後場コメント No.1 良品計画、マツダ、ジャフコG、PKSHA、リベルタ、モダリス

2024/07/24(水) 15:00
★12:30  良品計画-野村が目標株価引き上げ 成長する確度がさらに高まってきた
 良品計画<7453.T>が4日ぶり反落。野村証券では、成長する確度がさらに高まってきたと判断。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を2900円→3500円に引き上げた。

 直近の国内の販売動向は順調で、野村では新商品の貢献などを背景に国内販売は安定してきていると評価。生活圏出店などを背景とした国内での成長確度は一段と高まってきたと判断した。中国での販売動向に留意は必要であるものの、国内の業況が良好である点に鑑みれば、先行きの業績への懸念は不要と考えている。

★12:30  マツダ-野村が目標株価引き上げ モデルサイクルの良化が続く
 マツダ<7261.T>が反落。野村証券では、モデルサイクルの良化が続くことを勘案。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を2300円→2400円に引き上げた。

 同社はラージ商品に続き、最量販モデルCX-5のフルモデルチェンジを控えており、野村ではモデルサイクルの良化が続くことを勘案し投資評価は「Buy」を継続する。2024年7-9月期以降の為替前提を150円/ドル→155円/ドル、160円/ユーロ→170円/ユーロへ変更し、25.3期以降の業績予想を修正。また、市場全体が伸び悩むなか、収益の下支え要因として新車投入が続くことは他社比で優位と考えている。

★12:34  ジャフコG-続伸 1Q最終益33%増 成功報酬増加などが寄与
 ジャフコ グループ<8595.T>が続伸。同社は24日12時、25.3期1Q(4-6月)の連結純利益は11.4億円(前年同期比32.7%増)だったと発表した。

 1Qにおけるグループの投資先の新規IPOは2社(国内2社、海外なし)であり、キャピタルゲインは前年同期比で増加した。また、SV4シリーズ、JAFCO Asia Technology Fund Ⅵ L.P.のEXIT進ちょくにより成功報酬も前年同期比で増加したとしている。

★12:38  PKSHA-5日続落 アニコム損害保険コンタクトセンターが「PKSHA Speech Insight」導入
 PKSHA Technology<3993.T>が変わらずを挟んで5日続落。同社は24日11時、グループのPKSHA Communicationが、アニコム ホールディングス<8715.T>傘下のアニコム損害保険と、オペレーター業務高度化AIアシスタント「PKSHA Speech Insight」の運用を開始したと発表した。
 
 「PKSHA Speech Insight」は、通話内容の自動書き起こしや要約技術により、受電後の処理を行うアフターコールワークの負担を減らしたり、検索支援や通話のモニタリングにより通話品質を向上するほか、VoCのデータ化が同時に実現できるという。コンタクトセンターの課題を多角的に解決できることから、1カ月半の検証を経て導入が決定されたとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★12:39  リベルタ-急落 24日より増し担保金徴収措置を実施
 リベルタ<4935.T>が急落。日本証券金融(日証金)は23日、同社株について24日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。株価は規制措置による需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。

★12:40  モダリス-後場上げ幅拡大 米学会で「MDL-101」開発データ発表へ
 モダリス<4883.T>が後場上げ幅拡大。同社は24日12時、米国ボストンで開催される第16回バイオプロセスサミット(8月19日~22日)において、同社のSenior Director, Bioprocess DevelopmentであるSeth Levy博士が口演に採択されたと発表した。

 今回の学会では、同社が臨床に向けて開発中で、筋肉特異的改変型AAVベクターを採用している「MDL-101」の製造方法、結果などを発表する予定としている。


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