資による顧客数増加の効果により、3Qにおいて利益がV字回復になったとしている。

★12:41  富士フイルムHD-3日ぶり反発 韓国で先端半導体材料の新工場が竣工
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が3日ぶり反発。同社傘下の富士フイルムは14日、韓国平澤市にて先端半導体材料の新工場が竣工したと発表した。
 
 新工場では、イメージセンサー用カラーフィルター材料である「COLOR MOSAIC」を生産するという。本格稼働は2024年12月末を予定しており、ほかの先端半導体材料の生産を行うことも検討し、顧客ニーズにあった製品のタイムリーな市場導入を加速させるとしている。

★12:42  ホンダ-後場プラス転換 日銀会合の結果受け円安進行 自動車株に買い
 ホンダ<7267.T>が後場プラス転換。日銀が昼休み中に金融政策決定会合の結果を公表し、ドル円相場が円安に振れていることが材料視されている。

 会合の結果について、政策金利は据え置きとなった。加えて、長期国債買い入れ減額の方針を決めたものの、次回金融政策決定会合において、今後1~2年程度の具体的な減額計画を決定するとした。
 
 内容がハト派と受け止められ、1ドル158円に迫る水準に円安が急進行。円安メリットを受けられる自動車株に買いが入っており、日産自動車<7201.T>も後場にプラス転換、トヨタ自動車<7203.T>は下げ幅を縮めている。


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