前場コメント No.6 イオンFS、ENEOS、東レ、ファンタジー、JTOWER、テラプロ

2024/08/16(金) 11:30
★9:20  イオンFS-MSMUFGが目標株価引き上げ 1Q好業績の継続性には疑義があり
 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が8日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、1Q好業績の継続性には疑義がありと判断。投資判断「Underweight」を継続、目標株価を1200円→1250円と引き上げた。

 MSMUFGでは、国内事業の好業績がポジティブサプライズであった1Q業績も、2Q以降は一時影響がはく落するため海外事業の貸倒関連費用の高止まりに伴う不振を補い切れるかは不透明と指摘している。

★9:24  ENEOS-大幅高 米景気減速懸念が後退 原油価格上昇を材料視
 ENEOSホールディングス<5020.T>が大幅高。原油価格の上昇が材料視されている。

 15日のニューヨーク原油先物相場は3営業日ぶりに反発。WTI原油先物は9月限の終値が前営業日比1.18ドル高の1バレル=78.16ドルとなった。同日に発表された7月米小売売上高が予想を上回ったことを受け、米経済減速への過度な不安が後退。原油需要が伸び悩むとの見方が後退して買いが入った。

 この流れを受けて、国内の関連銘柄にも買いが入っている.INPEX<1605.T>、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>なども高い。

★9:26  東レ-SMBC日興が目標株価を引き上げ 経営施策が着実に進展、航空機の受注残は宝の山
 東レ<3402.T>が堅調。SMBC日興証券では、経営施策が着実に進展、航空機の受注残は宝の山と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は910円→960円に引き上げた。

 決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/3期1Q決算では、主力事業の利益率が前年同期比でいずれも改善しており、好印象であったと指摘。上期決算頃には、通期計画の上方修正が発表されると予想している。Boeingの787の生産は依然として低水準だが、増産見通しは維持されているという。サプライチェーンの制約が改善しつつある点も踏まえ、航空機向け炭素繊維複合材料の一段の拡大を予想。マクロ経済の不透明感が強まる中、Boeingの豊富な受注残は魅力的と指摘している。

★9:27  イオンファンタジー-MSMUFGが目標株価引き上げ MSMUFG利益予想を増額
 イオンファンタジー<4343.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、国内とアセアンの売り上げ好調からMSMUFG利益予想を増額。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5600円→6000円と引き上げた。

 事業戦略推進による競争力の強化を背景に、国内とアセアンの売り上げ好調からMSMUFG利益予想を増額。25.2期~27.2期のMSMUFG営業利益予想は、25.2期60億円(前年比67.3%増、従来56億円)、 26.2期75億円(同25.0%増、同70億円) 、27.2期90億円(同20.0%増、同84億円)とした。

★9:34  JTOWER-ストップ高買い気配 米投資会社によるTOBを引き続き材料視 TOB価格は3600円
 JTOWER<4485.T>がストップ高買い気配。米国デジタルインフラ投資会社であるデジタルブリッジグループの傘下による同社への公開買い付け(TOB)が引き続き材料視されている。

 TOB価格は1株3600円となっており、成立後に同社は上場廃止となる予定。この発表を受けて前日はストップ高比例配分で取引を終えていた。本日も引き続きTOB価格にサヤ寄せする展開となっている。なお、本日のストップ高は2130円。足元では1700万株を超える買い越し。

★9:43  テラプローブ-5日続伸 7月度の売上高7%増
 テラプローブ<6627.T>が5日続伸。同社は15日、7月度の連結売上高は速報値で32.7億円(前年同月比7.4%増)だったと発表した。24.12期1-7月累計では、221.5億円(前年同期比11.3%増)となった。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 35,619.77 -539.39
TOPIX 2,530.67 -45.87
グロース250 632.14 -18.68
NYダウ 40,736.96 -92.63
ナスダック総合 17,025.88 +141.28
ドル/円 141.53 -0.92
プレミアム銘柄の最新情報
高松G 3400→3700円
大成建 7000→7300円
大東建 18800→19700円
ページTOPへ