前場コメント No.7 ホシザキ、シンフォニア、レーザーテク、日ケミコン、住友重、ライオン

2024/08/08(木) 11:30
★9:44  ホシザキ-急落 上期営業益20%増 コンセンサス並みにとどまる
 ホシザキ<6465.T>が急落。同社は7日、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は274億円(前年同期比19.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは275億円。

 国内はインバウンドの回復などを受け高まっている設備投資需要への対応に注力したことなどにより増益となった。米州、インドをはじめとするアジアでの増益も寄与した。
 
 なお、着地がコンセンサス並みだったこともあり、株価は材料出尽くしによる売りが出ている。

★9:53  シンフォニア-大和が投資判断を引き上げ 大幅増加の受注高が好印象、防衛宇宙が牽引
 シンフォニア テクノロジー<6507.T>が大幅続伸。大和証券では、大幅増加の受注高が好印象、防衛宇宙が牽引と指摘。投資判断は「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は1700円→3600円に引き上げた。

  25/3期1Q業績は売上高は大和予想208億円並みであったが、営業利益が19億円と予想12億円を上回ったと指摘。受注高はYoY+59%の351億円と大和予想270億円を大幅に上回り、ポジティブサプライズと指摘している。受注高も防衛宇宙事業が寄与しているという。以下、ポイントとして、(1)防衛宇宙事業は売上全体の1割程度であったが、受注状況を踏まえると、今後の拡大が期待できること、(2)採算性の高いクリーン搬送システムの受注高が回復傾向にあること、(3)選択と集中を行うなど会社の変化を感じることから、2桁台のPER適用も可能と考えた。

★9:59  レーザーテック-一時ストップ高 前期受注高は46%増 4Qで受注高を大きく積み増し
  レーザーテック<6920.T>が一時ストップ高。同社が7日に発表した24.6期通期の連結営業利益は814億円(前の期比30.6%増)となった。
 
 24.6期末時点での受注高は2728億円(前の期比46.2%増)となり、3Q末時点の1489億円から大きく積み増した。受注残高は4622億円(同14.7%増)となった。

 市場では、高水準の受注が将来の業績拡大につながるとの見方が強い。なお、株価は買いが殺到して寄り付きからストップ高となった。寄った後には売りも出てきているが、高値圏を維持している。

★10:01  日本ケミコン-急落 1Q営業益78%減 売上原価率や販管費率の上昇響く
 日本ケミコン<6997.T>が急落。同社は7日に、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は5.2億円(前年同期比78.4%減)だったと発表した。売上原価率の上昇に加え、販管費率の上昇が響いた。

★10:01  住友重機械工業-急落 通期営業益を下方修正 上期は9%増
 住友重機械工業<6302.T>が急落。同社は7日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の700億円から650億円(前期比12.6%減)に下方修正すると発表した。

 北米や欧州における顧客の在庫調整の影響や、半導体関連の市況回復が想定より遅れていることを踏まえた。

 24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は333億円(前年同期比8.7%増)だった。油圧ショベル事業、建設用クレーン事業の増益などが寄与した。

★10:03  ライオン-急騰 上期営業益2.1倍 一般用消費財で大幅増益
 ライオン<4912.T>が急騰。同社は7日、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は134億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。市場コンセンサスは103億円。

 一般用消費財は、減収も値上げ効果やコストの効率化などにより大幅増益となった。海外は、大幅増収に加え利益率も上昇したとしている。


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