前場コメント No.7 日産車体、Kudan、セイノーHD、山洋電、野村不HD、東エレク
★9:11 日産車体-8日続落 1Q営業赤字転落 台数減少が響く
日産車体<7222.T>が8日続落。同社は25日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は20.2億円の赤字(前年同期は6000万円の黒字)だったと発表した。
日産自動車<7201.T>から受注している自動車の売上台数は、前年同期比18.6%減の2万9281台となった。車種構成は改善したものの、台数減少が響いた。
日産車体<7222.T>が8日続落。同社は25日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は20.2億円の赤字(前年同期は6000万円の黒字)だったと発表した。
日産自動車<7201.T>から受注している自動車の売上台数は、前年同期比18.6%減の2万9281台となった。車種構成は改善したものの、台数減少が響いた。
★9:12 Kudan-4日ぶり反落 大手鉄道関連企業に鉄道設備メンテナンス向け技術を提供
Kudan<4425.T>が4日ぶり反落。同社は26日8時15分、大手鉄道関連企業に対して、鉄道設備メンテナンス用の高精度な3Dスキャン技術を提供したと発表した。
これまでも技術評価・ソリューション開発を支援してきた顧客に対して、独自の人工知覚技術を鉄道向けにアップデートし、鉄道路線を高効率で高精度に3Dスキャン可能な技術として提供したという。これにより、実際の路線環境においてもより実用的なソリューション開発が可能となり、商用用途でのソリューション導入に向けて大きく前進する見込みだとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
Kudan<4425.T>が4日ぶり反落。同社は26日8時15分、大手鉄道関連企業に対して、鉄道設備メンテナンス用の高精度な3Dスキャン技術を提供したと発表した。
これまでも技術評価・ソリューション開発を支援してきた顧客に対して、独自の人工知覚技術を鉄道向けにアップデートし、鉄道路線を高効率で高精度に3Dスキャン可能な技術として提供したという。これにより、実際の路線環境においてもより実用的なソリューション開発が可能となり、商用用途でのソリューション導入に向けて大きく前進する見込みだとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★9:14 セイノーHD-東海東京が目標株価を引き上げ 年度後半からの適正料金収受の進展に期待
セイノーホールディングス<9076.T>が小幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、年度後半からの適正料金収受の進展に期待。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価を2460円→2510円に引き上げた。
東海東京では、今後の注目点として、適正料金収受の進展が挙げている。「2024年問題(24年4月から適用された運輸業における時間外労働の上限規制)」の上限規制が24年度後半頃から物流事業者等に意識されやすくなると考えられ、これが荷主との交渉材料にもなり得ることで25/3期3Q頃から料金収受が進捗していくとみている。26/3期予想営業利益は、前年比22.6%増の359.5億円、前回予想397.0億円から減額修正するが前年比二桁増益を見込んでいる。
セイノーホールディングス<9076.T>が小幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、年度後半からの適正料金収受の進展に期待。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価を2460円→2510円に引き上げた。
東海東京では、今後の注目点として、適正料金収受の進展が挙げている。「2024年問題(24年4月から適用された運輸業における時間外労働の上限規制)」の上限規制が24年度後半頃から物流事業者等に意識されやすくなると考えられ、これが荷主との交渉材料にもなり得ることで25/3期3Q頃から料金収受が進捗していくとみている。26/3期予想営業利益は、前年比22.6%増の359.5億円、前回予想397.0億円から減額修正するが前年比二桁増益を見込んでいる。
★9:15 山洋電気-MSMUFGが目標株価を引き上げ 下値は限定的だが低調な受注高から上値も重い
山洋電気<6516.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、PBR1倍割れから下値は限定的だが低調な受注高から上値も重いと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価は6000円から7700円に引き上げた。
モルガン・スタンレーMUFGでは、中期的には過年度実施した価格改定やカンパニー制導入による収益管理レベルの引き上げ効果が期待されるが、足もとの受注高から本格的な業績浮上には今しばらく時間が必要とみている。DC向け冷却システム、半導体製造装置用モータ等の需要増が今後の株価上昇のカタリストと考えている。
山洋電気<6516.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、PBR1倍割れから下値は限定的だが低調な受注高から上値も重いと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価は6000円から7700円に引き上げた。
モルガン・スタンレーMUFGでは、中期的には過年度実施した価格改定やカンパニー制導入による収益管理レベルの引き上げ効果が期待されるが、足もとの受注高から本格的な業績浮上には今しばらく時間が必要とみている。DC向け冷却システム、半導体製造装置用モータ等の需要増が今後の株価上昇のカタリストと考えている。
★9:20 野村不動産-3日続落 1Q経常益4.7%減 一部部門で苦戦
野村不動産ホールディングス<3231.T>が3日続落。同社は25日、25.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は337億円(前年同期比4.7%減)だったと発表した。
都市開発部門、資産運用部門の減収減益などが響いた。
野村不動産ホールディングス<3231.T>が3日続落。同社は25日、25.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は337億円(前年同期比4.7%減)だったと発表した。
都市開発部門、資産運用部門の減収減益などが響いた。
★9:20 東京エレクトロン-大幅に3日続落 米ハイテク株安を嫌気 SOX指数2%安
東京エレクトロン<8035.T>が大幅に3日続落。米国のハイテク株安が嫌気されている。
前日の米国市場では引き続きハイテク株の売りが優勢。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は2%近い下落となり、個別銘柄ではエヌビディアが1.7%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズが4.4%安、クアルコムが3.1%安となった。
米国のハイテク株安を受け、国内の半導体関連株も引き続き売りが出ている。アドバンテスト<6857.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>なども安い。レーザーテック<6920.T>は年初来安値を更新している。
東京エレクトロン<8035.T>が大幅に3日続落。米国のハイテク株安が嫌気されている。
前日の米国市場では引き続きハイテク株の売りが優勢。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は2%近い下落となり、個別銘柄ではエヌビディアが1.7%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズが4.4%安、クアルコムが3.1%安となった。
米国のハイテク株安を受け、国内の半導体関連株も引き続き売りが出ている。アドバンテスト<6857.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>なども安い。レーザーテック<6920.T>は年初来安値を更新している。
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