後場コメント No.2 住友ベ、テスHD、日邦産、すららNT、ミヨシ、アダストリア
★12:39 住友ベークライト-大幅に3日続落 1Q最終益23%増も軟調な地合いに連れ安
住友ベークライト<4203.T>が大幅に3日続落。同社は5日11時30分、25.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)が70.0億円(前年同期比22.5%増)だったと発表した。市場コンセンサスは57.0億円。販売品種の高付加価値品へのシフトや、価格改定など収益構造の改善が寄与した。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
住友ベークライト<4203.T>が大幅に3日続落。同社は5日11時30分、25.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)が70.0億円(前年同期比22.5%増)だったと発表した。市場コンセンサスは57.0億円。販売品種の高付加価値品へのシフトや、価格改定など収益構造の改善が寄与した。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
★12:44 テスHD-新安値 前期最終益を下方修正 子会社における減損計上が響く
テスホールディングス<5074.T>が新安値。同社は2日、24.6期通期の連結純利益予想を従来の24.0億円から11.0億円(前期比69.4%減)に下方修正すると発表した。
子会社である熊本錦グリーンパワーの固定資産について、減損損失を計上することとなったことが響く。発電所の建設コストの増加や、昨今の木材価格の高騰を背景とした国内の未利用間伐材などのバイオマス燃料の調達価格上昇により収益性が低下したため、同子会社の固定資産について現在の事業環境を踏まえ将来キャッシュ・フローを見積もったところ、減損の兆候が認められたとしている。本決算発表は8月14日の予定。
テスホールディングス<5074.T>が新安値。同社は2日、24.6期通期の連結純利益予想を従来の24.0億円から11.0億円(前期比69.4%減)に下方修正すると発表した。
子会社である熊本錦グリーンパワーの固定資産について、減損損失を計上することとなったことが響く。発電所の建設コストの増加や、昨今の木材価格の高騰を背景とした国内の未利用間伐材などのバイオマス燃料の調達価格上昇により収益性が低下したため、同子会社の固定資産について現在の事業環境を踏まえ将来キャッシュ・フローを見積もったところ、減損の兆候が認められたとしている。本決算発表は8月14日の予定。
★12:48 日邦産業-後場上げ幅拡大 1Q営業益29%減も悪材料出尽くし
日邦産業<9913.T>が後場上げ幅拡大。同社は5日12時30分、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は3.4億円(前年同期比29.3%減)だったと発表した。
モビリティセグメントにおいて、自動車メーカーの不正問題による稼働停止の影響のほか、中国向けパワートレイン系部品の受注の鈍化が継続したことや、タイ市場の自動車販売不振の影響を受け、タイ工場の受注が減少したことなどにより、減益となったことが響いた。
なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
日邦産業<9913.T>が後場上げ幅拡大。同社は5日12時30分、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は3.4億円(前年同期比29.3%減)だったと発表した。
モビリティセグメントにおいて、自動車メーカーの不正問題による稼働停止の影響のほか、中国向けパワートレイン系部品の受注の鈍化が継続したことや、タイ市場の自動車販売不振の影響を受け、タイ工場の受注が減少したことなどにより、減益となったことが響いた。
なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
★12:52 すららネット-ストップ安 通期営業益を下方修正 1Qは37%減
すららネット<3998.T>がストップ安。同社は2日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の3.2億円から1.6億円(前期比58.7%減)に下方修正すると発表した。
eラーニング事業学校マーケットにおいて、自治体の新規契約件数は増えているものの、大口の自治体新規案件の落札が不調に終わったことなどが響く。
24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は1.2億円(前年同期比37.1%減)だった。
すららネット<3998.T>がストップ安。同社は2日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の3.2億円から1.6億円(前期比58.7%減)に下方修正すると発表した。
eラーニング事業学校マーケットにおいて、自治体の新規契約件数は増えているものの、大口の自治体新規案件の落札が不調に終わったことなどが響く。
24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は1.2億円(前年同期比37.1%減)だった。
★12:56 ミヨシ油脂-大幅に3日続落 上期営業益4.2倍も軟調な地合いに連れ安
ミヨシ油脂<4404.T>が大幅に3日続落。同社は5日11時50分、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は24.1億円(前年同期比4.2倍)だったと発表した。
食品事業が、販売価格の適正化や、各種原材料・資材の見直し、生産体制の効率化などの取り組みを推進し収益の拡大に努めたことにより、大幅増益となったことなどが寄与した。
なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。
ミヨシ油脂<4404.T>が大幅に3日続落。同社は5日11時50分、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は24.1億円(前年同期比4.2倍)だったと発表した。
食品事業が、販売価格の適正化や、各種原材料・資材の見直し、生産体制の効率化などの取り組みを推進し収益の拡大に努めたことにより、大幅増益となったことなどが寄与した。
なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。
★12:59 アダストリア-丸三が投資判断引き下げ 中計に対する利益面の進ちょく率など考慮
アダストリア<2685.T>が続落。丸三証券では、中期経営計画に対する利益面の進ちょく率などを考慮。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、3850円としていた目標株価を取り下げた。
25.2期1Qの利益面や中期経営計画(23.2期~26.2期)の進ちょく率などを鑑みて、丸三は業績予想を減額修正。前期(24.2期)2Q実績が好調だったため、今上期の会社計画は減益計画となっているが、想定よりも減益幅が広がると想定している。それらの状況を鑑みて、同社の現在の株価は妥当な水準と判断している。
アダストリア<2685.T>が続落。丸三証券では、中期経営計画に対する利益面の進ちょく率などを考慮。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、3850円としていた目標株価を取り下げた。
25.2期1Qの利益面や中期経営計画(23.2期~26.2期)の進ちょく率などを鑑みて、丸三は業績予想を減額修正。前期(24.2期)2Q実績が好調だったため、今上期の会社計画は減益計画となっているが、想定よりも減益幅が広がると想定している。それらの状況を鑑みて、同社の現在の株価は妥当な水準と判断している。
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