後場コメント No.2 富士通、ホリイフード、アサヒインテック、PI、共英製鋼、ジーニー

2024/08/30(金) 15:00
★13:03  富士通-4日続伸 光伝送装置で欧州参入へ 脱・中国製に商機=日経
 富士通<6702.T>が4日続伸。日本経済新聞電子版は30日12時に、同社が高速・大容量のデータ通信に使う光伝送装置を欧州市場に売り込むと報じた。ドイツ・デュッセルドルフで11月に実証施設を開き、通信事業者が使用中の伝送装置との互換性などを確認できるようにする。2025年4月以降は現場実証に移行するという。
 
 記事によると、投資額は非公表だが、総務省が2億7000万円を補助するという。経済安全保障の意識が高まるなか、通信網からファーウェイなど中国製品を排除する動きは欧州でも広がっており、同社は置き換え需要の取り込みを狙うとしている。

★13:11  ホリイフード-後場急騰 シティクリエイションによるTOB成立
 ホリイフードサービス<3077.T>が後場急騰。同社は30日13時、シティクリエイションホールディングスによる同社への公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。

 TOB価格は1株につき392円。買い付け予定数の下限297万6800株、上限368万3300株に対し、応募数は326万3900株となった。TOB成立後も同社の上場は維持される予定としている。

★13:20  朝日インテック-野村が目標株価引き上げ 四半期営業利益の懸念はいったん解消
 朝日インテック<7747.T>が反発。野村証券では、四半期営業利益の懸念はいったん解消と判断。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を1900円→2440円に引き上げた。

 同社の株価は8月14日の24.6期4Q(4-6月)決算発表後に急回復した。決算は実績、25.6期会社計画ともに野村予想線だったが、従前懸念されていた25.6期1Q(24年7-9月)の営業減益リスクが低下したことが好材料になったとみている。従来(8月7日付)は株式市場の停滞影響が強く、円高による業績悪化リスクも高まったが、今回は前々回(5月20日付)の目標株価設定時と同様の見方へ戻したとしている。

★13:20  プレステージ-反発 ブラジル現地法人で保険販売事業開始
 プレステージ・インターナショナル<4290.T>が反発。同社は30日13時、ブラジル現地法人において保険販売事業を新たに開始すると発表した。メディカルサポートプログラムのオプションとして保険販売事業を開始することで、対象地域の駐在員や帯同家族に対し、より質の高いサービスの提供をめざすとしている。
 

★13:44  共英製鋼-SMBC日興が目標株価引き下げ 鉄屑安で国内は好転も海外事業が低迷
 共英製鋼<5440.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、鉄屑安で国内は好転も海外事業が低迷と指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を2300円→2200円に引き下げた。

 SMBC日興は、目標株価算定の基準となる26.3期のEPS予想を329円から312.9 円に減額した。鉄屑安による国内スプレッド拡大により、25.3期の営業利益は会社計画の超過を予想するが、ベトナム、北米事業の低迷が続くとみている。設備が老朽化した米国のVintonの稼働状況にも注意としている。

★13:47  ジーニー-後場上げ幅拡大 キヤノンITソリューションズと販売代理店契約を締結
 ジーニー<6562.T>が後場上げ幅拡大。同社は30日12時、キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>傘下で中堅・中小企業から大手企業を顧客基盤に持つキヤノンITソリューションズ(以下キヤノンITS)と「GENIEE SFA/CRM」の販売代理店契約を締結したと発表した。
 
 これまでにないスピードで多様化する顧客の要望に応えるために、中堅・中小企業から大手企業まで多様な業種/業態の顧客へのSFA/CRM製品の提供実績を持つキヤノンITSとの販売代理店契約に至ったとしている。


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