前場コメント No.6 アサヒインテック、エヌピーシー、東宝、エンビプロH、荏原、PSS
★9:20 朝日インテック-東海東京が目標株価引き下げ 海外でメディカル製品の伸びが見込まれる
朝日インテック<7747.T>が堅調。東海東京調査センターでは、海外でメディカル製品の伸びが見込まれると指摘。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は3380円→3280円に引き下げた。
東海東京では、25/6期業績について、ほぼ会社計画と同水準を予想。主力のメディカル事業は、日本は償還価格の下落により減収となる見通しだが、海外の伸びにより増収増益を見込む。為替のプラス影響は限定的とみるが、米国はPCIガイドワイヤーや貫通カテーテルなど既存製品のシェアアップや、末梢血管系、脳血管系製品の伸びにより売上増加を見込んでいる。中国は循環器系分野、非循環器系分野ともに市場が拡大傾向にあることや、代理店政策を変更し末端代理店数を拡大させた効果で売上が伸びるとみている。
朝日インテック<7747.T>が堅調。東海東京調査センターでは、海外でメディカル製品の伸びが見込まれると指摘。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は3380円→3280円に引き下げた。
東海東京では、25/6期業績について、ほぼ会社計画と同水準を予想。主力のメディカル事業は、日本は償還価格の下落により減収となる見通しだが、海外の伸びにより増収増益を見込む。為替のプラス影響は限定的とみるが、米国はPCIガイドワイヤーや貫通カテーテルなど既存製品のシェアアップや、末梢血管系、脳血管系製品の伸びにより売上増加を見込んでいる。中国は循環器系分野、非循環器系分野ともに市場が拡大傾向にあることや、代理店政策を変更し末端代理店数を拡大させた効果で売上が伸びるとみている。
★9:25 エヌピーシー-大幅反発 環境省、リサイクル業者の減税要望 再資源化へ投資促す=日経
エヌ・ピー・シー<6255.T>が大幅反発。環境省が2025年度の税制改正で、廃棄物処理の高度な技術を持つなどして国の認定を受けた事業者向けの法人税の減税措置を求めると報じられたことが材料視されている。
23日付の日本経済新聞朝刊によれば、事業者が設備投資にかけた費用の一定割合を法人税から控除する案を想定するという。太陽光パネルやペットボトルといった資源の有効活用に弾みをつけ、業界全体の技術底上げを図るとしている。
同社は太陽光パネル解体装置を手掛けていることから、事業へ追い風とみた買いが入っている。産廃処理大手のダイセキ<9793.T>、TREホールディングス<9247.T>なども高い。
エヌ・ピー・シー<6255.T>が大幅反発。環境省が2025年度の税制改正で、廃棄物処理の高度な技術を持つなどして国の認定を受けた事業者向けの法人税の減税措置を求めると報じられたことが材料視されている。
23日付の日本経済新聞朝刊によれば、事業者が設備投資にかけた費用の一定割合を法人税から控除する案を想定するという。太陽光パネルやペットボトルといった資源の有効活用に弾みをつけ、業界全体の技術底上げを図るとしている。
同社は太陽光パネル解体装置を手掛けていることから、事業へ追い風とみた買いが入っている。産廃処理大手のダイセキ<9793.T>、TREホールディングス<9247.T>なども高い。
★9:30 東宝-MSMUFGが目標株価を引き上げ アニメ拡販と自社配給映画作品の売上好調
東宝<9602.T>が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、アニメ拡販と自社配給映画作品の売上好調と指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を5500円から5900円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、1Q収益好調(YoY34.1%営業増益)から利益予想を増額。主因は、調整額(共通費増)による赤字幅拡大があるが、映像(アニメ拡販)と映画営業(自社配給作品の売上好調)の増額効果が上回るためという。アニメ拡販の背景には、人気漫画作品の獲得によるテレビアニメ作品の増加、新シリーズ追加、作品の長寿化などの積み上げ効果が大きいとみている。一方、海外持分法適用関連会社の収益悪化から持分法による投資損失の拡大(営業外費用)を見込んでいる。
東宝<9602.T>が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、アニメ拡販と自社配給映画作品の売上好調と指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を5500円から5900円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、1Q収益好調(YoY34.1%営業増益)から利益予想を増額。主因は、調整額(共通費増)による赤字幅拡大があるが、映像(アニメ拡販)と映画営業(自社配給作品の売上好調)の増額効果が上回るためという。アニメ拡販の背景には、人気漫画作品の獲得によるテレビアニメ作品の増加、新シリーズ追加、作品の長寿化などの積み上げ効果が大きいとみている。一方、海外持分法適用関連会社の収益悪化から持分法による投資損失の拡大(営業外費用)を見込んでいる。
★9:34 エンビプロHD-急騰 新中計を策定 29.6期のROE14%めざす
エンビプロ・ホールディングス<5698.T>が急騰。同社は22日、25.6期から29.6期までの5年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。
数値目標として、29.6期の経常利益は47.0億円(24.6期は実績値で17.8億円)、ROEは14.0%(同3.2%)をめざすという。
同社は変革期を迎えており、昨今の急変する市場に柔軟に対応するべく、 5年間の中期経営計画を毎期再考し、ローリングする方針だとしている。
エンビプロ・ホールディングス<5698.T>が急騰。同社は22日、25.6期から29.6期までの5年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。
数値目標として、29.6期の経常利益は47.0億円(24.6期は実績値で17.8億円)、ROEは14.0%(同3.2%)をめざすという。
同社は変革期を迎えており、昨今の急変する市場に柔軟に対応するべく、 5年間の中期経営計画を毎期再考し、ローリングする方針だとしている。
★9:36 荏原製作所ー東海東京が目標株価引き上げ CMP装置の用途拡大と地域拡大で業績を押し上げ
荏原製作所<6361.T>が続落。東海東京調査センターでは、CMP装置の用途拡大と地域拡大で業績を押し上げと指摘。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は3360円→3600円に引き上げた。
東海東京では、精密・電子事業の主要製品がCMP装置であり、今後の需要拡大を予想。その理由は、(1)半導体製造工程でのCMP装置の用途が広がる、(2)中国市場への販売促進、の2点を挙げている。最先端デバイスの生産技術として多層化が進んでおり、ウエハ表面の平坦度を高める必要が出てきたと指摘。そのために、CMP装置の出番が増えてくると考えている。
荏原製作所<6361.T>が続落。東海東京調査センターでは、CMP装置の用途拡大と地域拡大で業績を押し上げと指摘。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は3360円→3600円に引き上げた。
東海東京では、精密・電子事業の主要製品がCMP装置であり、今後の需要拡大を予想。その理由は、(1)半導体製造工程でのCMP装置の用途が広がる、(2)中国市場への販売促進、の2点を挙げている。最先端デバイスの生産技術として多層化が進んでおり、ウエハ表面の平坦度を高める必要が出てきたと指摘。そのために、CMP装置の出番が増えてくると考えている。
★9:37 PSS-大幅高 タイでエムポックス重症型の報告と伝わる
プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が大幅高。タイでエムポックス(サル痘)の重症型が報告されたと伝わったことが材料視されている。
22日の共同通信報道によれば、タイ保健当局が同日に、アフリカのコンゴから中東を経由して入国しエムポックスを発症した欧州の男性が、より重症化しやすい「クレード1」に感染していたことを明らかにしたという。アジアでクレード1の感染者が報告されたのは初めてとしている。
報道を受け、エムポックス検査キットを取り扱う同社に買いが入っている。医療用衛生材料を取り扱う川本産業<3604.T>、防護服専門商社のアゼアス<3161.T>なども高い。
なお、日本証券金融(日証金)が22日、同社株について23日より増し担保金徴収措置を実施すると発表しており、貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられている。
プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が大幅高。タイでエムポックス(サル痘)の重症型が報告されたと伝わったことが材料視されている。
22日の共同通信報道によれば、タイ保健当局が同日に、アフリカのコンゴから中東を経由して入国しエムポックスを発症した欧州の男性が、より重症化しやすい「クレード1」に感染していたことを明らかにしたという。アジアでクレード1の感染者が報告されたのは初めてとしている。
報道を受け、エムポックス検査キットを取り扱う同社に買いが入っている。医療用衛生材料を取り扱う川本産業<3604.T>、防護服専門商社のアゼアス<3161.T>なども高い。
なお、日本証券金融(日証金)が22日、同社株について23日より増し担保金徴収措置を実施すると発表しており、貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられている。
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